読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
コスメ会社リリー・ルクレアのウェブ担当であるレネーは、冴えない見た目と卑屈な性格の持ち主。だが変わりたいという気持ちはあり、運動をしようと運動系ジムのソウルサイクルを訪れる。強い言葉で励ますインストラクターの声を聞きながら興奮状態のまま、不運にも自転車から落下したレネーは頭を強打。だが目が覚めたとき、その目に写ったのは美しく変貌した自分だった……他の人間には、冴えない見た目は何一つ変わっていないけれど。
太った身体に卑屈な言動、それでも限られた友人たちと励まし合いながら楽しそうに過ごしているレネー。だがもちろん「美しくなりたい」という望みはある。そんな彼女は劇的に変わることはないけれど、頭を打ったことで視覚情報にエラーが発生。自分が痩せて美しく変わったように見えるようになってしまった。見た目が変わったと思い込んだレネーの言動は変わって、多くの人をドン引きさせつつ、魅力的にも感じられるようになって……というコメディ作品。
楽しかったんですが共感性羞恥が強い人は見ていて辛い気持ちになりそう……。レネーの言動は、ポジティブとはいえだいぶ自意識過剰でちょっと大人しくしてほしいと思わずにはいられなくて。
でも自尊心が低い、というのが現在の社会の問題なのかな。エイヴリーも、イーサンも、マロリーも、成功者だったり高収入だったり美人だったりするのに、それぞれの悩みがあるという。
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