読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
NY市長選を控えたスタックス氏は、極度の潔癖症。家族はおらず、人を寄せ付けず広い家に一人で住んでいる。アニーは里親の元で暮らす孤児。両親が残してくれたペンダントと手紙を大事にしながら、手紙が書かれたレシートのレストランに毎週金曜日通っている。それでもアニーは暗くなったりせず、いつか両親が迎えに来る、明日が来ると歌う。そんな二人は、アニーが道路に飛び出したところをスタックス氏が助けてくれたことをきっかけに、イメージアップのため、同居することに……。
2014年のアニーです。実は今まで見たことがないので、すごく現代的にアレンジされているであろうあれこれが分からなくて悔しい思いをしました。
いい話だなあ……。前向きで物怖じしない、賢いアニーが、スタックスの心を溶かす、というベタな展開。大好きです。二人の出来事がメインだったのですが、周りの反応とかもうちょっと見たかったし、一緒に暮らしていた孤児たちが何を考えているかというのももう少し知りたかったなあ。
一番グッときたのは、飲んだくれの里親ハニガンが、アニーと仲良しの雑貨店の店主ルーから「アニーが君を尊敬していると言っていた。励まされるって」というようなことを聞かされるところ。それをきっかけに、ハニガンは「変わりたい」「もう一度始めたい」と、アニーとスタックスとの三人の曲で歌うんですよね。自分の知らないところで、自分を褒めてもらっていたというのは、力になるよな……とじんわりしました。
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