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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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シン・ゴジラ DVD2枚組
巨大生物の存在が示唆される情報に政府が対応を遅らせていく一方、それは蒲田に上陸。被害を受けた日本は対策を講じていくが、様々な要因により東京は壊滅に瀕する。日本はこの危機にどう立ち向かうのか。ゴジラと名付けられた巨大生物は果たして。

「蒲田くん」「内閣総辞職ビーム」「無人在来線爆弾」などネット上では印象的なワードが飛び交っていた印象だったのですが、今回初めてちゃんと見ました。ほとんど会議してるだけなのにめちゃくちゃ面白い!! なんだこれ!!
キャラクターが立っている上にめちゃくちゃリアルで、一人一人にドラマがあるなあと感じさせる台詞回しや表情がすごくいい。ストーリー上容赦ないところも熱いところもあってすごく面白かった。国家の危機に立ち向かう人たちの状況ってこんなんなのかなあと想像させるリアリティが本当にすごいと思う。
怪獣映画としての映像も迫力があってかっこよく、ヤシオリ作戦は熱かった。おお、おお……おおおおおお!! って叫んだ。
たいへん面白かったです。
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博多豚骨ラーメンズ 1 DVD (初回仕様版)博多豚骨ラーメンズ 3 DVD(初回仕様版)
人口の3%が殺し屋だという街、博多。この街で新入社員として殺し屋になった男の不運から、殺し屋たちが集う。時には戦い、時には復讐し、時には裏切りも……? 殺し屋たちの日常と非日常が入り混じる物語。

原作1巻は読了済。1巻だけかと思ったら複数巻(?)の話が1シーズンに入ってたんですね。
とりあえず林くんが主人公格だというのは把握できました。1巻読んだだけだと群像劇っぽかったんですが、林に焦点が当たると、本当に「人の心を失いかけて、でもなくしたくないと足掻いていた殺し屋少年が、周りに救われる話」だったなあと思いました。幸せになれよほんとに……。馬場さんお願いします……。
少年漫画的な熱さもあって、楽しい作品でした。
双翼の王獣騎士団2 狼王子と爪牙の剣士 (一迅社文庫アイリス)
王獣騎士団の騎士として副官の義兄ジークに追いつきたい。そして、団長のラルフ王子から寄せられる想いに応えたい——。そう願いつつ、入団したばかりの辺境伯公女エリカには、どちらもまだまだ遠く、もどかしい日々を過ごしていた。そんなある日、突然ジークからラルフとの恋愛を反対されてしまって!? 兄様に邪魔されても、この想いは止められないわ! 恋も一人前の騎士になることも諦めたりなんかしない!! 男だらけの騎士団で未来を拓く地味系乙女のラブファンタジー第2弾!(裏表紙より)

第二巻。見習いとして順調に経験を積むエリカだけれど、恋する相手は王位継承の可能性がある第三王子、義兄とは関係を修復したけれど恋を反対される状況。私がなりたい私って何? と思い悩む。
ここで登場する大人たち(エリカより年上の登場人物)はみんなエリカに、すごく大事なことを少しずつ教えて、より良い未来を選べるように導いてくれるんだなあ。魔獣と戦って、いろいろややこしい事情がある殺伐とした環境の中で、そんな風にエリカを育てようとしてくれる人たちの眼差しや言葉がくすぐったい。
できればエリカには、恋も騎士も諦めないでほしいです。
GOSICK II ゴシック・ その罪は名もなき (角川文庫)
〈“灰色狼の末裔”に告ぐ。近く夏至祭。我らは子孫を歓迎する〉不思議なその広告を見たヴィクトリカは夜、学園を抜けだし山間の小さな村にやってきた。時が止まったようなこの地で、またも起こった惨劇。それは、かつて彼女の母・コルデリアが巻き込まれた事件と呼応するかのように続いてゆく。そして、最後にヴィクトリカが見抜いた真実とは……!?
直木賞作家がおくるダーク・ミステリ待望の第2巻登場!!(裏表紙より)

灰色狼の末裔に呼びかける広告を見たヴィクトリカと、彼女を追って同行することになった久城が事件に巻き込まれる。ヴィクトリカの秘密がちらっと伺える巻だったかなあと思います。まだまだ序の口という感じだけれども。
ぞくっとするようなシーンやキャラクターがやはり見事で、深夜に読むのはちょっと雰囲気が出すぎて怖かった笑
ブロワ警部がデレてくれるのを期待する。
大泉エッセイ 僕が綴った16年 (角川文庫)
大泉洋が大学在学中の1997年から雑誌連載で綴ってきた幻の原稿108編と、40歳になった自身を振り返りつつ執筆した4編を一挙収録した大人気エッセイ集。文庫版では「家族」をテーマに大量書き下ろし、装画を手掛けたあだち充との対談も追加収録。「水曜どうでしょう」裏話や「大泉洋の在り方」についての独白など、「大泉洋が喋っているよう」と評された“饒舌なエッセイ”は爆笑必至、そして胸が熱くなる大泉ワールド全開の一冊。(裏表紙より)

だらだら喋ってる感じが実に大泉さんっぽいエッセイ。
やっぱりNACSについて書かれているものが一番好きだ。「最高の誕生日プレゼント」はその光景が浮かぶようで笑ってしまったし、「TEAM NACSの奇跡」はいいなあと思いました。真剣に取り組んで、かつお互いがライバルだからこそ、ぎすぎすしちゃったり、けどふっと軽くなったりする状況、なんだかわかる。
親バカな大泉さんも大変微笑ましかったです。
神様の御用人 (メディアワークス文庫)
神様にだって願いはある!
だから御用人は今日も行く!
 神様たちの御用を聞いて回る人間——“御用人”。ある日突然、狐神からその役目を命じられたフリーターの良彦は、古事記やら民話やらに登場する神々に振り回されることになり…!?
 特殊能力もない、不思議な力を放つ道具も持ってない、ごく普通の“人間”が、秘めたる願いを持った神様たちにできること。それは果たして、助っ人なのかパシリなのか。モフモフの狐神・黄金とともに、良彦の神様クエストが今幕を開ける!(裏表紙より)

神様ものの走りだったのかなあなどと発行日(2013年12月)を見ながら思う。
神様の願いを聞き届ける御用人になった、良彦。社会人になって膝を壊したことで会社に居辛くなり、辞職して現在はバイト生活。元御用人だったという祖父の伝手で選ばれることになってしまった良彦が、自分を探しながら神様と触れ合うお話。
良彦がごく普通の若者だというのがいいなあと思います。みんなが迷うことを迷っていつかきっと自分らしい答えが出せるんじゃないかな、なんて見守る気持ちで読んでました。
神様でも現代の人間社会に興味があるんだなあと微笑ましいシーンやエピソードがたくさんあって、特にネトゲをやる一言主神はちょっと笑ってしまった。そしてあの神様らしい雄々しいシーンなんですから、うまいなあ。
WARRIOR ~唄い続ける侍ロマン [DVD]
戦国時代。そこに生きたのは、野望を抱く者、忠信を尽くす者、裏切る者など己の願いを貫いた者ばかりだった。織田信長、明智光秀、柴田勝家、豊臣秀吉、徳川家康……交差する運命の物語。

「うぉおおりゃあああああ!!」なので「WARRIOR」なんですね。納得。
と思っていたら、最後に声が揃うシーンでむせび泣いてしまった……。熱いなあ、熱いよ……。
NACKSの皆さんのどの役も見所があってすごかったのですが、迫真の家康で、もう見入るよね。この家康なら天下をとるなあと思いました。弱さを知るこその天下人という感じでした。
ケンタウロスはさすがに笑ってしまった。すごいシリアスなシーンなのに……ごめん……。
HONOR ~守り続けた痛みと共に [DVD]
何故この村から祭りがなくなってしまったのか……少年たちの太鼓の師匠である五作は、山にこもりホラ話をする変わり者として疎まれていた。やがて少年たちは大人になり、それぞれの道を歩んでいたが、五作が倒れたことをきっかけに再会し、祭りの復活へと動き出す。彼の守った村の神域と木々が見つめてきた、その物語。

故郷を愛し、その村にいる人々を愛した人のお話。
五作の過去の話がいちばんきつかった……。少年たちには小さな不思議として見えていたものが、祭りの復活と親睦を守るということに執着している五作からすると、呪いにも奇跡にも感じられるような気がする。若者たちが最後に祭りを復活させて、太鼓を叩き続けたことで、五作はようやく救われたのかな……とも思う。
ファンタジックだけれど現実にも即していて、故郷への思いが感じられる作品だったかなあと思いました。
グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 [DVD]
オスカー女優グレース・ケリーとモナコのプリンスの世紀の結婚。だがその後の生活は波乱に満ちたものだった。はっきりと自分の考えを述べるグレースは宮廷人から眉をひそめられ、大人しくしろという夫とも喧嘩が絶えない。そんな折、フランスとの関係が悪化。諸外国を巻き込み窮地に立たされていくモナコ。家族を守るべく、グレースは公妃になっていく。

実在の人間を神聖視するのはいかがなものかとは思うんですが、おそらくかなり美化されたり実在の人物とは大きくかけ離れた描かれ方をしている人もあるんでしょうが、生涯一の難役に挑んだプリンセスという文句に釣られてしまった。
アメリカの一女優が、一つの国の高貴な家に嫁ぐ。それはもう波乱に満ちているのだろう、きっと肌に合わないと思ったり反発を受けたりするんだろう、と想像できるそのままが描かれていて、フィクションだとはわかっているのですがそこからどう自身と向き合い、そして国と向き合うかを決めていくグレースがとても興味深かったです。声を荒げたり悲嘆にくれて涙したり、親の理解を得られないと感じたり、子どもを愛したり。本当に普通の女性なんだよなあ。そんな彼女が覚悟を決めていくさまが、そして最後に人々の支持を受けるところが、「上に立つ才能とはこういうことだ」というのを見せつけられたような気がしました。
パンドーラ―水の神話 (コバルト文庫)
翠子と遠哉は、17歳の高校生の双子の姉弟。数年前に母は亡くなり、ふたりは父親とともに穏やかな毎日をおくっていたが、翠子には繰り返し見る不思議な“水の夢”があった。その頃、友だちの彼氏を奪っては捨てる魅力的な女と、西洋人のようにキレイな顔の男が殺される——ふたつの殺人事件は翠子と遠哉の暮らしに不思議な影を投げかけて……。
ギリシャ神話の神が蘇る幼想ストーリー。(裏表紙より)

ギリシャ神話の神々がこの世に転生……というのか、人の姿を持って降り立っていたら? というお話。思わせぶりな登場人物や会話が、ああ昔こういう作品たくさん読んだなあということを思い出させて懐かしい……。
水という言葉がとても印象的な作品でした。
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Author:月子
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