読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

仁科鳥子と出逢ったのは〈裏側〉で“あれ”を目にして死にかけていたときだった――その日を境に、くたびれた女子大生・紙越空魚の人生は一変する。「くねくね」や「八尺様」など実話怪談として語られる危険な存在が出現する、この現実と隣合わせで謎だらけの裏世界。研究とお金稼ぎ、そして大切な人を探すため、鳥子と空魚は非日常へと足を踏み入れる――気鋭のエンタメSF作家が贈る、女子ふたり怪異探検サバイバル!(Amazonより)
読もうと思っていたのにアニメの方をリアルタイムで見てしまったやつ。
ネットミームが登場する裏世界に入り込んで、冒険めいた危険な目に遭ったり、現実世界で色々とこじらせて近付いたり離れたりする女子二人の、怪異ものというよりクリーチャーと戦う印象が強いお話。
空魚と鳥子の裏世界との関わりの始まり、という感じの第一巻です。
八尺様やきさらぎ駅と聞いてぴんときたら読むといいと思います。そういう怪異に遭遇したら自分ならどう対処するだろうと考える人にも向いていると思います。私はまったくそういうものないので他人事として読みました。面白かったです。

親から召使として扱われているマリーの誕生日パーティー、主役は……誰からも愛されるマリーの姉・アナスタジアだった。パーティーを抜け出したマリーは、偶然にも輝く緑色の瞳をしたキュロス伯爵と出会う。2人は楽しい時間を過ごすも、自分の扱われ方を思い出したマリーは彼の前から逃げ出してしまう。そんな誕生日からしばらくし、姉とキュロス伯爵の結婚が決まったのだが、贈られてきた服はどう見てもマリーのサイズで――!?「小説家になろう」発、勘違いから始まったマリーと姉の婚約者キュロスの大人気あまあまシンデレラストーリー!(Amazonより)
小柄で愛らしい姉アナスタジアと比較され、長身で知識欲と好奇心の強いマリーは両親に虐げられて使用人のような日々を送っていた。自身の誕生会を姉の結婚相手を見繕うために父母に利用され、姉は結婚が決まる。しかし姉は事故死、マリーは両親によって姉の婚約者キュロス伯爵のもとへ送り出されるも、実は彼が本当に結婚したかったのはマリーの方で……というシンデレラストーリー。
……なんですが、物語は1巻で終わりません。両親は何故マリーだけをひどく扱ったのか。キュロスたちは何を調べようとしているのか。ここまで来るとアナスタジアの事故って偽装じゃないのかと読者的には疑ってしまうんですが、1巻はマリーが恋心に向き合いつつ、キュロスに大事にされようとしていることを受け止めるまでです。続きが気になるー!

平凡な村娘カレンが知った衝撃の事実。それは避暑に訪れた美貌の王妃が実は男だということ! 口封じに殺されそうになったところで、宰相から王妃の世話をすれば命を救うどころか大好きな本の新刊までもらえると提案され、即答で頷いてしまうが……。「期間限定の世話係ではなく専属侍女!? そんなの聞いてませんけど!」王都では、なぜか癖ありの国王陛下に気に入られてしまい――!? 訳あり侍女と女装王妃&王のお仕事ラブコメディ! ※電子版はショートストーリー『王妃様は嫉妬中らしいですよ!』付。(Amazonより)
都会人に馬鹿にされがちな辺境の村の宿屋の娘のカレンが、王妃が実は男性だと知ったことで侍女として抜擢され、立場の弱い彼女(彼)を守るため、自覚のないハイスペックな能力でばっさばっさと活躍するお話。
普通の子(能力的には普通じゃないけど)が自分にできることで頑張ったり、誰かを守ろうとしたり、好きな小説と作者のせいで周りが見えなくなって猪化したり、元気で楽しいお仕事もの。
とにかくカレンがいい子で楽しかった。好きな本のことになると暴走するのはちょっと落ち着け……と思ったけれど。最終的に豪運を発揮して何もかも解決してしまう、でもそのことに本人が無自覚で、けれど嫌味じゃないところがいいバランスだなあ。

あらゆる占い師たちが凌ぎを削る占いのメッカ、横浜中華街でその才能を見いだされ、最年少手相家となった三堀貴浩。
ただ手相を観るだけでなく、そこからいかに開運するか、幸せへの道しるべまでを指し示すカリスマ手相王子は、ネットを中心に熱い注目を集めていた。
とうとう今回、ついに待望の書籍化! !
手のひらに秘められた開運、幸福へのカギを読み解く手相の見方をぎっしり詰め込んだ一冊。(Amazonより)
手相を簡単に見るのに便利。
読みながら自分の手相を見るのって楽しいですよね。何かいい未来がわからないかなーみたいな。そうしていると、以前と違うことがわかったり。あまり複雑なことは書いていないものですが、そういう感じで、自分や身近な人と楽しく手相を見られそうな一冊でした。

宝塚歌劇団の“とある場所”に貼られていた「ブスの25箇条」。「清く、正しく、美しく」の教えが「男性にも参考になる」「就活で役立った」と大反響、現代人必読の一冊が待望の文庫版で登場! *本作品は2008年5月に小社より刊行された単行本『宝塚式「美人」養成講座――伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン』を文庫収録にあたり改題し、再編集したものです。(Amazonより)
宝塚歌劇団と宝塚音楽学校の厳しい諸々を交えつつ、人として美しいとはどんなことかをまとめたもの。
読むとどうしてもハラスメント事件のことが頭をよぎってしまうんですが、無茶苦茶な決まり事はともかく、挨拶をしたり、ありがとうと言ったりなど、人として当たり前のことが書いてある。
わかっていても実践できるかどうかは別ですが、それでも少し心がけるだけで自分も相手も気持ちがいいものなんですよね。

いまや新定番になりつつある「おにぎらず」のレパートリーがグンと広がるアイデアレシピ集。家庭にある具材だけで、本当においしいおにぎらずが作れます!お弁当やアウトドアランチ、パーティーにぴったりの、子どももパパも大好きなオリジナルおにぎらずをたっぷり収録。レシピは「タネを準備!」「重ねる!」「たたんで切る!」の3ステップのみで構成しているので、類書にないわかりやすさ、簡単さを追求しています。107点掲載。(Amazonより)
紙書籍と電子書籍だとタイトルが違うという。
サンドイッチとかおにぎらずとか、何か挟んだものの断面って面白いよねと思って読んでました。そしてお腹が空きました! だってフルカラー! 美味しそう。
卵入りやお肉入りがいいですねえ。混ぜご飯もよき。久しぶりに何か作りたいなあ。

「香水の都」南フランスの町グラース。ローズやジャスミンの花畑が広がるこの地では18世紀以来、香料産業が受け継がれ、現在も著名な調香師を輩出している。野生の香料植物——タイム、ローズマリー、ウインターセイボリー、レンティスク、マートル、ラベンダー、シスタス、セージ、ナルシス、バイオレットが育ち、森に入ると灰緑色や白色のオークモスがみられ、標高1400-1800mの山では野生の真正ラベンダーが強い太陽に照らされ、香りを放つ。
合成香料が誕生し、植物の大規模な生産は労働力の安価な国々へ移った現在も、老舗ブランドがグラース産天然香料を香水に使用している。香料植物と産業の発展は、同時に優れた人材と香水を誕生させてきた。
38人の調香師が、香料植物71種について、プロフィール、香りの特徴、収穫風景、効用、文化、逸話などを網羅しながら、親しみ深い植物への記憶と、調香のコツについて語り、優れた香水群を紹介する。(裏表紙より)
香料植物の解説と調香師のプロフィールをまとめたもの。フルカラー、かつデザイン的な見開きに、翻訳した文章が載っているんですが、おしゃれで綺麗なもののものすごく読みづらい。専門用語が多いせいもあるけれど。
植物の話も面白いのですが、それがどの有名な香水に使われているか、いろんな香水瓶が見られたりするのは面白かった。

ウソがバレて“秘密の共有者”ができました。WEB発! 焦れ恋ラブ☆
本好き公爵令嬢アルティナに王子との婚約話が舞い込んだ!
だが、いくら嫌だと訴えても誰も聞く耳を持ってくれない。
だから声が出ないとウソをついてみた。
すると婚約話は流れ、図書館に入り浸っても咎められず……これって大勝利?
そう喜んだのも束の間。無口で謎多き司書長のシジャルにウソがバレてしまい!?
――私の人生終わりましたか?(Amazonより)
過保護な兄とおしゃべりな姉たちがわずらわしくて、誰も話を聞いてくれないならいっそ声が出ないことにして好きな本を読みまくろう! と決めた末の公爵令嬢と、そんな彼女にめろめろになった司書長のラブコメ。
ある程度の年齢になるとヒロインとヒーローの年齢差が気になりすぎて読めなくなる、という話を聞いたことがあり、そういうものかーと思っていたんですが、この作品で初めて体験しました。
14歳の女の子と20代男性のカップリングはだいぶ犯罪だな!? 14歳の子に異性として可愛いという気持ちを抱くのは、ちょっと……。
そんな感じで年齢差は気になりましたが、気付いていないのは本人ばかりで、周りがどたばたしているのを楽しく読みました。でも悪事を働いた人はもうちょっとしっかり罰してほしかったなあ。

同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き調査を始めた。――そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを見た一週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオをデッキに送り込む。期待と恐怖に顔を歪めながら。画面に光が入る。静かにビデオが始まった……。恐怖とともに、未知なる世界へと導くホラー小説の金字塔。(Amazonより)
原作の貞子は井戸から出てこないし、テレビからも出てこない。
遠い昔に映画を見ましたが、この度原作を読みました。1991年の発行なんですね。確かに登場人物の男性の女性に対する視線に時代を感じた。
不審な死を遂げた四人を結び付けてしまったことで呪いのビデオとそれを放った者に関わることになった記者と、破滅的な思想を持つ協力者、二人の男性が主人公。バディ感があってとてもいい。
呪いのビデオの内容を解いて、手がかりを辿っていく展開が予想以上に面白かった。はらはらどきどきさせられて、最後にこれかー! というラスト。映画も見たくなってしまいました。