読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
小玉の片腕だった復卿が戦死し、それぞれがその存在の大きさを感じていた。そんな中、文林が「俺のせいだ」と言った波紋は広がり、小玉の胸に泥のような澱を残す。
しかし都に戻った小玉には、つかの間の平和な時間が訪れていた。家族の時間を大切にし、文林とけんかをしながら書類仕事に明け暮れ、ある運命の出会いを果たす。しかしそれは、嵐の前の静けさに過ぎなかった……。
かつて明慧が「いずれ小玉を窮地に陥れるだろう」と予想した文林が片腕となり、小玉はさらなる高みへと上っていく——。(裏表紙より)
カクヨム連載で、本編の前日譚だからか人物の掘り下げが多くて話はほとんど進まず。戦後処理と、思いがけない上官の死、その結果関将軍が誕生するという零幕の第五巻。
中華風の国の内政、軍にまつわるしがらみや一般人の生活などを読むのはとても面白くはあるんだけれど、話が進まないのは残念。必要な話ではあると思うんだけど、本編の印象が強いので将軍から皇后に上り詰めて第一巻、を早く読みたいのだ。
ところで表紙のイケメン、右側の人は誰だ!? と思ったんですが明慧なんですね!? うわーかっこいい! 素敵なお姉さん! これは惚れちゃうなあ。
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