読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
昔からあやかしが見えることに悩まされてきたOLの雅(みやび)、25歳。そのせいで彼氏には軒並み振られ、職場にもプライベートにも居場所がなかった。しかしある日、超イケメンの神様・朔(さく)が「迎えにきたぞ」と現れ、強制的に結婚することに!? 初めは拒否する雅だが、甘い言葉で居場所をくれる朔との夫婦生活は思いのほか居心地がよく、徐々に朔を受け入れる雅。だがこの夫婦生活には、過去に隠されたある秘密が関係していた…。胸キュン×癒しの“あやかし嫁入り”ファンタジー小説!(Amazonより)
あやかしが見える雅は幼い頃から「気味が悪い子」と疎んじられてきた。そんなある日、迎えに来たといって桜月神社の神・朔と結婚することに。どうやら雅はあやかしたちを惹きつける特別な魂の持ち主らしい。
う、うーん……? 疎んじられていたわりには雅の性格ははきはきしているし、なのに神様の嫁にされるのに特に反抗するでもなく流されるように普通に三三九度やってるし……。不気味だからってそんな周囲のありとあらゆる人に「化け物」って罵られるものかとか、実害は作中では窓ガラスが割れるくらいなのでは、とか。かと思ったらあやかしや神様には説教するとすぐ好意をもたれるし……。
あと最大のツッコミは、神仏習合、寺社仏閣という言葉はあるけれども、神宮に住む神様の嫁なのに上の人は観音様で、常世には閻魔様がいるの……?
そして地域のお祭りというのは、そんなに簡単に開催もできなければ人を集めることもできないと思うんだよな……。
というような感じで、少し進むごとに「えっ」となる設定や展開やエピソードが出てきて、あまり読むのに集中できませんでした。設定は好みなのになあ。
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