読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
リランが新しい巫女姫に決まってから三日が過ぎた。依然として行方不明のサヒャンを気遣うカイエンだが、そんな時、水の神殿の副司祭カーウィが国王のヨゥンに謁見を求めてきた。彼が運んできた木箱から姿を現したのはヨゥンと対峙する存在——リランだった。七年前見殺しにしてしまった乙女の面影をリランに見て、恋に落ちるヨゥン。国王を虜にして、リランの復讐が始まろうとしていた。(カバー折り返しより)
復讐者リランはついに国王ヨゥンの心を捕らえた。復讐と恋のどろどろを期待したんですが、思いがけず真犯人が登場してしまったのが残念です。もっとぐっちゃぐちゃになってよかったと思うよ! 個人的なフェチだけど!
当事者たちがほとんど退場する結末が、仕方ないよなと思う反面、生きていてほしかったと思ったりもして。リランが生まれたなら、ヨゥンもどこかにいるといいなと思いました。いつか巡り会うこともあるんだろうか。そうだといいな。
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