読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「ちーちゃんこと歌島千草は僕の家のごくごく近所に住んでいる」―幽霊好きの幼馴染・ちーちゃんに振り回されながらも、「僕」の平穏な日常はいつまでも続くはずだった。続くと思っていた―あの瞬間までは。怪異事件を境に、ちーちゃんの生活は一八〇度転換し、押さえ込んでいた僕の生活の中の不穏まで堰を切って溢れ始める…。疑いもしなかった「変わるはずがない日常」が音を立てて崩れ落ちていくさま、それをただ見続けるしかない恐怖を描いた、新感覚のジュブナイル・ホラー。世紀末の退廃と新世紀の浮遊感を内包した新時代作家・日日日(あきら)、堂々デビュー。 (Amazonより)
幽霊好きのちーちゃん。それに振り回される僕ことモンちゃんは、実は現在虐待を受けている。だが日常は続く。それでも、崩壊は呆気なく訪れた。
章ごとに読んでいたせいか、段階を踏んでボディブローを食らう感じの重い話だった。日常が崩れ落ちていくのが、きつい……。何一つ好転しないまま最後を迎えたので、このまま悪夢を見てしまいそうな読了感だった。なのに日常が連綿と続いていくんだよね……。
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