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ぼくの・稲荷山戦記 (講談社文庫)
先祖代々、裏山の稲荷神社の巫女を務めるマモルの家にやって来た奇妙な下宿人。腰まで届く長髪に和服の着流しの美青年・守山初彦は、山と古墳をレジャーランド開発から守るために動き出す。守山に連れられ、マモルがまみえた太古からの“存在”とは? 第32回講談社児童文学新人賞受賞の著者デビュー作。(裏表紙より)

祖母のもとで育つ少年が、ある日奇妙な下宿人と暮らすことになるが、実はその守山は稲荷神社のお使い様だった。山を守るために大人や社会と戦おうとするマモル。ファンタジーというより、社会の中で何ができることがあり、健やかな心を持つ次代の人間になる、ということを教えてくれるような気がしました。
全体でちょっと急にばたばたっとするところがあって置いていかれないようにしたりもしましたが、マモルと初音のこれからを見守ってみたいなあとも思いました。学園生活気になる!
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