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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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魔法少女まどか☆マギカ 1 【通常版】 [DVD]
普通の中学生だった鹿目まどか。ある日、謎の声に呼びかけられ、友人の美樹さやかとともに、不気味な迷路に迷い込んでしまう。そこへ上級生の巴マミが現れ、襲いかかるものたちを退治してくれた。彼女が語るに、この迷路は魔女のものであり、マミは白い不思議な獣・キュゥべえと契約した魔法少女なのだという。また、まどかは不思議な転校生・暁美ほむらに「魔法少女になってはならない」と警告されるが……。

大きな話題を呼んだ噂のまどマギ、五日間かけてDVD六巻全話視聴しました。
すごく面白かった! 恐い恐いと聞いてはいたのですが、恐怖が最終話に近くなるにつれて段々美しい物語になっていくのがすごかったです。12話でこれだけの物語が出来るってすごい。展開の早さも、登場人物の関係性も、すごく胸にくるいいものでした……。
映像がとにかく美しくて、ここぞ、という時に決めてくる画面がすごくかっこいい。カットで見ても美しい場面がいくつもあって、いいものを見ているという気持ちになりました。映るものが隠喩になっていたりして、そういうものを探すのがきっと視聴者は楽しかったんだろうなあ。私もリアルタイムで見たかった。未視聴の間は、あんまりネタバレになるような部分には触らないように自重していたんですが、漏れ聞こえてくる話に大体の流れを察してしまい、悲鳴する率が下がったのが残念すぎる。それだけすごく面白い話だったんですよ! ほむらの話とか! 知らない間に見たかった……!
面白かったので、次は映画もちゃんと見て、悲鳴したいと思います。まだ映画版のネタバレは踏んでいないので、早く!
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十四歳の岩倉玲音(レイン)は、ある日学校のクラスメートが自殺したことを知る。死んだはずの彼女が送ってくるメールや「みんな繋がっている」という言葉を発端に、玲音はリアルワールドとワイヤードと呼ばれる仮想空間を行き来するようになる。

あらすじの説明すら難しいアニメで……何を話していいのかさっぱり分からないが、分からないなりに頭の中でいろいろ想像して、自分なりに理解しようと努力してみた。
現実世界とネットワークで繋がれた仮想空間が存在する社会。人はみんな端末でコミュニケーションするという世界観なのにその説明も風景もろくにないのでしょっぱなから理解につまずく仕様。しかし、ひたひたと近付く世界の境界線が曖昧になってくる感覚が怖い。玲音の性格が複数あるのか? と思ったら、多数に同時に存在すると言われてどういうことなんだと進んでいくと……ネットワーク、パソコンで何でもできるようになる時代の入り口に作られる作品だなあという印象になっていきました。みんなが知っている私が無数にその数だけ存在する、か……と思った。でもこれって精神崩壊しないんだろうか。
とにかく専門用語多すぎ、知らないと分からないままという展開のせいで正しく読み解けないのが悔しい! それでも、人と繋がる、私が繋がらなくても友達になってくれた、というものが、この頃にももう唱えられていたんだなあと思うと、今この社会の状況は、なあ……と思ったりした。
とにかく「少女」が「ネットワークの神になる」話だと無理矢理解釈しました。終盤はすごい展開だった。オールリセット、リターンをするのにたぎった。めちゃめちゃたぎった。過去、現在、未来を観測する、どこにでもいる私。いつか会える私。
ちょっと色々調べて、感想とかを読んでみよう。
妄想代理人(1) [DVD]
人気キャラクター、マロミが社会現象となりつつある頃、キャラクターの生みの親である鷺月子は、次回作への期待とプレッシャーを感じ、精神的に追いつめられ始めていた。そんな時、金色のローラーブレードに金属バットの少年に襲われる。その犯人「少年バット」は、やがてあらゆる人々を襲っていく。ただの無差別反抗なのか。少年バットの正体は。

今 敏監督のアニメ。めちゃくちゃサイコサスペンス。空想や妄想が現実に浸食してくる作品を描かせるとすごい人だ。
序盤は誰が嘘をついて何を隠しているのか、誰と誰が繋がって、真実はどこにあるのか、という部分がすごく面白くて、短編小説を読んでいるみたいでした。その話の主人公となる人の、心の闇が、次第に明るい部分を侵していくところにぞくぞくします。何度「やばー」と呟いたか!
半分くらいまではそういう感じなのですが、後半からがらっと色が変わって、心の闇が肥大化して現実に流入してくる。有り得ないことが次々と起こり始めて、それが空想なのか現実なのか分からない状態でみんなが「少年バット」を口にする。その中で本筋とは関係がない「明るい家族計画」はすごく息抜きになりました……後から見直すのがすごく楽しかった。作画の幅がすごく面白かったのは、次の回の「ETC」でした。
10話以降から話がどんどん膨らんで、有り得ないことが普通に起こって誰も疑問に思っていないところが空恐ろしかった。虚構のもの、創造物が氾濫して人を飲み込んだり、流行の闇が人を押し流していく辺りはすごく風刺がきいていて「わーお、ぶらっくー……」と思いました。
面白かったです。面白かったです……と、素直に言っちゃいけない深淵があるんですが(理解しないと言ってはいけないような気がする感じの)しかし好きです。毎回「どうなってるんだー!」と叫んで楽しみに見てました。
「新世界より」 一 [DVD]
アニメ「新世界より」完走しました。面白かった!! 一話一話はなんだかふわっとした感じで、長編映画でぱきっと見たいと思ったんですが、この話数なので一話ごとに演出が凝っていて、とても面白かったです。序盤の放り出され具合はちょっとぽかんとしましたが、中盤くらいから一気に面白くなってきて、人間の営みとはということを考えました。
最後までノスタルジーを描ききったのがすごいなあ。早季が最後に思い出していたのは、家と、十四歳までのみんなのことで、あの頃の私たち、あの頃の世界、というノスタルジックがすごい。「帰りの音楽」である家路が流れるのが本当に。どんな世界でも最後には家路をたどって家に帰るんだよなと思うと、なんだか泣けてしょうがなかった。
面白かったー……ほっと最後に息を吐く感じだった。面白かったー。
スレイヤーズ 1 [DVD]
懐かしい「スレイヤーズ」無印、しかも最近のリメイクではないやつを見ました。実は『スレイヤーズ』は読んだことがないという。私の知識は子どもの頃にやっていた本放送と、朝のこどもアニメ劇場なので、どういう話かというのはさっぱり覚えていませんでした……。
ほうほうなるほど! と色々発見が多くて面白い! コメディとシリアスのバランスが最近とは違って、見ていて緩急を感じられてかぶりつきで見てしまった。子ども向けにしてあるのか、かなりどうでもいい笑いの部分が多かった気もするんですが、たまにうまいこと言うのが面白くて!笑 最近の綺麗作画とか動きぬるぬるもいいんですが、やっぱりストーリーとキャラクターだなあと思わずにはいられませんでした。全体を通しては繰り返しが多いのでちょっとたるいのですが、一話一話が面白くて。ファンタジーの世界観、魔法とか、RPGなのはやっぱり原点だなーと思います。呪文のわくわく感! 勇者魔王ものの色々が書かれている現在、きちんと研究し直してみるのも楽しそうだなあ。ゲームっぽいファンタジーから遠ざかりつつあったので、久しぶりにこういうものに触れてすごく面白かった。
などと、完全に研究用に見ていたんですが、本当に面白かったです! リナの最強具合がいいなあ! 安心して見てました。戦闘はきちんと頭を使ってやるところがかっこいい。天才魔導士の自称は伊達じゃないな!
空を見上げる少女の瞳に映る世界 1巻 [DVD]
「空を見上げる少女の瞳に映る世界」を全話鑑賞。このお話、好きなんですが、好きなんですが……もったいない! 明らかにお話が足りていないし、視聴者に想像させるところが多すぎて置いてけぼりだし、全9話では無理! この世界観は9話では無理! でもよくまとまったな……という印象ではありました。ユメミのかわいさと最終話の啖呵切るところでなんとか保った感じがある……。
でも意味が分からないのが映画で、全編通してこれはテレビ版とどう違うの? 最初と最後のカットだけじゃないの? というしょんぼり感があります。たぶんOVAの前二作に関係して作ったのかなと思うのですが。
テレビ版映画版ともに空中戦はとてもかっこよかったですけれども!
テレビ版は続きを連想させる終わり方をしたので、続編期待!
コブラ -ザ・サイコガン- 1 <通常版>
寺沢武一作品。ファーストコンタクトは小学生の時に父の所蔵ビデオのアニメを見せてもらったこと。このたび再び30周年記念で新作映像化されたとのことで見たんですが、三十年前に連載されていたのだと今日初めて知りました。全部あります、父が大好きだったので。コミックは最近はCGを使ったもので、確かに群を抜いているとDVDを見て思いました。
女の人が、とてもかっこよくて綺麗でセクシーで美人なのです。コブラも整形後も整形前も好きです。そして私は昔から、コブラと相棒のアーマロイド・レディの仲を必死に見守っていたような気がします(このノマカプ脳!)。イレズミの三姉妹、ジェーン、キャシー、ドミニクも好きでした。ジェーンが死んだ時は、子供心にハードボイルドな男心を理解させた気がします。映画版がまた泣けるんですよ!
熱くなってしまった。寺沢武一作品はどれもおすすめです。「新撰組ガンドラゴン」だけは知らないんですが。ちょっとコミカルな、でもやっぱり絵が美しい「バット」は女の人は入りやすいかも。
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Author:月子
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