読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
ルポ&エッセイ集。日本のネオカルチャー(辻村さん定義で、日本の〈今〉を象徴する、おもしろいもの、かわいいもの、おいしいもの、へんなもの、そんなもの全部)についての取材した内容と、辻村さんのエッセイ、小説や映画の感想、そしてショートショートが収録されています。
辻村さんの、アンソロに収録されていた「七胴落とし」が読みたかったので嬉しかった。
他に収録されているどの話も、全体的にまろやかで優しく、鋭さこそなかったものの、丁寧に大切な「何か」をすくいあげているような印象を受けました。
辻村さんとドラえもん映画の話はすごくよかった。たくさんの思い出と結びついている、少し特別な日々のこと。じわっと自分のことを考えて、私にもそういう記憶があるな、ということがすごく嬉しくなった。
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