読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
ここで質問。もし、気になる子からデートに誘われたらどうする? しかもお相手は一人じゃない。クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼馴染み・ひまわりという二大美少女!! 意気揚々と待ち合わせ場所に向かうよね。そして告げられた『想い』とは! ……親友との『恋愛相談』かぁハハハ。 ……やめだ! やめやめ! 『鈍感系無害キャラ』という偽りの姿から、つい本来の俺に戻ったね。でもここで俺は腐ったりなんかしない。なぜなら、恋愛相談に真摯に向き合い二人の信頼を勝ち取れば、俺のことを好きになってくれるかもしれないからな! ん? 誰が小物感ハンパないって? そんな俺の哀しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。パンジーこと三色院菫子。三つ編みメガネな陰気なヤツ。まぁなんというか、俺はコイツが嫌いです。だって俺にだけ超毒舌で、いつも俺を困らせて楽しんでいるからね。だから、コイツとは関わりたくないってわけ。 なのに……俺を好きなのはお前だけかよ。(Amazonより)
幼馴染の元気っ娘。美人で胸の大きい生徒会長。校内でも人気の高い二人と接点がある主人公は、ほぼ同時期にそれぞれからデートに誘われる。そこで聞かされたのは、彼女たちが想いを寄せているのは主人公の親友で、仲を取り持ってほしいというお願いだった。
というところから始まって、実は主人公が好きな地味眼鏡図書委員(毒舌・ストーカー)や、親友が好きなのは誰なのかという話が絡まって、ただの繰り返しかと思ったらくるくると回るように話が展開するのが面白かったです。巻き込まれ系地味主人公像に真っ向から喧嘩売ってる感もあって笑
女の子を好きになる理由が、美人で胸が大きい、というところから外れないのはちょっともやもやするんですが、実際はそういうものなんだろうなー。自分が少女小説読みだから夢見ちゃうんだろう。最後にジョーロがころっと落ちなかったところにプライドを感じつつも、でも落ちたかったんだろうなと邪推してしまった。
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