忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
「忍びの家」
経営が傾きつつある酒造を営む俵家は、実は服部半蔵の子孫で忍びの一族。六年前、任務中に起こった長男の死をきっかけに一家は家業から足を洗って普通の家族になろうとするが、家計は常の火の車。気持ちもばらばらになっている俵一家だったが、いくつかの出来事をきっかけに再び忍びとして任務につく。

Netflix作品なのでとんちきなのかと思いきや、原案が賀来賢人さんたちとあってちゃんと日本の忍びでした。展開や背景美術というのか、小物はファンタジーっぽかったけれどそれがいい。
優秀な長男の死に傷付いた次男をはじめとした家族が、再び忍びという世界を通じて再び絆を強めていく王道展開。いかにも怪しい新興宗教の教祖が敵だったり、死んだはずの長男が実は……だったりも美味しいし、政府に専門の部署があったり、家が忍者屋敷だったり、いろいろ面白いところがいっぱい。
惜しむらくは「次作に続く!」だったこと。そこで終わらないで!? という最終話だったので、どうオチをつけるのかめちゃくちゃ気になります。
PR
「リカ~リバース~」
何故「雨宮リカ」は生まれたのか? それはある完璧な家族から始まった。医師の夫と、美しい妻、優秀で華やかな姉と謙虚で控えめな妹の双子という雨宮一家のもとに新しく派遣された家政婦の幸子。だが妻、雨宮麗美がふとしたときに見せる言動は尋常ではなく……。

恋愛モンスター雨宮リカが生まれた原因を描く過去編。
リカそっくりの美しい母親は夫に執着して束縛、機嫌が悪くなると娘たちの食事を抜いたり体罰を与えたりする。華やかなリカと大人しいユカの双子のうち抑圧されているであろうユカが変貌するんだというのは作品をずっと追っていた視聴者にはすぐわかるんですが、それにしてもその変わりようが最初からぶっ飛んでいて。調べると原作の方がより込み入った設定になっているようなので、俄然読みたくなってきました。
「リカ」
「雨宮リカ、28歳です」。地域に密着した個人病院で、新規採用となった看護師の雨宮リカ。優秀な仕事ぶりとは裏腹に、その言動には数々の違和感があった。次期院長になる予定の大矢に妙なアプローチをする彼女の目的は……?

恋愛モンスター、雨宮リカのサイコスリラー。はっきりとストーカーで、人の話は聞かないし、怒鳴られたり暴力の気配を感じるとこうなった原因に由来することもあって殊勝になり、追及の手を緩めると、やっぱり懲りずに……。人を陥れたり殺人を犯したりを気軽にやってくれるので、理解できない人間が周囲を破滅させていく展開は、いい感じにもやもやイライラさせられて面白く見ていました。
いやもう、色々と尋常じゃないんですよ。ともすれば笑ってしまう絵面なんですけど実際に遭遇したら恐怖だなって。
二部構成で、第二部は第一部から数年後。ここで第一部と同じように「雨宮リカ、28歳です」「私28歳よ」とさらっと言えるのがすごく怖くてよかったな。28歳で絶妙な年齢だなあと思うのと、古い集合住宅に住んでいて家具だの服だのが小花模様だったりふりふりだったり。
「ザ・ミスト」
娘アレックスのレイプ被害をきっかけに限界を迎えたイヴは、娘と街を出ようと、準備のためにショッピングモールで買い物をしていたところ、謎の霧と遭遇する。街全体を覆う霧はその中にいるものをどういうわけか殺害する力があるらしく、イヴとアレックスはショッピングモールに居合わせた人々と籠城することになってしまう。一方警察署にいたケヴィンは家族のもとへ向かおうとする。果たしてこの霧から抜け出すことはできるのか?

映画が残酷で大変よかったのでドラマを見ましたが、正直いまいちだよ! 誰のことも理解できないまま、やばい人がやばいということだけよくわかりました。あと宗教と集団心理が怖い。
霧が何なのかはわからなくていいんですが、もうちょっとわかりやすいお話の終わりが見たかった。家族としてしっかりまとまって活躍するとか、やべーやつと戦って脱出するとかそういう。
「幽遊白書(実写ドラマ)」
素行が悪い不良ながら正義感が強い浦飯幽助。ある日子どもを助けて命を落とした幽助だが、想定外の死を迎えたとして、霊界案内人のぼたんとエンマ大王の息子のコエンマにより、生き返るために霊界探偵になって人間界で発生している魔界絡みの事件を解決するよう命じられる。嫌々ながら始めた霊界探偵だが、少しずつ幽助の中で変化が生まれ……。

実写ドラマが制作決定と聞いて、ネットがざわめいていましたが、原作のいいところを上手いこと抽出して、霊界探偵編というかメインキャラクターが揃うまでのシーズン1として作った作品だなあと思いました。週刊連載の原作だと後から見たときにまとめておいた方がいいエピソードが描写が発生すると思うので。
幻海師範がめちゃくちゃ好きなので、早めに登場してくれて嬉しかったし、第5話で若かりし頃の姿が見られて嬉しかった! あのシーン、わっと鳥肌がたった。いい女と男の別れのシーンだった。
そしてやっぱり桑原がいい男だった。歳を取るごとに桑原という男の良さがわかってくるな……。
そんな感じでストーリーやキャストに特に違和感は感じなかったのですが、一番「うん?」と思ったのは街の描写。こんなごみごみしていて活気のある街や入り組んだ住宅街って最近ないんじゃないか……? なんて思ったんですよね。
「ONE PIECE」(実写)
海賊王ゴールドロジャー。その処刑の際に言い残した「ひとつなぎの大秘宝/ワンピース」をめぐり、世界は大海賊時代に突入した。モンキー・D・ルフィもまた海賊王となるべく村を旅立った。かくして麦わらの一味の冒険が始まる。

原作を敬愛する人たちが一生懸命作りました! という気概が感じられる実写ドラマ。声優さんたちもアニメと同じ方々なので、それだけでこの実写に色々な人が期待をかけていることがわかるというもの。
外国人顔のルフィたちに最初はちょっと戸惑ったものの、吹き替えのおかげで安心して見ることができました。ルフィは本当に、表情がいい。表情の豊かさが完全にルフィだった。他の面々もばっちりだった。
個人的に、エピソードの主役に合わせて変化する冒頭のロゴがかっこいいのでグッズにしてほしい。ラバストとかキーホルダーにしたらそれぞれに推しがいるファンに需要があると思うんですけどどうですか。
B09537HKGM
それぞれにキャンプを楽しむ女子高生たち。ソロキャンが趣味のリンは、のんびり年越しをしたその日道路の凍結で帰宅することができなくなってしまう。そんなとき、同じキャンプ仲間のなでしこから、浜松の祖母の家に行かないかと誘われる。みんなでキャンプをする楽しみを知るなでしこは、リンからソロキャンの魅力を聞き……。

実写ドラマのシーズン2。アニメで見た話ですが、実写がそのままなのでびっくりします。再現度高すぎ。
初めてのソロキャンでなでしこがホイル焼きを食べているシーンがめちゃくちゃ好きでね! 子どもたちと分け合って食べているところ、見ていて幸せな気持ちになります。コンビニ飯を作る姉弟に、いいねって言えるなでしこが尊い。
実写で見ているとより、それぞれのキャンプの楽しみ方があるんだって思えていいなー。それを尊重し会える空気が見ていて心地いい作品で、好きです。
「龍が如く 魂の詩。」
広島・尾道仁涯町の悪ガキ三人組、達也、浩一、久人。こんなところで燻っているよりも、と憧れの神室町で一旗あげようとする彼らだが、ヤクザものたちが蔓延る場所でその夢は容易に叶うはずもなく……。

ゲーム「龍が如く」シリーズ関連のドラマ作品、に見えますがゲーム本編とは関わりがないと思ってもらって大丈夫だと思います。登場するのはゲームの主人公・桐生一馬に憧れる不良三人組。……桐生一馬の実写は確かに難しいと思うけどさあ……。
不良から半グレへ、そしてヤクザの下っ端へ、という深みに嵌っていく流れが描かれています。人はこうやって裏社会に飲まれていくんですよね。その末路も当然のものですが、桐生一馬の波乱万丈さと活躍を思うと、現実はそう甘くはないという気持ちになる。
「弁当屋さんのおもてなし」
二股をかけられていた恋人が結婚することになり、どん底のまま札幌へ転勤した千春。ろくに自炊ができず、鬱々と毎日を過ごしていたある日、弁当屋の「くま弁」を見つけ、縋るように弁当を買い求める。だが注文したものとは違う献立で……その理由を知ったとき、千春は自分が前を向き始めていると気付く。

HTBの短期のドラマかな? 原作は未読。
舞台が北海道なのでもちろん登場するNACSの面々。このナレーションのめちゃくちゃ喋るのは……と思っていたらそうでしたね!笑
お弁当で、店に立ち寄る人たちのちょっとした悩みごとや不安を軽くする。これが実に美味しそう! もっと見ていたかったので全4話は短かったなあ。役者さんたちも優しい雰囲気があって素敵だったのでもうちょっと長く見ていたかったし、千春と大上の関係の進展も見守っていたかった。
印象的だったのが第3話、占い師のカタリナのエピソード。家族になるって、一緒に暮らすって、多分第一に一緒に食べることにあると思うので、思い出の味と叶わぬ恋は色々と感じるものがありました。
「僕だけがいない街」(ドラマ)
売れない漫画家の藤沼悟は「再上映(リバイバル)」と自身で呼んでいる不思議な力を持っている。自分の意思とは関係なく薪戻って悪い出来事の原因が取り除かれるまでループするという、非常に厄介なだ。しかしある日母親が殺害される事件が発生し、母を助けたいと強く願ったところ、リバイバルが発生。1988年2月、小学生だった頃に戻り、そこで起こる連続誘拐殺人事件の解決に挑むことになる。

アニメ版を視聴済み。このドラマ版が一番原作に近いのかな?
後半のはらはら感と、悟が一時的に脱落したことで犯人を追うことができなくなるも、意思を引き継いだ友人知人たちがいて、最後の戦いに力を貸してくれる展開はとても熱かった。「ああしておけばよかった」という後悔が誰しもあると思いますが、リバイバルによってその後悔を払拭できたのはきっと悟だけじゃない。勇気を出す。仲間を信じる。助け合う。まっすぐな思いがとても眩しかった。
実写だとより「頼れる大人」の力強さが際立って、どうかどうか助けてあげてと祈る気持ちで見ていました。お母さんの佐和子さんが本当に理想のお母さんで、オリジナルの世界線こそ悟は鬱屈していたけれど、本来は小学生に戻って一生懸命一人ぼっちの子たちを殺人犯の手から守ろうとしたまっすぐな子なんだなあと思いました。
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]