読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「——私が世界を征服したら、あなたは私の《騎士》になってくれるか?」
世界を揺るがした大戦争から2年。かつてコローニアの英雄と称えられ、いまは中立国で若隠居を決め込んでいるウィルのもとに、少々危険そうな依頼が舞いこんだ。海岸で出会った依頼人——アンジェリンは、白梟を連れた自称・天才錬金術師という怪しい美少女。おまけに、やたら美形で毒舌な執事の幽霊がまとわりついていて……!?
“元英雄”と“亡国の王女”。ふたりの運命が交わり、輝かしき王国の物語は動き始めた!!(裏表紙より)
前後編の前編。人間ではない《騎士》というサイボーグっぽいものである大戦の英雄と、世間知らずながらも実は錬金術の天才だという王女、そして幽霊となってまで彼女の側にいる従僕。錬金術と蒸気と数秘術のある世界での、三人の物語。
世界観が好きだ! スチームパンク! なんだろう、わくわくするよ! 誇りや魔法が失われつつある世界で、それでもそれらを握りしめている彼らのかっこいいこと!
王女アンジェリンがかわいい! まっすぐすぎてちょっと心配ですが、エルネストが好きになるのも分かる気がする。この人には汚していけない何かがあって、大切にしたいという気持ち。
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