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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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この世界には、目に見える人間の世界と、精霊の世界ナユグが重なっている。女用心棒で凄腕の短槍使いのバルサは、ある日川に落下した新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムを助ける。ナユグの水の精霊の卵を宿して水の守り手となったチャグムは、神を称する父帝に疎まれ、このままでは殺されてしまうという。母である二ノ妃の依頼を受け、チャグムを守り通したバルサ。やがてこの出会いは時をかけて国々を揺るがす大きな流れを生み出していく。

第二シーズンまでは見ていて、最終章の録画をうっかり忘れるという大失態を犯してから、早数年。最後まで一息に見ました。
面白かった!! 最終章、すべての人たちが少しずつ少しずつ繋いだものが、バルサやチャグムを育てて、助けたんだなあと思えるシーンがいっぱいあって泣きました。バルサとジグロの長い旅が終わったこと。チャグムと父帝が和解に至らずとも互いの生きる道をまっとうしたこと。そして何よりタンダの思いが遂げられたこと。見届けられてよかったなあとしみじみ思いました。
ドラマ版はやっぱり、帝がね!笑 俳優さんの演技力で存在感を強く感じられる登場人物で、最初から最後までラスボス感があって、この人の終わりが物語の一つの結末を象徴するようで、とてもよかった。
しかしタンダが報われると「お願い、お願いだからここで死なないで!」と思ってしまうのは……笑 報われない、だからこそかっこいい人だったのでね。ラブシーン、ちょっと泣いた。本当によかった。
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「君に届け」(Netflix)
長い黒髪と真面目で口下手な性格から貞子と呼ばれてきた黒沼爽子は、高校の入学式の日に風早翔太に道を教えたことで、彼のことが気になっている。明るい性格で気遣いができる優しい風早はみんなの人気者でただ憧れるだけだったけれど、彼もまた爽子のことを気にしていて……。

Netflixのドラマ版。ざっくり最終巻までの内容です。
もうちょっと長くやってくれてもいいのでは!? いい話なので、全12話は惜しすぎる。爽子と風早を中心とした周りの変化、特にくるみの話も含めて、進路の選択と恋と未来に揺れる気持ちをもっと感じたかったんだよー!!
しかしピンは格好良すぎたな……笑 あやねちゃんとお似合いなので、さらなる展開がないのかなと期待しちゃう。
メインは若手の俳優さんたちですが、脇を固める登場人物にベテランが多く、特に風早の父役はめちゃくちゃ頑固な感じが出ていてはまり役だったように思います。しかしあんなに怒鳴られたら何も言えなくなっちゃうよ……笑
恋に敗れ、仕事を失い、出向先でくすぶる笛吹新。四十歳となってもう将来に期待できずにいたある日バー『OLD JACK & ROSE』に辿り着く。そこはジルバと呼ばれる伝説の初代ママが作った高齢バー。それぞれの事情や人生を歩むホステスたちに刺激を受け、新はそこで源氏名アララとして働き始める。

原作未読。広告などで見た覚えがあったので気になってドラマを見ました。
「40歳は終わりじゃない。これからだ!」と鼓舞するような内容でとても楽しかった。仕事を通じて知らない世界があり、生き方があり。少女時代のように寄りあつまれる友達もできるし、恋も結婚も出産もできる。たくさんの災害や感染症や悲しみや怒りがあって、そこで生きている私たちがいる。後半はリアルに寄せながら希望あるフィクションで、ああこうやって楽しい毎日にしたいなあと思ったのでした。
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暴力団の若手組員の三人は、ある大きな失敗をした結果、組長命令でシノギのためにアイドル活動をさせられることになる。強引な性転換手術と全身整形の結果、地下アイドルならぬ裏路地アイドルの『ゴクドルズ』となるが、生まれてから男として生き、極道にまでなった彼らに「アイドル」を演じることは困難すぎ……。

アニメは視聴済み。実写があるってマジかよと思って見ましたが、実写も破壊力が高すぎた。インパクトでかすぎで笑うしかない。あと組長があまりに格好良すぎて惚れる。あの喋り方がばっちり似合いすぎててときめきが止まりません……!
極道とアイドルとのミスマッチがとても面白く、コメディながらも男性と女性の振る舞いや違いを描いていてなるほどなあと思うところもあり。アイドルらしい活動をしているシーンがライブくらいしかなかったので、もっとめちゃくちゃに可愛いところ(中身はおっさん)が見たいな!
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フリーライターの正隆は、雪映という妻がありながら新聞配達員の萌と不倫をしている。だがある日萌が妊娠。保身のために堕胎を要求するが、夫の不実に我慢の限界を迎えた雪映の言葉で、すべてをやり直そうと決める。だがすべてを失った萌はそれを許すことができず、また雪映の妊娠を知って狂気に走る。これが離婚していないだけだった夫婦の「殺人共同生活」の始まりだった。

怖い。面白い。えぐい。ひりつくようなサスペンス。不倫相手を不可抗力で死なせてしまい、それを隠蔽したことで追い詰められていく二人。必死に姉の行方を探す弟と、二人を脅す半グレのガールズバー店長と、本物のヤクザに追われる一方、正隆がすべてを諦めた原因についても描かれていて、ああもうすべてが噛み合っていなかったんだなあ……とあまりに哀れなんですが、どうしようもなくクズなんだよなあ……。
そんなクズっぷりがひどい正隆に、何もかも終わらせようとしたところで救済が入るのが、美しい絶望。もっと早くに知りたかった、わだかまりを解消できていたら、と思わずにいられなかった。
しかし最後、雪映は罪に問われなかったんだな……。二人で子どものために黙っていることにしたのか。だから「離婚してないだけ」でいられるのか。二人をつなぐのは未だ罪だというのはなんとも……。
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生命保険会社に勤める遠藤愛は、SNSでいいねを求めるあまり、婚約者にふられてしまう。同じ日にスマホを落とした愛は、拾い主からそれを受け取るべく待ち合わせ場所に向かうが、そこは地下アイドルグループ「サニーサイドアップ」のライブが行われるライブハウスだった。むしゃくしゃしている愛はライブ中、メンバーの一人である栗本ハナに暴言をぶつけるが、この出会いをきっかけにハナを推しとして追いかけるようになっていき……。

「地下アイドル」「推し活」「ファンとストーカー」を描いた作品。「推しました」は実は「押しました」にかかっており、冒頭で主人公である愛が誰かを突き落としたらしいこと、その理由となるすべての始まりから語り始めるところから物語は始まる。
いいねが欲しい、きらきらした自分でいたいとプライベートを切り売りする愛や、地下アイドルやファンに対して偏見を持っているところを躊躇なく描いているところが、だいぶ「うわああああ」と頭を抱えたくなる感じでしんどいんですが、少しずつ愛が変わっていくと物語にも希望が見え始めてくる。けれど事件が起こる瞬間が近付いてくるのがもうはらはらどきどきで……。
真相はだいたいこんなところかなとはわかってはいたんですが、そこに至るまでに躊躇わずに愛が行動を起こしたこと、区切りをつけた後にちゃんとハナが真実を話しにきたことがすごくよかった。本当に好きで応援したい。その思いに応えたい。その二つが上手く釣り合ったからこその結末だった。
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仲村叶は特撮オタク、通称特オタ。シングルマザーの母親から「女の子らしくない」と取り上げられ続けた特撮愛を、大人になって一人暮らししているいま満喫している二十代。だが偶然同じ特撮好きの小学生や年上の女性に出会ったことで少しずつ趣味に対する後ろめたさを解消していく。しかし何も知らない母親との距離は難しいままで……。

原作は数巻読みました。数年前原作を読んだ当時は「つらいよなあ……」「大変だなあ……」と思っていたんですが、この2023年にドラマを見ると、あれっ、オタクを取り巻く状況がかなり変わってる? と思ったんですよね。だってこの時代、大抵の人が「推し」を推してるんだから。
時代が変わってよかったなあ……と思いながら、家族や周囲の無理解に苦しんだ人たちのことを想像して視聴。年齢的なものもありますが家族の理解が得られない、好きなものを否定されるというのは本当に見ていてきつくって、お母さんが出てくるところはだいぶはらはらして見ていました。だから最終話直前、叶がお母さんを「じゃかあしいわクソババア!」と殴るところ、殴れ、殴れ、私なら殴ると思いながら見ていたので、本当にびっくりすると同時に仕方がないとも感じました。
最後はちょっと和解した空気を出していたけれど、こういう問題は根深いから解決には至っていないのがちょっと気になったかな……。誰かの好きなものを否定しないって難しいんだよな。
「カウボーイビバップ」
未来の宇宙、賞金稼ぎを生業とするカウボーイのスパイク。おんぼろ宇宙船ビバップ号にやってくるのは厄介な事件と記憶喪失の謎の女。訳ありだらけの面々が関わる事件がそう簡単に解決するはずもなく……。

有名作品の実写化。アニメは視聴済み。
結構頑張って実写化したなという印象でしたが、打ち切りなんですね。残念。
お話はちゃんと面白いと思ったので、ドラマにするより映画の方がよかったかもしれないなあ。だってちゃんと声優さんたちがアニメの人たちなんだもの。見始めた最初は違和感があった俳優さんたちはしばらくすると見慣れたし、特にスパイク役の方がなんかいいなあと思ったんですよね。こう、しゅっとしている感。
音楽がちゃんと菅野よう子さんの曲を使っていたのも嬉しかったな。OPのときに流れる翻訳された日本語には笑ってしまいましたが、しかし英語圏の人たちにはこう見えるんだよなあと。
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キャンプを楽しむ女子高生たち。ソロキャンを楽しむリン、キャンプの魅力に取り憑かれたなでしこ、野外活動サークルの活動に勤しむ千明とあおい、マイペースな恵那……それぞれの日常を楽しみながらの非日常を描く、実写版。

アニメを見たので実写も。
再現率高くない!? 特になでしこの声の出し方の感じ! とびっくりしながら見ていましたが、キャンプシーンもしっかり描かれていて面白かった。
しかし実在の女子高生キャンパーたちが身の安全に重々気をつけてほしい。やはり屋外、十代だけの寝泊りは心配になる……。
アウトドアが流行っているのは知っていましたが、これを見ていると他にもどんなことをやっているのか、どんな活動をしている人たちがいるのか気になってきました。チャンネル動画とか漁ってみようかな。
「グッドモーニング・コール」(シーズン2)
大学に進学した菜緒。大好きな上原くんとの同居は解消したけれどいまは隣の部屋に住んでいる。恋も学業も順調、と思いきや新しい出会いと恋の騒ぎが二人に押し寄せて……。

大学進学後の二人の話。相変わらずすごい恋模様だな!笑
新しい三角関係に、遠距離恋愛をしている友達、かつて自分のことを好きだった幼なじみと彼を思う女性、といろんなところで騒ぎがあるなか、菜緒と上原くんもごちゃごちゃしており。
だいぶすれ違いますが、なんだかんだ上原くんは菜緒を理解しているんですよね。ただ接し方が素っ気なさすぎるだけで。菜緒がだいぶと鈍いせいもあるけれど、最後は変わろうと成長するところはよかったな。
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Author:月子
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