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女学校と女学生―教養・たしなみ・モダン文化 (中公新書)
旧制高等女学校の生徒たちは、戦前期の女性教養層を代表する存在だった。同世代の女性の大多数とはいえない人数であったにもかかわらず、明治・大正・昭和史の一面を象徴するものだったことは疑いない。本書は、彼女たちの学校教育、家庭環境、対人関係の実態を検証する試みである。五〇年弱しか存在しなかったにもかかわらず、消滅後も、卒業生たちの思想と行動をコントロールし続けた特異な文化の再発見。(カバー折り返しより)

1910年代から20年代の女学校について特にページが割かれている印象。当時の女学生の日記を引いてきて、どんな生活をしていたかの話があり、「S」の関係や手紙のやりとりを本文を引いてきていたり。「文学少女」の章を一番面白く読みました。また「堕落少女・不良少女・モダンガール」の章でも、文学少女が不良少女に当たると書かれてあって、それも興味深かった。ローマンチックなのはいけないらしい。
新書は滅多に読まないけれど、これは知識としてすごく面白かったなと思いました。
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