読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
とある事件を起こし、警察に追われていた織音は、「組織」の人間という蒼嶋ユリに捕らえられる。逃亡の手助けをする代わりに、宇宙ステーションのシステムを落とせという。宇宙ステーションには、織音が生まればかりの頃、交通事故で亡くなった母、里美がいた。けれど里美は、織音が知っている写真の姿のままで……。
フルCGアニメーション。一時間ないくらいの短い映画です。SFです。死んだはずの母と宇宙ステーションで再会して、母娘ごっこをするのですが、彼女は本当に母なのか? 宇宙ステーションで何が? という謎と絡んでいます。
見終わって思ったのは、「おかあさんこわい」でした。ヤンデレお母さんだった……。
いや、かっこいいし嫌いじゃないんですけど、娘のためならなりふり構わない感じがすごくて。最終的にクリーチャー……(ごほごほ)
DVDに収録されている短編が二つ。「文使」と「Turquoise Blue Honeymoon」というのがあるのですが、この「文使」がすごく好きでした。白拍子の月草と牛使いの蜻蛉丸の物語なのですが、台詞が面白い。古文調で、現代語訳の字幕が付いている。ちょっとこわいシーンもあったんですが(天井に……)、台詞を聞くのがすごく面白かった。
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