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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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二度目の人生は愛しの皇帝陛下と離婚したい!
なのに彼の溺愛の手が緩むことはなくて…。
敗戦国の王女エトワールは、戦勝国の皇帝アルフレートに嫁ぐことに。結婚初日、うたた寝から目覚めると、エトワールは一度目の人生の記憶を取り戻していた。それは、彼に愛されることで二人とも破滅する未来で…。彼を愛した感情も蘇り、今世では彼だけでも破滅回避させることを決意!離婚すれば彼を巻き込むこともなくなると考えたエトワールは、どうにかして彼と仲良くならないように奮闘する——が、アルフレートはなにかとエトワールに接近してきて…!「生きている限り君を大切にしたい」彼のために愛されたくないと思うのに、果て無い溺愛を注がれ続け…。
離婚したい皇妃×一途な冷酷皇帝、両片想いの政略結婚。(裏表紙より)

身重の状態で反乱を起こした貴族の人質となり、結果、自身も子どもも、夫も命を落としたエトワール。だが次の目覚めたとき、その夫との結婚初夜の日に巻き戻っていることに気付く。
ループ要素はありますが一回だけ。反乱が起こったときに自身を助けにこないよう、アルフレートと距離を置こうと決めたエトワールが「その日」までに起こる災害を未然に防ぎつつ、自身も逃れようと少しずつ手を打っていく。
エピソードが足りなかったんだろうなあという感じで、二度目の反乱が描かれる終盤はいきなり話が畳まれ始めたの残念。アルフレートと距離を取ろうにも中途半端なままだったので、もうちょっとじりじりした駆け引きが見たかったなあ。離れなきゃいけないのにどうしても動いてしまう、みたいな。
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伯爵令嬢フェリアは、悪逆非道の“悪役令嬢”だと事実無根の噂を立てられた上、それを信じ切った婚約者に婚約破棄を突きつけられてしまう。そんな彼女が紹介された新たな結婚相手は、“熱血騎士”と有名な騎士隊長ヴィル。「フェリアはオレの! 最高の妻です! 決して悪役令嬢などではありません!」何事にも全力で予想外の行動続きな彼に、ときめきが止まらないフェリア。夫婦として距離を縮めていくさなか、元婚約者が不審な動きを見せ始め——!?(裏表紙より)

声がでかい、身体がでかい、あんまり空気が読めない、女性との接し方が下手、とご令嬢方の結婚相手として望まれてこなかった熱血騎士のヴィル、そんな彼に助けられてしまったことで恋をしてしまったフェリア。フェリアは昨今流行の小説があまりにも現実に近しいことを書いてあるせいで、作品に登場する「悪役令嬢」のモデルで同じことをしているのだと思い込まれていた。
だいぶフェリアがかわいそう……小説のモデルっぽいから悪役令嬢と同じことをしているんだと思う周りの人間の浅はかさよ。でも作品を書かない人だとこういう感じの思考になる人も多いんだろうなあ。そんなわけで元婚約者を含め、考えや言動に問題のある人ばかりに囲まれているヒロインとヒーローです。
ヴィルの熱血騎士ぶりが不器用すぎて笑ってしまう。初夜のあれはどうなのかと思いながら、ヴィルらしくて笑っちゃった。置き去りにされたフェリアは複雑だっただろうけど、ヴィルの一生懸命さが伝わったエピソードだと思います。
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札幌の企業に就職して、新生活をスタートさせた料理男子・播上。昔から料理好きで、毎日手作り弁当を持参していたある日、社員食堂で暗い顔をした同期の清水に気づく。彼女を励ますべく、おかずをひと切れプレゼントしたことから、二人は昼休憩を一緒に過ごす“メシ友”になる。波乱の社会人生活! 清水に励まされ癒やされる日々で、いつの間にか生まれた彼女への想いに気づき——? お弁当が結ぶ、ほのぼの恋物語。(裏表紙より)

ランチからディナーまで6年。帯にしっかり書籍化前のタイトルが大事にされていることが感じられて、大事にされていて嬉しいなと思いました。
思い悩む会社の同期に八つ当たり的に絡まれたことが気になって、翌日声をかけたことから、男女の友情、やがては恋になる六年となる。
お弁当や料理で交流を深める二人が可愛い。男女間の友情なんてないよと言われたり、付き合ってるんだよねと言われまくったり、会社の人間関係の面倒くさい感じや、それぞれの仕事に対する気持ちや姿勢の変化がとてもリアル。一年の間を切り抜く形のエピソードが続くのでがっつり仕事で悩むって感じじゃないのが読むやすくてよかったな。
でも……二人とも恋愛に関してめちゃくちゃ気が長い! 多分一般的には藤田さんのように言われると思うんだよな。でもこういうペースが合う二人だからこそ今後の結婚生活がうまくいく予感を感じさせて、最後まで微笑ましくてよかったです。
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好奇心とユーモアが大・炸・裂。胸躍るルポエッセイ!
博物館が大好きな著者が、まじめに、ときに妄想を膨らませつつお宝や珍品に迫る。「なぜ、こんなにたくさん集めなすった!?」という著者の素朴な疑問に答えてくれるのは、慎み深くも超キャラ立ちした学芸員さんたち。人類史、鉱物、漫画、SM、服飾、地場産業、伝統工芸……さまざまな世界と人間への情熱と愛と好奇心に満ちたルポエッセイ。解説/梯 久美子(裏表紙より)

茅野市尖石縄文考古学館。国立科学博物館。龍谷ミュージアム。奇石博物館。雲仙岳災害記念館。石ノ森萬画館。風俗資料館。めがねミュージアム。ボタンの博物館。熱海秘宝館。日本製紙石巻工場。岩野市兵衛さん。
以上の博物館などをめぐり、学芸員さんに話を聞き、体験をするなどしたルポエッセイ。めちゃくちゃ楽しそうで羨ましい!
たくさんの博物館にすごく行きたいと思っているところなのですが、読むとより行きたい! と思えてわくわくしました。館の関係者さんたちに話を聞いているところもいい。何かに打ち込む人たちの情熱が感じられて面白かった。
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人付き合いが苦手で常にヘッドホンを装備する男子高校生のチェリーは、上手く話せないことからその思いや感情を俳句にしてSNSに投稿する毎日。一方動画配信サイトの配信者として活動する女子高生のスマイルは元三姉妹アイドルだがある理由でマスクを手放せない。そんな二人がスマホを落としたことをきっかけに交流を重ねるようになり……。

タイトルからして青春! という印象がある作品。ポップな色合いがちょっと眩しいのでもうちょっと優しい色がいいなーと個人的に思ったりもしましたが、賑やかな彼ら彼女らが強調されていてこれはこれでありだなと思います。
車での移動が必須の地方の、大きなショッピングモールがある街での出来事。SNSで距離を縮めるチェリーとスマイルが可愛かったなあ。いやもうそのいいねとフォローはどきどきするよね! とにっこにこで見てました。
一方でお年寄りの描写もあるのがリアル。チェリーたちとフジヤマさんとの関わりも、いまどきっぽい印象がありました。こう、職員さんたちより距離を取りつつ、でも優しくないわけじゃない感じというか。でも何かしたいと思ったときの行動力はすごく親身だったりとか。
ところで、レコードの曲げを伸ばそうとした瞬間に悲劇が見えて叫んじゃったよね……。その辺りの知識のなさもリアルだった。
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かつて不死身の龍と呼ばれて恐れられた伝説の極道、黒田龍は、結婚を機に足を洗い、専業主夫として家庭を守りながらご近所さんたちと平和な日々を過ごしていた。だがある日玄関前にどこからやってきたのかベビーカーに乗った男の子が現れる。警察に届けるも養護施設に預けられると聞いて反対した龍は、その子を仮にリュウと呼び、保育園を頼ることにするが……。

強面で、極道ものの言動が抜けきれないせいで勘違いされながらも実は家事スキルが非常に高い専業主夫のアットホーム任侠コメディ。
登場人物がものすごい顔をして凄まじい勢いで啖呵を切るのがもう面白くて面白くて……。まさか「脳みそチューチュー吸うたろか」が飛び出すとは思わなくて巻き戻して二度見しちゃった。強面でかっこいい、または美しいお顔の役者さんたちが迫真の怖い顔になるのがいいよね!笑
元ヤクザ者が主人公なので、弱いものを守る、子どもを守る、悪い大人とは全力で、な正統派ヒーローもののストーリーで楽しい。気を楽にして楽しめる作品だと思いました。
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夏休みの宿題の自由研究に行き詰まっていたのび太。最終的にドラえもんを頼り、ひみつ道具「創世セット」を使って新たな宇宙を作り出して観察絵日記をつけ始めることにする。新しく誕生した地球に降り立ち、進化の歴史を垣間見るのび太たちだが、その星では人間以外の種族も進化しており……。

ひみつ道具で地球を作ったら、他の人類が出現してあれやこれや、というだいぶ壮大なお話。仏を拝む祖先のそっくりさんに「神だってば」と主張するのび太が子どもらしくてちょっと笑ってしまった。宗教のことは小学生にはきっと難しい。
久しぶりに環境問題等々が関わらない内容だったように思うけれど、地球を作って、その歴史を見るというのはいままでの話の総まとめみたいで興味深かったな。いままでいろんなところを見てきたよねえと感慨深くなってしまった。
ここまでだいぶ見てきたけどまだまだいっぱいあるな映画ドラえもん。リメイク版にたどり着くのが遠いわー。
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それはディスボードの世界が始まる6000年前、エルフ、ドワーフ、フリューゲルなどの種族が争う時代。その戦いによって大勢の人類が巻き込まれ、隠れ住むことを余儀なくされていた。人類種のリーダーであるリクは、ある日エクスマキナの少女・シュヴィと出会う。人間の心を解析することを求めるシュヴィとの出会いこそ、世界を変えることになるのだが……。

ゲームの勝敗ですべてが決まる世界、の、始まりの物語。本編は見ていましたが、まさかこういう神話に絡む話があるとは……。人に近くありたい者と、それを受け入れた人のあがき、とても良いですね。いやでも切ないよ!
けれど二人の出会いのきっかけになったチェスが、最後の瞬間にリクの心にあったからこそテトが現れたんだと思うと、愛の力だなあ……と思うんですよね。神様に祈るとき、リクの心にはシュヴィがいたんだな……。
「King Gnu Live at TOKYO DOME」
2022年11月19日から20日の2日間に渡って開催された東京ドームでのライブ公演。

天才の所業(感想)。いやもうどうしてこんな曲を思いつくのかなあ! 歌えるのかなあ! という感じです。どれもドラマティックですごいんだよなあ。
だいたいどこかで聞いている曲が多いので馴染みがあるせいか、ライブの演出がより面白かった。ちょっと不気味な感じ、好きですね。
「ONE PIECE」(実写)
海賊王ゴールドロジャー。その処刑の際に言い残した「ひとつなぎの大秘宝/ワンピース」をめぐり、世界は大海賊時代に突入した。モンキー・D・ルフィもまた海賊王となるべく村を旅立った。かくして麦わらの一味の冒険が始まる。

原作を敬愛する人たちが一生懸命作りました! という気概が感じられる実写ドラマ。声優さんたちもアニメと同じ方々なので、それだけでこの実写に色々な人が期待をかけていることがわかるというもの。
外国人顔のルフィたちに最初はちょっと戸惑ったものの、吹き替えのおかげで安心して見ることができました。ルフィは本当に、表情がいい。表情の豊かさが完全にルフィだった。他の面々もばっちりだった。
個人的に、エピソードの主役に合わせて変化する冒頭のロゴがかっこいいのでグッズにしてほしい。ラバストとかキーホルダーにしたらそれぞれに推しがいるファンに需要があると思うんですけどどうですか。
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Author:月子
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