読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々


聖杯戦争、それは英霊と呼ばれる英雄たちサーヴァントとそれを使役するマスターたちの、万能の願望機をめぐる戦い。偶然的にマスターになった衛宮士郎は、学校の有名人で実は魔術師である遠坂凛や、謎めいた少女イリヤたちと関わりながら戦いに身を投じる。正義の味方になるという夢を抱く士郎だが、友人の妹、間桐桜を大事な存在と感じるようになり……。
劇場版第1作は再観賞。見たっけ? と思いながら見ていたんですが、やっぱり過去に見ていましたね。
第二作はだいぶ話が進み、ライダーのマスターの正体であったり、桜が間桐家で何をされてきたかなどの家族関係、最大の敵の出現など盛り沢山。しかしゲームでやったはずなのにこんなに露骨に桜の性的な話って出たっけな……? と首を傾げました。この年齢になって見ると、とにかく哀れで……。当時いまいちぴんときていなかった、第四次聖杯戦争参加者の間桐雁夜の必死さがいまになって理解できた気がします。
しかし他の2ルートが正統派なら、こっちはだいぶニッチだなあ。好きな部類の話なんですが、とにかく敵が怖い。弓王を喰って満ちるってやばいよな……と思うFGOマスターの私。
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バスケットボールのスター選手だったマイクは、しかし恋人の妊娠をきっかけに夢を諦め、家庭を持った。だが現在妻からは離婚を切り出され、高校生の娘と息子には鬱陶しがられ、仕事をクビにもなってしまった。かつての栄光を頼りに訪れた母校で不可思議な老人に出会ったマイクはその夜、不思議な出来事によって、何故か17歳の姿に戻ってしまう。夢を諦めたあの日の続きができると、親友に父親のふりをするように頼んだマイクは、しかし自分の子どもたちの現状や、妻の本当の気持ちを知ることとなり……。
これまたハッピーは映画だな! 若返って自分の子どもたちと仲良くなるって楽しい。でもまさか娘に迫られる展開があるとはって感じだったけど笑
大人になってからわかったことを、十七歳の子たちに説くのは、おかしさもあったけれど真剣でとてもよかったな。こういうのが若返った話の美味しさだと思います。そのときわからなかったこと、本当に大事だったことを、どうか若人たちが間違えないように、不幸にならないようにという祈る気持ち。
妻スカーレットが17歳のマイクからもう一度惚れ直し、当時のきらきらした気持ちを取り戻したマイクとやり直すのは、希望が持てる終わりでした。楽しかった。

ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは恋人が他の女性と婚約したことを知らされて傷心だった。一方アメリカで映画予告の制作会社を経営するアマンダは恋人の浮気に気付いて別れを告げた。折しも休暇となった二人は当時流行していたホーム・エクスチェンジで互いの家を交換し、バカンスを楽しむことになる。そこにはもちろん新しい出会いと恋が待っていて……。
なんてハッピーな映画! 本当にハッピーで可愛くって楽しかった。
互いに働いて自立している女性が、誠実でない恋人に振り回されて傷付き、場所も家も一時的に変えて自分も変わるというお話。アイリスはアマンダの仕事仲間と、アマンダはアイリスの兄と恋に落ちるのですが、距離を縮めつつも決定的な出来事になかなか至らないもだもだが可愛い。アマンダは身体の関係を持ったくせにちゃんと恋人になることができないのが不器用でおかしかったし、アイリスは恋愛模様の他に、アマンダ宅のご近所さんの有名脚本家のアーサーと年齢や国籍や性別を超えた友情を育むというのがすごくよかった。「出会い」が人を良い方向に変える、ということをとことんハッピーに描いた作品で、とっても楽しかったです。
「悪魔くん」(Netflix)
怪異の調査を行う千年王国研究所、半悪魔のメフィスト3世と天才少年悪魔くんこと埋れ木一郎は悪魔に関連すると思われる事件を持ち込む相談者と出会う。偉大な父親の影に反発しながらも、二人は互いを相棒として夢に向かって戦っていく。
新しい悪魔くんの養父は初代、という、世代を変えた新作。いやあおしゃれだなあ! 一つ一つのカットや色彩が、ちょっと怖いお話であることをしっかり表現しつつ、どこを見ても様になるって感じ。
この世に人として交われないと思いながら、孤独であることを受け入れる悪魔くんと、それでも人と関わっていようとするメフィスト。相反する二人の凸凹コンビは話が進むにつれて愛おしくなってくる。うまくいっていないように見えて、向こうがいないと困る、特に悪魔くんが、というところ、バディものの美味しいところでにやにやしちゃう。
怪異の調査を行う千年王国研究所、半悪魔のメフィスト3世と天才少年悪魔くんこと埋れ木一郎は悪魔に関連すると思われる事件を持ち込む相談者と出会う。偉大な父親の影に反発しながらも、二人は互いを相棒として夢に向かって戦っていく。
新しい悪魔くんの養父は初代、という、世代を変えた新作。いやあおしゃれだなあ! 一つ一つのカットや色彩が、ちょっと怖いお話であることをしっかり表現しつつ、どこを見ても様になるって感じ。
この世に人として交われないと思いながら、孤独であることを受け入れる悪魔くんと、それでも人と関わっていようとするメフィスト。相反する二人の凸凹コンビは話が進むにつれて愛おしくなってくる。うまくいっていないように見えて、向こうがいないと困る、特に悪魔くんが、というところ、バディものの美味しいところでにやにやしちゃう。

何をするにもだるくてやる気のない田中。いつも彼の世話を焼いている友人の太田。頑張らない彼らと同級生たちの、のんびり楽しい青春コメディ。
学校内を移動するのも、授業を受けるのも、何もかも面倒だなあ……とぼんやり思っている田中と、それにツッコミを入れながら世話を焼いてくれるオカン的な太田のコンビと、同級生や家族など個性的な面々が登場するゆるゆるっとした作品。
田中くんはまったくやる気がないわけじゃなくて、考えていることを伝えたり、ちょっと頑張ってみたりと、根はいい子だというのがちゃんと伝わってくるのがいい。誰かのやる気を削いだりしないし悪くも言わない、そんな彼をみんなが受け入れてくれている、本当に優しい世界の話だったな。なんだろう疲れていたんだろうか、めちゃくちゃほわほわーっとして、すごく癒されました。
「Death Note/デスノート」(Netflix)
そのノートに名前を書かれた者は死ぬ。ライト・ターナーは真面目で勤勉ながら、クラスメートたちに利用されている高校生だったが、死神リュークのノートを拾い、悪人を裁く「キラ」として行動し始める。だがそれは多くの人々の目を集め、危険なキラを捕縛するために警察や名探偵「L」が動き出すことに……。
アメリカ、Netflix版のデスノ。まったくの別物として見ような!
平凡な高校生がデスノートを拾い、キラとしてLに追われるんですが、面白いなと思ったのが原作のミサの立ち位置にいるミアと二人でキラとして活動し、そのうちミアの方が過激になっていくという展開。その後ライトがミアを邪魔に思うようになって、というのも、やっぱりかと思いながら興味深く見ました。
そんな風にしておおっと思うところもあれば、いやこれは……と苦笑してしまうところもあり。Lが天才名探偵……? と首を捻るような言動で、ハラハラしないどころか、もうこれ絶対殺されるよなと思えてしまって。あまりにも迂闊。
そのノートに名前を書かれた者は死ぬ。ライト・ターナーは真面目で勤勉ながら、クラスメートたちに利用されている高校生だったが、死神リュークのノートを拾い、悪人を裁く「キラ」として行動し始める。だがそれは多くの人々の目を集め、危険なキラを捕縛するために警察や名探偵「L」が動き出すことに……。
アメリカ、Netflix版のデスノ。まったくの別物として見ような!
平凡な高校生がデスノートを拾い、キラとしてLに追われるんですが、面白いなと思ったのが原作のミサの立ち位置にいるミアと二人でキラとして活動し、そのうちミアの方が過激になっていくという展開。その後ライトがミアを邪魔に思うようになって、というのも、やっぱりかと思いながら興味深く見ました。
そんな風にしておおっと思うところもあれば、いやこれは……と苦笑してしまうところもあり。Lが天才名探偵……? と首を捻るような言動で、ハラハラしないどころか、もうこれ絶対殺されるよなと思えてしまって。あまりにも迂闊。

平賀=キートン・太一は冴えない考古学者、大手保険会社ロイズの保険調査員、そしてSASのサバイバル教官だった過去を持つ男。頭脳明晰で人当たりもよく、戦闘技術にも長けている彼は世界各国を飛び回りながら、大学講師として生活する手段を模索していたが、数々の事件に遭遇してしまい……。
おおよそ一話完結の事件解決もの。戦争であったりマフィアであったり、世界的に色々なものが大きく揺れ動いて変わりつつある時代の話。
見た目のせいで侮られがち、けれど実力を備えた大人の男性が結果的にチートする、という昨今の作品に近しい内容だなあなんて思いました。というか、昔からこういう作品が大人の読者に好まれていたのが近年若い世代もそうなってきたという話か?
いかにもな設定だなあと思うのは、キートンがバツイチで、けれど元妻にまだ気持ちがあり、実の娘はよくできた子で……というところ。優秀な探偵はやっぱりバツイチだよなと思いました。

少年時代、UFOを目撃した南波六太と弟の日々人は「一緒に宇宙飛行士になろう」と誓い合い、その十九年後、夢を叶える。だが月へ行くことになったのは弟の日々人だけで、兄の六太は自動車関連の企業に勤めていたが上司に頭突きをしたことでクビになってしまっていた。だがこれが、六太が宇宙飛行士になるチャンスに繋がった。運がないと思いながら、積み重ねてきた多くのものと独特の魅力で、六太は宇宙を目指す。
実写映画と、アニメ映画の0を視聴済み。
なんだこの号泣しまくりの作品は!? という連続で、中盤くらいからだいぶ泣きましたね……。宇宙を目指す、宇宙に憧れる多くの人たちが少しずつ縒り合わせてきたものを繋ぐ作品だよなあ……。次へ、次へ、と思いを渡していく作品に弱いんだよお……。
冴えない見た目に設定されていながら、六太がただすごくて。トランペットを吹くことにしたエピソードで「これが一番音が出にくい」と言ったこととか、物づくりに対する姿勢、気恥ずかしさから言葉に出せないけれどちゃんと相手を信じている姿勢、そういうものが完璧に備わった主人公だと思います。こんなん夢託したくなるでしょ! って感じで。
登場する人たちがそれぞれ魅力的で、何の変哲もない生活に嫌気がさしながら目指すものが見つかった途端に見えるものが変わるケンジであったり、引きこもりの弟を案じてその失敗と決意をもって自分の夢に挑む新田だったり、南波兄弟をずっと見ていたJAXAの星加だったりシャロンだったり、思い出すだけで涙腺が。
何より随所随所で宇宙飛行士たちを助け、日々人の窮地を救ったブライアンのことを思うと泣けて泣けて仕方がなかった。本当に偉大な人だ。宇宙飛行士たちの輝ける星、象徴みたいな人だ。
アニメは99話、六太がキャプコムとして動き始めた頃で終わっています。この後だいぶ話が進んでいるんだよな!? うおおお続きが知りたーい!!

そこは妖精の国と人間の王国が対立するところ。翼を持つ少女マレフィセントはある日人間の少年ステファンと出会い、恋に落ちる。しかしマレフィセントの十六歳の誕生日、ステファンは王になる資格を得るため、彼女の羽を切り取って奪い去ってしまった。深い悲しみと怒りを抱いて、マレフィセントは王になったステファンの娘、オーロラ王女に「十六歳の誕生日の日没までに糸車に指を刺され死の眠りにつく」と呪いをかける。呪いを恐れたステファン王は王女を妖精に預けて隠し育てさせるが、それをマレフィセントも見守っていた。
マレフィセントという魔女を肯定する物語。ここからヴィランズの人気もさらに高まっていったような気がします。
「眠れる森の美女」という作品で、祝宴に招かれなかったから王女に呪いをかけたという魔女を、そうするに至った理由があり、妖精である彼女の本質は優しく愛を知る存在であるという設定が、とてもお伽話らしくていい。誰からも愛されるオーロラに魅せられ、彼女を愛さずにはいられず、不器用な優しさでオーロラを助ける展開は、マレフィセントが誰よりも親らしくあり、頼れる友人であるシーンで胸を打たれました。
マレフィセントとオーロラの組み合わせもよかったですが、マレフィセントとディアヴァルの組み合わせも非常によかった! 自分だけは本当のあなたを知っているという従者、よきですね。

僕、ダックスフントの"フンフン"。
春。わくわくの新しい季節。藍ちゃんもついに大学生……ってどうしたの藍ちゃん、なんか毛皮が爆発してるよ!!
片想いの相手、鴨井から動物園に行こうと誘いを受けた藍。これってデート?
はりきってパーマをかけてイメチェンを狙ったはいいが、失敗してボンバーヘッドになった藍。落ち込む藍に、心晴が知り合いの美容師を紹介してくれた。彼女は鴨井の実の妹、燿里だった。
藍は燿里から、鴨井家ではいまだにキャロルの死についてわだかまりがあることを聞く。鴨井が家族の猫だったキャロルを連れて就職してしまった上、ひとりで死なせてしまったことを下の妹、陽咲が怒っているというのだ。
キャロルの死の遠因である藍は動揺する。この関係、本当に進んでいいの……?
あと一歩が踏み込めない、両片想いの二人に本物の春は来るのか?(Amazonより)
拙者、くっつこうとしている二人に家族の話が絡むのが大好物侍。
そんなわけで最終巻、大学生になった藍と距離を縮めようとする鴨井ですが、キャロルのことや、大学デビューに失敗しかけたり、デートが上手くいかなかったり、真面目で一生懸命な二人は色々と苦戦。けれどフンフンやプー子の努力もあって、ついにおまけの十年後の話にたどり着くという、最後までほんわかと優しいお話でした。それでも動物と暮らす難しさだったりが、ごく自然と描写されているのがとてもいい。「暮らしている」って作品の雰囲気がすごく感じられて。