読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
シリーズ第一作『MAZE』で非凡な才能を見せた神原恵弥。その彼が北国のH市を訪れた。不倫相手の追いかけていった双子の妹の和見を連れ戻すためだが、もう一つ重大な目的があった。それはH市と関係があるらしい「クレオパトラ」と呼ばれるものの正体を掴むこと。人々の思惑や駆け引きが交錯するなか、恵弥は何を知ったのか。粉雪舞う寒空に広がる、恩田陸の夢幻のイマジネーション! 解説・三浦しをん(裏表紙より)
なんの偶然か解説がしをんさんだった。びっくりした。
恩田陸を夏以来読んだ。この文章がすぐ馴染んできて、成分補給した。
「MAZE」をもうほとんど覚えていないので、恵弥の頭の良さにびっくりする。恩田さんは女性たちが喋りあっている、というのが好きだとどこかで読んだ気がするので、男で女な恵弥が主人公でもとんとん進む会話に性差の違和感はない感じ。
そういえば「冷凍みかん」の話を聞いたことがあるんだよなあと思っていたら、この本で読んだのか! 「冷凍みかん」は「朝日のようにさわやかに」に収録。今見たら記事にしていなかったみたいだったので上げておいた。
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