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『僕の職業は『声優』です。僕が「声優になろう」と心に決めたのは。皆さんと同じ14歳のときでした。この本を通じて「夢を持つこと」、それによって「人生の見方が変わる可能性がある」ということを知っていただけたら幸いです。』(カバー折り返しより)

14歳の世渡り術シリーズ。声優の梶裕貴さんが、自分が声優になるまでの話をざっくり書かれておられます。
夢を持ち、夢を叶えた後それをどのように続けていくか、という希望を語る内容なので、苦労話をしてもしょうがないという感じなんでしょうが、これまでいくつかの書籍で声優さんたちがどのように頑張ってきたかというのを読んできたので、梶さんも相当努力なさったんだろうなあ、と想像できて。
プロとして「自分がいま何を必要とされてここにいるのか」、オーダーに対して相手が何を伝えようとし、自分はそれにどう向き合ってどのように行動するのか、という言葉はすごく響きました。うん、そうだよなあって。求められたとき好きなことができれば理想だけれど、向こうが「こういうことをしてほしい」というのを汲み取って、自分の表現を加えて提出するって、プロとしての心構えですね。
また音響監督の三間雅文さんが、自分の立場から見た梶裕貴さん、声優の仕事について語っているのが印象的でした。こういう屋台骨を支えている人たちの声、もっと読んでみたいなあ。
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Author:月子
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