読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
うさぎ、亜美、レイ、まこと、美奈子の五人は愛と正義のセーラー服美少女戦士。ある日敵の気配を感じて調査にやってきたゲームショーでアイドルのパンデミック4から乙女ゲームをプレゼントされる。けれどそれはプレイヤーのエナジーを吸い取る敵の罠だった。さらにパンデミック4はダーク・キングダムの四天王としてセーラー戦士たちの前に立ち塞がる。そしてクイン・ベリルはタキシード仮面と浅からぬ因縁があるようで……。
セーラームーンのミュージカルは「外伝ダーク・キングダム復活篇」を繰り返し見ていました。一連のミュージカル公演が終わって、2013年より新しい公演が始まり、これはその最初の作品。
題材をダーク・キングダムに当てたところがもうもう胸熱なんですよ! 最初演の「外伝ダーク・キングダム復活篇」はアニメ本編を踏襲しての内容で、この再公演はそれを踏襲するかのように同じくダーク・キングダムを、それも新しい物語として構築している。「いまから新しいセラミュを作る!」という意気込みを感じて、ありがとう! という気持ちになりました。
たくさんの読者たちが心のどこかでそわついていた、四戦士と四天王の絡みが描かれているところも、わかってるなあ!! キャラ造形はだいぶ違いますが、この作品では亜美ちゃんとゾイサイトに特に焦点が当たっており、他の三人もそれぞれお相手に想いがあって……というの、これが見たかったんだと思いました。
そして何より、タキシード仮面がかっこいい……。女性演者さんのタキシード仮面なんですが、元タカラジェンヌだけあって男役がはまりにはまっており、マント捌きがありえないほどかっこいい。さすが宝塚の舞台で培われたマント捌き……と逆に面白くなってしまった。
私がダーク・キングダム編で心から愛するモノローグが台詞として登場するシーンもあり、長くセーラームーンを愛している者として胸がいっぱいでした。ありがとう、ありがとう……。
PR