読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

〈導きの剣〉——それは、創造神ロゥヴァースのちぎれた四肢が変化したと言われる神具。グラディウス王国の王族のみが手にすることを許された、神の右腕。盗賊王女ルビーウルフの牙。
その牙が奪われた!
ルビーウルフの女王即位1年を祝う式典での出来事。突然足元の空間が裂け、そこから現れた生白い二本の手に襲われたルビー。必死に抵抗し逃れたものの、〈導きの剣〉は謎の腕と共に空間に消えてしまう。そして同じ頃、隣国トライアン王国でも——。
神具を巡る大いなる陰謀が動き出している事を悟ったルビーウルフは、ジェイドたちと旅立つ。奪われた牙を取り戻すために!
盗賊王女の冒険譚、緊迫の第4弾!(カバー折り返しより)
女王としてすべきことをやって、それなりに女王様業も慣れてきたルビーウルフ。女王即位から一年が経ったその日、事件が。
次の第5巻にもまたがる、神具と〈全治の書〉をめぐる陰謀の話のようです。
ルビーの本当の胸のうちも吐き出されたり、ジェイドの態度が変わってきていたり、特にジェイドは次巻でブッ込んでくるのか!? という期待が高まる。
裏切り者が出ましたが、気にしてません。理由があるに決まってる!
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神国グラディウスに必要なのは女王ルビーウルフの血筋だ。彼女に直接それを言う者はいないけれど、誰もが急かす気持ちを抱いている。ルビーウルフにはそれが匂いでわかる。だが、ジェイドは違った。いつだってルビーウルフの意志と自由を尊重してくれている。
今になって気づいた。自分はジェイドに甘えていたんだと……。
——ジェイドが失踪した。
国の建て直しをかけた大工事の視察で、ルビーウルフ一行が訪れた西域の地。そこの領主ハリスの娘クラリッサとともに女王の魔導騎士が姿を消した。
駆け落ちかっ——!?
そんな事はない! と否定しながらも、激しく動揺するルビーウルフ。果たしてその真相は?
狼王女を襲う、愛の嵐!——の予感?(カバー折り返しより)
コルコット派が粛清されていく過程で、西域の地に追いやられたハリスのもとを訪れたことによって始まる、悲しい陰謀の話。大きな企みでなく、人一人の悲しみがこんな大それた、それでいて愚かな事件を起こしたかと思うと、やるせない。
ルビーウルフとジェイドの関係にも、かなり変化が出てきました。もともと勘のいいルビーなだけに、自身の変化はきちんと認識しているんだけど、それがどういうことなのか、というのを知らない、狼少女っぷりがかわいいなあ。

「何? この小動物」
今にも泣き出しそうな少女の顔を、不思議そうにのぞき込み、ルビーウルフは思わず口にした。
5つめの神具、〈全知の書〉が見つかった。ミレリーナからのその知らせを受け、隣国トライアルに赴いたルビーウルフとジェイド。彼らを待っていたのは、美しい銀髪を持つ少女、キアラ・フォレスターだった。自分の名前のほかは多くを語らず、常に何かに怯えたようなキアラに、違和感を感じるルビーウルフ。
キアラの持つ神具は本物なのか? そして彼女の隠す真実とは?——何もわからないまま数日が過ぎた夜、ルビーウルフの寝所を何者かが襲撃してきた!
狼王女ルビーウルフの冒険譚、第2弾が幕を開ける!(カバー折り返しより)
気っぷの良すぎる唯一のグラディウス王位継承者ルビーウルフの物語第2巻。こちらもただものではない隣国の姫ミレリーナの知らせを受けて、謎の少女と神具〈全治の書〉を確かめに来たけれど。
儚い美少女(悲しい過去持ち)と心優しい王様の交流もありつつ、ルビーが水戸黄門みたいになってるのが楽しい。
![SLIDE AWAY,SLIDE DOWN. [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51TnuVAzmAL._SL160_.jpg)
京阪学院大学スライド研究会の、OB会。歴代の部長が四人集まり、四代目の部長は、自分の後輩が入部しなかったこと、校舎が取り壊しとなって部室がなくなること、そして部長たちが宝物にしてきたスライドを紛失したことを知らせる。彼らはそれぞれの事情を合間に話しながら、スライド作品を上映する。それは、最後の集まりになった。
お話としては前半がどういう方向なのか、ちょっとだらっとしたというかぼやっとしているというか、という、目的不明な部活ノリだったので、ドタバタなコメディかと思ったら、どーんとシリアスに落とされるという。しかもその展開シャレにならんわー!!
しかしエンディングがとてもいい余韻でした。切ない。大人ってつらい。

細く高く咆哮が響き、それに従って白と砂色の狼が駆ける。
声の主は——長剣を携えた一人の少女。
輝く紅玉の瞳をもち、赤い髪をなびかせて走る彼女の名は、ルビーウルフ。赤ん坊のころ森で盗賊に拾われ、狼の兄弟に囲まれて育った盗賊娘だ。
「覚悟はいいか。——国ひとつ、盗りにかかるぞ野郎ども!」
殺された仲間の仇を討つため、そして民に幸せをもたらすため、ルビーウルフの旅が今、始まる!
第17回ファンタジア長編小説大賞準入選作。狼たちを従えた美しくも逞しきヒロイン、颯爽と登場!!(カバー折り返しより)
神の子孫たる王家の末裔の赤ん坊は、王を傀儡にしようと企む者の存在を危ぶんだ宰相によって城から逃亡する。だが途中で宰相は毒矢によって殺され、赤ん坊は、たまたま通りかかった盗賊の男に託された。そして十五年。赤ん坊は、盗賊の頭を父、美しい狼を母、その子孫たちを兄弟に、赤い髪と紅玉の瞳をもつ美しい少女へと育った。名をルビーウルフ。彼女にしか扱えない不思議な剣と、狼と話すことができる能力を持っていた。
……という、実は王女様だった盗賊の少女が、汚名を着せられた宰相の息子とともに、王国に戻るお話。非常に王道で、ルビーウルフのさっぱりさが気持ちよくて、とても楽しかったー!! 懊悩する魔道騎士ジェイドとの相性もよくて、すごく爽やかなお話でした。シリーズ読もうっと!

「日本の本屋の景色を変えよう。本屋には夢も希望もある」を合言葉に僕らは僕らのやり方でやってきた。(本文より)
1986年に名古屋で生まれたヴィレッジ・ヴァンガードの創業者、菊地敬一氏によるユーモア溢れるエッセイ集を初文庫化。ショップコンセプトの決定から、オープンまでのタイムスケジュール、業者の選び方、定番リスト、POP添削講座、お悩み相談室まで、V・Vの魅力がつまった一冊。(裏表紙より)
ヴィレッジ・ヴァンガードというと、ものすごい音で、ものすごい量の雑貨で、ものすごいにおいがして、本があって、都会にしかないイメージです。置いてある本とか漫画がすっごいマニアックで、棚を見るだけで楽しい。
そういうヴィレッジ・ヴァンガードが創業してからしばらくの話。バイト店員さんの話、お店を広げる話などエッセイもあれば、POPについてやお悩み相談室など、非常に雑多な話題。こういう風にあちこちにアンテナを張っているからこそ、お店がああいう色合いになるんだなあとわかる一冊だった。
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ギアス本編はほとんど見ていない曖昧な知識のまま、どうして映画を見るのかと言われると、主題歌が好きだからです。
主人公となるレイラとアキトが、正統派な「姫と騎士」(正確にはそれぞれ上官と部下ですが)で、ちょっとびっくり。冒頭、レイラが結構冷静に推し進めるのでこれは普通の女の子じゃないのかと思ったら、やっぱり甘ちゃんな理想主義の女の子でしたね。これだからアキトみたいな影のある青年に落とされるんだよ……!(かわいい女の子の見方)
第二章から本編主人公側と絡む気配ですね。見てると、レイラとアキトは微妙にルルーシュやスザクとすれ違う(キャラクター性とか立ち位置とか)ところにいるなあ、という印象があります。絶対一緒になってどうこうって、ほんの一瞬あれば奇跡みたいな感じがする、相容れなさがあるように思う。これで第3章、第4章で一緒に行動してたら恥ずかしいんですけど!
レイラみたいな子はヒロインとして好きなので、彼女が大きく成長するところが見たいです。頭はいいかもしれないけれど、今は立ち回りが上手くないし、もうちょっと大人びた冷静な判断力と冷徹さや容赦のなさを持って、すべての人を助けようとは思わないでほしい。自分のできることを完遂する、という人になってほしいな。

東京のど真ん中、千代田区一番町。皇居の西側、千鳥ヶ淵公園と内堀通りを挟んだ向かい側に、約1万坪という敷地面積を誇る駐日英国大使館があります。
僕はその英国大使館で25年間、住み込みの専属庭師として広大な庭の管理を行ってきました。そして、英国大使館最後の専属庭師のひとりともなりました。
都内有数の桜の名所である皇居、千鳥ヶ淵周辺の桜は、明治時代に当時の駐日英国公使であったアーネスト・サトウ氏が館内に植えた桜が起源だといわれています。
そんな桜は、これまで僕の人生をさまざまな方向へ導いてくれました。(カバー折り返しより)
濱野さんの、英国大使館の25年間をさらりと振り返る一冊。特にどういう事件が起こって、ということを掘り下げるわけではなく、英国大使館の庭師としてどういう風に生活していたのかが書かれています。庭師として、植物の手入れはこうしなければならない! みたいなレクチャー本でもないし、人との心温まる交流にページが多く割かれているわけでもなかったけれど、そういう仕事があるのかあ、と興味深かったです。写真が見たかったんですが、やっぱりだめですよね……。