読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
火鍛冶の匠を父に持つ少女・沙耶。鉄を鍛え、武器や道具を作り出す父に憧れ、自分も火鍛冶になることを目指す彼女だが、この世界には、女は鍛冶をしてはいけないという掟があった。男と偽り、鍛冶を続けていた彼女に、都からとんでもない以来が。それは20歳になる麗しの王子に、剣を鍛えてほしいというもので…。叶わぬ夢に身を焦がす男装少女の、鉄と炎の和風ファンタジー!(カバー折り返しより)
禁じられた女の火鍛冶、男と偽って父の跡を継いだ少女が、名を挙げようと魔剣を作り出したことによって事件が起こる。沙耶の勇ましい男装具合に惚れ惚れ。
自分の心の闇と向き合う話で、望む自分と本来の自分に揺れ動く心にはらはらさせられっぱなしでした。加津稚と護足はそのどきどきの中で大変癒しになりました。最後まで三人が喋っているところが微笑ましかった。その最後が恋愛ものとしても美味しくて、とても面白かったです。
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