読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
一昼夜かけて80キロの道程を歩くだけの学校の伝統行事、歩行祭。三年生の貴子は、クラスメートである西脇融を意識しながらも、ずっと話しかけられないでいた。ただそれは、恋心が理由ではなかった。また、融は友人の忍から貴子のことをずっと見ていると指摘されるが、彼もまた、その理由は恋ではなかった。ただみんなで夜歩くだけ、けれど特別なその日の出来事。
本屋大賞を受賞していたんだっけ、と予告編を見ながら思い出しました。原作は当時すぐ読んでいたので、今では詳細をほとんど覚えておらず、それでも説明不足は感じられつつも焦点がぶれなかったので、日常の延長にある切なさを感じられて好きな作品でした。貴子と融のことばかり見ると気詰まりなのですが、そこはちらっと見える周りの子たちのささやかなエピソードがいいスパイスになっていて、特に高見くんはすっごくよかった!笑 癒された。
融は、吹っ切れる前と後の表情がまるで違うのが、もうお姉さんきゅんきゅんしました。険しさが拭われて気の抜けた、忍から好かれるような本来の優しくてお茶目な顔が、もう本当に素敵だった!
それから私は美和子の役の女優さんが好きで、どこかで見たことがあるなーと思ったら、花男でつくしの親友役をやっていた方だったんですね。この方がすごく好きで、雰囲気もすごく素敵で、ぽーっとなってしまった。ブログを見に行ってみたら大人なお姉さんになっていて、おお……と思いました。やっぱり綺麗な人だなあ!
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