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OVA カレイドスター Legend of phoenix~レイラ・ハミルトン物語~(限定版) [DVD]
フェニックスを演じることになったそら。同時期レイラもまた自身を代表するフェニックスを舞台で演じることとなっていた。お互いに自分が目指す不死鳥のイメージが掴めないでいたところ、そらの元に、レイラが失踪したという知らせが。レイラを探しに出たそら、ケン、メイの三人。一方レイラは自転車にのって旅をしながらこれまでの自分を振り返り……。

ここから物語は始まった、という「フェニックス」をテーマにしたOVAです。
本編の最初の方でレイラの代表的な技「ゴールデン・フェニックス」を演じてしまったそら。レイラのイメージが強いそれをどのように自分のものにするかと悩む。一方レイラはいままでのフェニックスとは違うものをつかみたいけれどうまくいかない。レイラ自身の弱さが描かれるのもこの作品の大きな特徴です。「逃げてきた」と告げるレイラさんは珍しすぎる。
再生するには自ら捨てたものや封印したものをもう一度見つめ直して再構成する必要があるのかなと感じたお話で、そらは燃えたぎる力強いフェニックス、レイラは清らかで神々しいフェニックスとそれぞれ掴んだものが違うというのも面白かったなあ。
最後まで楽しく視聴しました。この作品がやっぱり大好きです。
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スクラップド・プリンセス Blu-rayBOX
聖グレンデルの託宣により王家に生まれた双子のうち、妹王女は「世界を滅ぼす猛毒」とされ殺された。だが幼い命を守ろうとした人々の手によって、彼女は生きていた。十五年経ち、カスール三兄妹の末妹として育ったパシフィカは自らを狙う者たちに手により父を失い、兄シャノンと姉ラクウェルとともに旅に出ることに。それはこの世界の成り立ちと秘密に触れることになり……。

富士見ファンタジア文庫の『スクラップド・プリンセス』原作。原作は本編のみだいぶと前に読了済。実はすてプリはアニメから入ったクチで、この作品をきっかけに富士見ファンタジア文庫を知ったくらい、当時は全然ラノベ読みではありませんでした。
原作の雰囲気をそのまま残しつつ、アニメはもう少し風景や登場人物の造形をしっかり描いている印象で本格ファンタジー風味。SFみを感じさせる諸々の設定が、実にゼロ年代のアニメだなあと思いながら、ストーリーがしっかりしているのでいま見てもかなり面白いなあと思いました。
ラスト周辺はオリジナル展開なんですが、私は最終話の最終決戦、その近辺のラクウェルの必死な言動がすごく好きで。泰然としてほわほわしているお姉ちゃんが、パシフィカの命が尽きようかというときに神様に祈る、という絶望的で必死なシーンが声優さんの演技も伴って、もうすごく心に響いてしまって。この状況をどうひっくり返すのかというドキドキ感と、最後の大団円的なカスール三兄妹の涙のシーンとともに最終話は一番好きな話です。
ラストは原作の方がカタルシスがあって好きですが、アニメはアニメで上手に作られているなあと思う作品でした。
カレイドスター コンプリート DVD-BOX (全51話+SP1話,1300分) (9DISC) Kaleido Star アニメ [DVD] [Import] [PAL, 再生環境をご確認ください]
苗木野そらは、世界的サーカス・カレイドスターのステージに立つことを夢見て日本からアメリカにやってきた。しかしオーディション会場にたどり着く前にトラブルに遭い、伝説とされるパフォーマー・レイラから入団する資格はないと断じられてしまう。だがプロデューサーのカロスが「特例での入団を認める」と言い、運良く合格してカレイドスターの一員となったそらだが……。

本放送当時かぶりつきで見ていました。というのは、このカレイドスターは全51話なんですが、最終話51話が最高に大団円! って感じのエンディングで、もうずっとずっとずっと大好きなんです。
高い運動能力と秘められた才能を持ちながら、お人好しで何かと首を突っ込みたがるそら。彼女が自分のパフォーマンスで人をたらしていき、当初はトゲトゲしていたスター・レイラさんはそらを「私の夢」とまで言うようになるし、二期から登場するライバル・メイもなくてはならないライバルとしてそらを認めて、っていう、サクセスストーリーとしてとても熱い展開です。そらの挫折や周囲のとの摩擦もしっかり描いていて、本当にこの作品は理想の「夢」のお話なんだなあ、と最後まで描ききってくれたことが本当に嬉しい。改めて最後まで見てそう思いました。
昔はただ好きだと思って最終話を見ていたけど、いま見たら泣いてしまった。ステージの精フールが見えなくなる、っていう演出がなあ……。
OVAで次なるスターの誕生も期待させる感じで、とてもよかった。
STAR DRIVER 輝きのタクト Blu-ray BOX
無謀にも海を泳いで本土から南十字島に渡ってきた少年ツナシ・タクト。力尽きたところをアゲマキ・ワコに助けられ、彼女の婚約者である島主的立場にある少年シンドウ・スガタと親しくなる。「青春を謳歌する」と高らかに叫ぶ少し風変わりでアツい彼は、島の秘密である「ゼロ時間」「サイバディ」などと関わる力を秘めていることが明らかになり、銀河美少年としてタウバーンに乗り込んで戦うことになったが……。

劇場版は視聴済み。放送当時わりとちゃんと見ていたんだなあと思った再視聴でした。
いま見ると「少年時代の終わり」とか「ペルソナ」「表と裏」や「フェーズ」など深読みできるところがいっぱいあるんだなあということに気付かされました。ごく一部の大人とほとんどが高校生で構成されている綺羅星十字団とか、外界から侵略者的にやってきたタクトの存在など、絶妙な配置だと思うんですが、でもこれ夕方5時とか6時に見る世代にはなかなか理解するのは難しかったんじゃなかろうか。単なる三角関係のロボットもののように見えてしまうような。
勢いとノリで押し切るタクトがかっこよく、中二感溢れる設定や台詞を楽しみました。面白かったです。
覆面系ノイズ Vol.1(初回仕様版)DVD覆面系ノイズ Vol.6(初回仕様版)DVD
特徴的な声で海に向かって同じ旋律を歌う少女、ニノ。彼女には大切な人が二人いる。一人は「この歌を目印にしてもう一度会える」と言ったモモ。もう一人はこの旋律をくれたユズ。高校に入り、ユズとようやく再会したニノだったが、ユズは現在軽音楽部で「in NO hurry to shout;」通称イノハリのメンバーとして活動していた。しかし文化祭の出来事をきっかけに新ボーカルになったニノだが、モモとの再会やメジャーデビューもあり、大きく揺れる……。

原作は白泉社の少女漫画。原作は初期の頃なんとなく読んでいた、程度。高校生の音楽ものです。
序盤の展開がすごく早いので多分ざくざく話を切ってあると思うんですが、やっぱり福山さんの作品は見せ場がすごくいいなあ、と思いました。福山リョウコさんの作品は心理描写やテーマの回し方がすごく好きなんですが、アニメにしてもやっぱり映える。
ニノの造形は十代の女の子が好きそうな女子っぽさと男子っぽい素っ気なさで、彼女が追いかけるモモ、彼女を追いかけるユズという三角関係はきっと読者や視聴者の心を揺さぶるんだろうなあと微笑ましい気持ちで見ていました。みんなこういうの好きだよねえ。私も好き!
音楽番組に出たりフェスに出たり、親の存在があったりなど、エピソードもすごく豊富で楽しかったです。原作追いかけられてないけど読んでみようかなあ。
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リン・ミンメイの伝説から時が経ち、移民惑星を探すマクロス7船団はある日正体不明の敵の襲撃を受ける。スピリチアと呼ばれる生命エネルギーを奪い取る敵に対して苦戦を強いられていたところ、ロックバンド「Fire Bomber」のボーカル・熱気バサラとミレーヌ・ジーナスの歌によって状況が変化、彼らの歌に効果があることが見出され……。

「俺の歌を聞け!」です。OPがめちゃくちゃSFでかっこいい。
過去がなくただ敵味方関係なく歌う熱気バサラと、天才パイロットの父と元エースの母を持つヒロイン・ミレーヌ、彼女のお見合い相手として出会う精鋭部隊のエースパイロット・ガムリンの三角関係ですが、ヒロイン像も三角関係もひと昔というか、いま描くとだいぶと変わるなあと感じるところがたくさんありました。ヒロインの造形、いまだとわがまま娘すぎる笑
でもヒロインを魅力的に描こうとしているのはすごく伝わってきていて、ほぼ毎回服装や髪型が違っていたり、大事な局面で男衆のお尻を叩く言動をするあたりは、子どもの頃に憧れたヒロイン像そのままでした。とても可愛いです。
「Fire Bomber」の歌を繰り返し繰り返し使うところに「歌で戦う」ことを感じさせて面白かったなあ。戦うといってもバサラはまったく戦わず歌うだけなのですが、それを貫き通したのはかっこいい。歌で銀河を救ったなあ。
寡黙で大事なときにしかしゃべらないビヒーダさんが最高にかっこよかったです。こういうキャラ好きなんだよー。
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新天地での高校生活でダイビングに魅せられ、ぴかりという親友ができたてこ。仲間たちに後押しされたてこは次なる目標としてアドバンスライセンス取得を目指す。新しい出会い、街での出来事、学校生活などなど、楽しいことがたくさんで……。

第1シーズンは視聴済み。
カメオ的にケットシーや灯里役の声優さん(が演じる登場人物)が出るとふわあって嬉しくなりますね。
ダイビングの楽しさや美しさ、恐ろしさを描きながら、新しい登場人物や不思議な出来事を描く現代物。ちょっとした不思議を描くのが本当にうまいなあと思います。ピーターの話は突飛でしたが面白かったです。途中で「そういうことか! あいつがそうか!」と気付いた感覚がすごく楽しかった笑
新しい場所で親しかった友人たちと離れ、馴染めるだろうか、楽しめるだろうか、後悔しないだろうかと考えるてこがすごく身近に感じられる。そこでてこが周囲と関係を築くためのものがダイビングっていう非日常的なものがまた面白いなあと思います。
後輩も出来たし、新しい一年がまた楽しみですね。
モンスターファーム~円盤石の秘密~BOX 1 [DVD]モンスターファーム~円盤石の秘密~BOX2 [DVD]
小学生のゲンキはゲーム大会「モンスター甲子園」で優勝し、景品としてシリーズ最新作「モンスターファーム200X」のCD-ROMを手に入れる。早速起動して遊び始めようとするが、突然テレビの中に吸い込まれ、気がつくとモンスターファームの世界に入り込んでいた。ホリィとスエゾー、そして新たに召喚したモッチーと出会ったゲンキは、世界を支配しようとしている悪モンとその親玉である魔王ムーを倒すべく、伝説のモンスター・ヒノトリを復活させるべく旅を始める。

低年齢層向けの異世界召喚もの。テクモのゲーム「モンスターファーム」「モンスターファーム2」を原案としていて、当時ゲームにはまっていたこともあってかぶりつきで見ていました。円盤石の秘密は第1シーズン。魔王ムーを倒すという、勇者もののRPG風のストーリー。
ギャグ要素もありますがシリアスな展開も多く、敵側にも個性があり、特に敵側から離反したピクシーとブルーマウンテン主従はラスト周辺の苦しい展開もあってすごく好きでしたし、改めて視聴してやっぱり好きだと思いました。勇ましく賢く美しいピクシーと、彼女に仕える忠誠心厚いブルーマウンテン。ピクシーの危機にブルーマウンテンが選択することは……という。当時「ゲームの世界に即していてめちゃくちゃ面白い」と思いました。
最終話はこんなビターな終わり方だったかなあと思いつつ、子どもの頃、一生懸命に見ていた気持ちも蘇って、楽しかったです。
異次元の世界エルハザード TV-BOX [DVD]
異世界エルハザードに転移してきた高校生の誠たち。神の目を巡る騒動の果てにイフリータとの再会を目指す誠だったが、偶然装置が起動しクレタリアへと移動してしまう。新たな水の大神官クァウール・タウラスも加わって、誠たちは望むところへ帰ることができるのか。

テレビ放送版の「神秘の世界エルハザード」とは別の話、OVA版の続きとしての「異次元の世界」です。なのでテレビ版では存在しなかった登場人物がいたり、人物の年齢や立場が変わっていたりと、テレビ版から続けて見るとどういう話なのかなと首を傾げてしまう、OVA版が好きな人のためのシリーズという感じ。
ばらばらなところにいるキャラクターたちが最後に向けて集まってくる感じは見ていて面白いなあと思ったんですが、13話目の温泉回は必要だったのか?笑 という。
アニメ「ひぐらしのなく頃に解」BD-BOX [Blu-ray]
大規模な事故により壊滅した雛見沢、そこで何が起こっていたのか――。綿流しの日に殺される運命にある梨花は、羽入とともに世界を繰り返してきた。すべては自分が殺害されることにより発生する雛見沢の滅亡を止めるために。いくつもの世界である病を発症させたことにより不幸な結末に終わった自分と友人たちに、果たして救いの道はあるのか。

無印のときに散りばめられていた謎を回収する解答編。誰が本当の主人公であったのか、いくつかの物語が存在するのは何故なのかというのが明らかになりますが、梨花ちゃまかわいいわあ素敵だわあ。ループものの主人公ならではの擦れた感じがたまらないですね。
しかし子どもがひどい目に遭うのは見ていて辛い。鷹野のエピソードは真顔で見ていました。きつい……。
オープニングに変化が現れていたときには感動しました。全員で力を合わせて真犯人とこの惨劇を乗り越える、という決意が感じられて、頑張れ! と応援したくなる。最後の世界線ではすべての仲間たちが一人も欠けることなく運命を乗り越えることができてたぎりしました。最後まで見守ってきてよかったー!
一番最後の最後、美代子のシーンは、彼女もまた救われる世界線があるということでいいのかな。そうだったらいい。そうであってほしい。
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Author:月子
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