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覆面作家は二人いる (角川文庫)
姓は〈覆面〉、名は〈作家〉——本名・新妻千秋。天国的な美貌を持つ若干19歳の新人がミステリ界にデビューした。
しかも、その正体は大富豪の御令嬢……ところが千秋さんには誰もが驚く、もう一つの顔があったのだ!?
『推理世界』の若手編集者、岡部良介を混乱させながら、日常世界に潜む謎を鮮やかに解き明かすファン待望のシリーズ第一弾。お嬢様名探偵、誕生!(裏表紙より)

おかしな原稿が『推理世界』に送られてきた。とても面白いのだが、テレホンカードをよく分かっていなかったり、突然世にも難しい言葉が出てきたり、取ってつけたような手順のベッドシーンがあったり。編集者岡部良介は本人に会いに行くことになるが、そこはびっくりする大豪邸、出てきたのは執事、そして美しいお嬢様。
北村さんのミステリは大好きだ。テレホンカードというのがすでに過ぎ去った感じだ……。単行本発行が平成三年。妹が生まれてちょっとくらいだ。
設定だけ書くとライトノベルに出来そうだけれど、中身は飄々とした小説という印象がある。北村さんのコンビもののミステリに出てくる二人は、本当にテンポが良くて面白くてかっこよくてかわいい、素敵なコンビだ。
良介に双子の兄がいながら、お嬢様に内と外があるという対比が面白いなあ! もしどっちも双子だったら少女漫画だ。それもちょっと見たいとか思ってしまう。
面白かった! 続き探そう。
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