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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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幽霊伯爵の花嫁―悪魔の罪過と忘れられた愛嬢 (ルルル文庫)
「きみは誰だ?」アスガント公爵領を騒がす幽霊と対峙したジェイクから、十年分の記憶が消えてしまった! 愛妻も成長した息子も忘れ、冷たく拒絶してくる夫に、サアラは艶然と誘惑を宣言し!? 同じ頃、騒動の原因である幽霊を追って、傲岸不遜な他家の墓守ギルが現れる。彼は、ジェイクの記憶喪失の原因を知りながら、決して協力しようとせず…? もう一度好きになって——。どんな不幸をも踏みにじり蹴散らす、最強花嫁の愛!(裏表紙より)

それぞれのお家の事情、という感じで、どうしてどこのお家もこんなに捻れてとんでもないことになっているのか……と思わないでもないシリーズですね。そういう世界観なんだよっていうのがすごく面白いんですけどね! ちょっぴりダーク効いててラブありで、みたいな。
記憶喪失ながらも、ジェイクはサアラのことを求めてしまうし、サアラはいつも通り自分をしっかり持って望むように行動できるサアラだし。安心と安定の二人で、ピンチらしいピンチがないような気もする!
二人のシーンがちょっとずつエロくなってきてるのは気のせいでしょうか! ラブラブいいなー。にやにやする。
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母
小林多喜二の母、セキが語る、彼女の一生。

人に読みなさいと勧められた本。
独白の形式で、セキの生まれから、結婚、出産、引越し、そして次男多喜二の事件などが語られる。この、方言で書かれた文体が非常に心地よくて、すごく味わい深いし、情にあふれている。
貧農に生まれ、学校にも行けず、字も読めないまま、若くして嫁に行って。もちろん、多喜二のしていることもよくわからないけれど、この子がすることだからと全幅の信頼を置いているところが、母という生き物なんだなあ……と思う。息子を失った悲しみも、一人の母親としての悲しみと怒りとしてある。
教訓めいたことは最後の方にしかないように感じたんだけれど、でも全編通して、情に溢れた、質量のある一冊でした。
黒龍公主寵姫伝 皇子は公主を捕らえる (一迅社文庫アイリス)
辺境で育った少女・春嵐の平凡な日々は、春嵐を《公主》と呼ぶ黒龍の青年・黒淵の襲来により終わりを告げた。両親を殺され激情のまま龍へと変化した春嵐は、帝国の皇子・流星に捕らえられてしまう。人の姿に戻った春嵐は《黒龍の公主》として彼の監視下に置かれ、流星の邸で暮らすことになり…。
私は人なのか、龍なのか——。帝国を舞台に、龍と人が織りなす中華風ドラゴンラブ!(裏表紙より)

新作は、龍と人の中華風ファンタジーでした。竜はドラゴン(主に西洋の、翼があるもの)で、龍は中国や日本で描かれる蛇状のやつ、という書き分けですね。
物語における目的は、黒龍の公主が持っていると思われる宝珠を見つけ出すこと。泰国の皇子流星と、公主と宝珠を手に入れて一族の復活を願う黒淵たちと、自分自身が龍なのか人なのかを思い悩む春嵐と。
春嵐は寂しい感じは漂いつつも、両親や近所の人とちゃんと関係を作ることができた女の子だったのに、それを奪われて、という展開がつらい。奪った相手が、超絶艶っぽい黒龍の青年ってところがにくい……でも好き……。
今までのヒロインは、結構礼儀正しい物静かな感じの子が多かったのですが、春嵐はけっこうはっきりものを言うし、流星とはだいたいが喧嘩腰だし、大丈夫かこの子たちはちゃんと仲良くなれるのか!? とちょっとずれたところを心配しました。どっちもまっすぐだからさ……。それに、物語に書いていないところで、かなり不穏な動きがあるのがわかるんですよ。もう一人の皇子の紫霄とか、流星に仕える麗華とか、お腹の中に何か抱えてるんだろうという人たちが、二人に立ちふさがらないかと不安で。
春嵐の、人とはなんぞや、と問いかけるどきっとするシーンもあったりして、彼女の正体も意外なところに落ち着き、この先があるならどうなるんだろうと想像を巡らせています。
精霊宮の宝珠 (コバルト文庫)
 月の精霊宮に住むフィラーンは『月の乙女たち』のひとり。月の司である精霊の女王の末娘。銀の髪、菫色の瞳の美しい少女だ。
 月が消える新月の夜、この聖なる宮殿に賊が忍ひこんだ。男は草原の民ジルク族のオランザ。彼は神宝の『月光珠』を盗んだばかりか、フィラーンの唇まで奪って逃げたのだ!
 人間界におりてスルフェと名を変えた少女は、盗まれた宝珠を捜す旅に出た……。(カバー折り返しより)

中編という印象の短めの話。穢されたために聖なる力を奪われ、元の立場に戻るべく、男を殺さなければならない、という人魚姫のようなストーリー。草原で、遊牧民で、という状況なのに、もうちょっとスルフェがいじめられるとかちやほやされるとかいう展開が見たかったよ! しかし、終始悲愴で切ない空気があって、好みでした。
幽霊伯爵の花嫁―偽りの聖女と地下牢の怪人 (ルルル文庫)
結婚から半年、今まで以上に仲睦まじいコルドン伯爵夫妻。そんな伯爵家に「怪人」と呼ばれる幽霊に命を狙われた二人の客人が現れる。しばらく屋敷に滞在することになった二人だが、それにより熱愛夫婦の間に思わぬ亀裂が……。なんと、客人の一人である美しい少女リゼットとジェイクが一夜を共に!? 最愛の夫の不貞疑惑に、最強花嫁のとった行動は? 家人も幽霊も巻き込んで、予測不能な夫婦喧嘩が勃発! 二人の愛が試される!?(裏表紙より)

今度はジェイクがやきもきするの巻。夫婦喧嘩もやっぱりどこかずれてるんですが、自分の気持ちがいまいちよくわかっていないながらも「触りたい」と言ってしまうジェイクが、もうきゅんきゅんしました。拒否されて訳がわからないと思ってしまうところも、お酒に酔って押し入ってしまうところも、ああ、ジェイクって本当はすごく可愛い人なんだな……と。
屋敷の新メンバーになった、フィナとヴォルグがなかなかいい味を出してます。サアラ、アシェリーゼ、フィナと女子会が形成されているところで、そろそろ男子会も作ってほしいなーと思いました。
図書館を演出する―今、求められるアイデアと実践
この前読んだ「図書館員のためのPR実践講座」が全般的な基礎だったのに対して、この本は企画として実行したものについて書いています。大体は、大阪芸術大学とその図書館で行われた展覧会のこと。
企画にはどういうものが必要で、どういうタイムスケジュールで、どういうことを考えて、というのが非常にわかりやすかった。こういうの考えるのすごく苦手なんですよ……。
カラー写真が使われていたり、分かりやすい解説図があったり、文字組みも読みやすかったりと、この本自体が非常に「見せる・読まれる」を意識した本という感じがしました。
幽霊伯爵の花嫁 囚われの姫君と怨嗟の夜会 (ルルル文庫)
ある日、マッケニア伯爵家から届いた夜会の招待状。何故かサアラは、大好きなジェイクと離れることを承知で出かけて行く。その理由とは……? 一方、ある少女の幽霊を追ってマッケニア伯爵家に来たジェイクは、そこで驚くべき状況に遭遇して!? 華やかな夜会に隠された秘密と、少女の幽霊を縛る未練とは? 赤い糸ならぬ手錠で繋がれた夫婦の恋は、過激に進展中! 型破りな最強ヒロインは、恋も友情も予想外!!(裏表紙より)

サアラの性格が悪いことはわかっていましたが(それが可愛いのは知っている)、こんなにぶっ飛んだ思考回路の子だったかな? と思いながら久しぶりに続きを読みました。いかれたヒロインだぜ……(可愛い)
そして登場するゲストキャラもなかなかいかれた人たちばっかりで、みんなどこか変なところが非常に楽しいと思う自分がいてやばい。とりあえず、アックスはフルボッコにしたい。
サアラとジェイクは恋愛度が上がっているはずなのに、殺伐度もどんどん上がっているのですごく楽しい。もっとやって!
図書館員のためのPR実践講座
図書館における広報についての本。思ったより薄かったけれど、基本的なことがきっちり書かれていて、ほおほおなるほどなあ、と思いました。
この本でいう広報(図書館の)とは、宣伝活動のみではなく、組織的に繋がった上でそれぞれと連携しあいながらよりよく利用してもらうためのもの、と読みました。なので、実例も、単なる展示ではなく、例えば地元農業と繋がった「としょかん朝市」だったり、ある一分野に特化したりと、特殊な事例が紹介されています。
地域との連携というのは、難しいけれどやっぱり有効な取り組みだよなー、と思う。
いわゆる狭義の広報における、ポスターやパンフレットなんかも、作ってみると難しい。この辺りは、センスかなあ、とも思います。作るのが苦手な人もいますよね(と我が身を振り返る)。
紅霞後宮物語 (富士見L文庫)
 関小玉、33歳。不世出の軍人と噂される彼女は、「とある事情」から、かつての相棒にして今はこの国の皇帝である文林の懇願を受け、ある日突然、皇后となった。
 いきなり夫婦となった文林との関係に戸惑いつつも、小玉は持ち前の前向きさと大雑把さを武器に、女性の嫉妬と欲望が渦巻く後宮「紅霞宮」に入る。他の妃たちの嫌がらせにも気づかぬ小玉のマイペースさに、後宮はまさに大混乱!
 だが、その混乱は後宮に潜む“闇”をも目覚めさせてしまい……。
 選考委員絶賛の、あまりに型破りな後宮物語、ここに開幕——。(裏表紙より)

新刊なので続きに書きます。



お嬢様は吸血鬼〈2〉散ルトキモ美シク (コバルト文庫)
人口の二割が吸血鬼といわれる大弐本帝國。女学校に通う伯爵令嬢・乙葉も実は吸血鬼。秘密を知る担当教師の欧介から言い寄られている。欧介も九條財閥の御曹司であることを隠して花嫁探しをしており、乙葉を見初めたというのだ。乙葉が彼に惹かれるのは、吸血鬼にとって極上の味である黄金の血の持ち主だからかもしれない…。そんなある日、怪我をした吸血鬼の美青年を助けた乙葉だが!?(裏表紙より)

吸血鬼保護団体の〈黒十字〉が本格的に暗躍する巻でした。花見の会での爆発とか、大正時代を下敷きにしたものっぽくて大好きです。
欧介先生が相変わらずマイペースな勝手なんだけど喋り方が好きで仕方がない。「先生、◯◯です」って自分を先生って呼んじゃうところが! いけない感じがして好きです!
乙葉のことも一巻より好きになってきました。「我慢なさいませ」の厳しい口調とか、「心が貧しいわ」とさらっと言えるところとかね! 気高くて清廉なお嬢様だ……と嬉しくなりました。
Profile
Author:月子
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