読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
富裕層の子女たちが暮らす寄宿学校に家庭教師としてやってきたヴァイオレット。主人であるイザベラは、とある事情で淑女の教育を受けていないため、かつての依頼人を通じてヴァイオレットに教師役が回ってきたのだ。短い日々の中で友人となった二人。イザベラが託した手紙を届けた、数年後。イザベラの「妹」テイラーが郵便社にやってくる。
原作の「外伝」に収録された「永遠と自動手記人形」をメインにして、成長した妹テイラーが郵便社にやってくるエピソードを追加したもの。原作を大事にしつつ、素敵なエピソードを補完してくれて、とってもとっても嬉しかった!
イザベラ=エイミーとテイラーが手紙を通じて、お互いの絆を確かめ合う。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という作品にふさわしいエピソードだと思いました。短くも愛がこもったあの手紙が、確かに二人の姉妹を繋いでくれていたのだと思うと涙が溢れてしまった。
原作も読んだし、EXエピソードも、外伝も、劇場版も満たし。本当に本当に、素敵な作品でした。この作品を愛するすべての人が幸せになりますように。
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