読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々


ブラック企業に心身を壊されて死を迎えた街尾火楽は、神から三つの願いを叶えてもらい、異世界で第二の人生を始める。転移先は魔物だらけの未開の地だったが、前世の知識とサバイバル能力、神の加護でもある農業ができる『万能農具』によって憧れののんびり農業ライフを満喫。そのうち凶悪な魔物たちや吸血鬼、天使、鬼人族など行き場をなくした種族たちが移り住むようになり……。
ハーレム農家かあ……と思いながら見ていたんですが、主人公が絶妙に男女のあれそれに興味はあるけれどハーレムは別に、みたいな性格なのがすごい。ラッキースケベ的な展開はもう古いという認識か、なろう系読者にはそういう主人公はウケないのか、みたいなことを考える。少なくともモテてモテてどうしようみたいな反応はヘイトを貯めるのかな。
とにかく、某アイドル農家の皆さんに憧れた的なことがあって異世界で農業生活を始めることになったヒラク。ファンタジーらしい種族の女性たちが次々に移り住み、拠点の存在を知った周辺諸国の人々と関わりを持つようになり、と村が大きくなる展開が楽しい。女性ばっかりなのでルーがまさか出産するとは思わず、この辺りも「生活」って感じで面白かったな。
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童貞のまま30歳を迎えると魔法使いなる……そんな都市伝説は真実だったようで、女性経験のないまま30歳になった安達は触れた人の心が読める魔法が使えるようになってしまった。そうして知ったのは同期でエースの黒沢が、自分を好きらしいということ。冴えない彼とイケメンな彼の恋の行方は……。
心が読めてしまったことで、同性のイケメンが自分のことが好きだと知り、整った顔面の下でとんでもないことを考えていることがわかってしまったり、心から大事にしようとしてくれていることが伝わったりと、にやにやじれじれもだもだな二人の関係が進展していくのがとても可愛い。
その一方で少しずつ進展する、安達の友人で小説家の柘植の不器用さと、正反対の性格の思い人の恋もじれったくて楽しい。
みんな幸せになってよかったねえ。

台北に住むカイティンとジュンジョーは休日の予定について話して揉め、気を取り直して仕事に出るといういつもの一日を過ごすはずだった。しかし様子のおかしい人々が、とてもまともとは思えないことを言いながら周囲の人間を次々に残酷な手段で手にかけるという猟奇的な現場に遭遇する。この状況はこの街のみならず国中に広がっており……。
とんでもないスプラッタホラー。R18+も納得。
血も出るし色んな意味でぐちゃぐちゃにされるし、何より猟奇発言が大変気持ち悪い。見ながらうわぁ……とどんどん気持ち悪くなっていくので耐性がある人しか見ちゃだめなやつ。
やっぱりバッドエンドなんですが、最後まで見ていると「きたきたやっぱりバッドエンド!」という期待を裏切らないいい胸糞感(褒めています)。ここまで嫌な気持ちを貫いてくれると清々しくて、面白かったです。
「弁当屋さんのおもてなし」シーズン2
傷心のまま北海道に異動になった千春の生活も気付けば半年あまりが経ち、相変わらず弁当屋「くま弁」に通う日々。調理担当のユウのことをほのかに思っていた千春だが、季節が過ぎるうちについに転機が訪れ……。
わけありのお客さんたちの悩みを少しだけ軽くするお弁当が登場するドラマのシーズン2。完結編でいいのかな?
拙者、主人公の恋に親が出張ってきて上手くいく話が大好き侍。料理を移し替える展開はあるあるだけど、その後食卓を囲む展開はおかしくて楽しかった。
食べるものを作るっていうのは大変で、それを食べることにも意味があって、それら全部が生きるってことでもある。だからごはんが絡む物語って好きなんだよなあ。
傷心のまま北海道に異動になった千春の生活も気付けば半年あまりが経ち、相変わらず弁当屋「くま弁」に通う日々。調理担当のユウのことをほのかに思っていた千春だが、季節が過ぎるうちについに転機が訪れ……。
わけありのお客さんたちの悩みを少しだけ軽くするお弁当が登場するドラマのシーズン2。完結編でいいのかな?
拙者、主人公の恋に親が出張ってきて上手くいく話が大好き侍。料理を移し替える展開はあるあるだけど、その後食卓を囲む展開はおかしくて楽しかった。
食べるものを作るっていうのは大変で、それを食べることにも意味があって、それら全部が生きるってことでもある。だからごはんが絡む物語って好きなんだよなあ。

「親愛なるエヴァン・ハンセン」……社会不安障害のエヴァンはカウンセラーの勧めで自分宛の手紙を書いている。それを素行の悪いクラスメート、コナーに奪われてしまうが、次の日彼の両親に呼び出されたエヴァンはコナーが自殺したこと、二人が親友だと知らなかったと告げられる。誤解を解くことができず嘘を重ねるうち、エヴァンの行いは美談となり、どうしようもない状況へ展開していく。
社会に適応しづらい主人公が嘘を重ね、多くの人と交流を得て、最後に本当に大事なものとともに歩んでいくミュージカル作品。
ただただ嘘を塗り重ねられていく展開がきつく、劇中歌で緩和されるものの、行き着く先は破滅だよという気持ちで見てしまってだいぶしんどかった。なので不器用に生きる人たちの苦い青春物語としては満点だと思います。
エヴァン・ハンセンの歌声がよくってなあ。心の優しい、不器用で、悲しみを抱える、生きづらい若者の声をしているなあと歌に聞き入ってしまった。

異世界召喚されたブラック企業勤めの佐野ユージはテイマーのスキル持ち。テイムしたスライムたちや他の魔物の力を駆使し、賢者の力を組み合わせることで、驚くべき無双ぶりを無自覚に発揮するようになる。それはやがて世界の命運を左右することにも繋がり……。
転生している男性主人公が無双する作品ばかり見ていると名前と設定が頭の中でごっちゃごちゃになる。
とにかくスライムたちが可愛い。癒される。ああいう一見無害そうな小さい魔物がいっぱいいると可愛いのだなと理解しました。
無気力な人物なので、だいぶ重要な世界の秘密に触れているのにそれを感じさせず、知識と能力を駆使して戦う姿はまさに主人公だなあと思いながら見ておりました。
「御手洗家、炎上する」
失ったものをすべて取り返す。実父と再婚した同級生の母親によって家もその中にあった大切なものもすべて奪われた杏子は、名前を変えて家政婦として御手洗家に乗り込む。有能か彼女を仇である御手洗真希子は重用するが、二階には絶対に立ち入らせようとしない。けれどそこにこそ復讐を果たすための鍵があり……。
火災から始まるので最終的に家が燃えて終わるだけだろうかと思ったら、ネットの炎上や、なりすまし、SNSの羨望と嫉妬も絡んで、程よいはらはらどきどき感が面白かったです。
登場人物が絞られているおかげか、思ったよりややこしくもなくどろどろもせず、最終的にいい話で終わってよかった。杏子が男前で、きゃー! ってなっちゃった。
個人的に母親同士の言い合いが、おおー言いおったぞ! と思って面白かったです。下世話だとは思うんだけど、善良な人が開眼して自分にひどいことをした相手にきついこと言うって楽しいじゃないですか。
失ったものをすべて取り返す。実父と再婚した同級生の母親によって家もその中にあった大切なものもすべて奪われた杏子は、名前を変えて家政婦として御手洗家に乗り込む。有能か彼女を仇である御手洗真希子は重用するが、二階には絶対に立ち入らせようとしない。けれどそこにこそ復讐を果たすための鍵があり……。
火災から始まるので最終的に家が燃えて終わるだけだろうかと思ったら、ネットの炎上や、なりすまし、SNSの羨望と嫉妬も絡んで、程よいはらはらどきどき感が面白かったです。
登場人物が絞られているおかげか、思ったよりややこしくもなくどろどろもせず、最終的にいい話で終わってよかった。杏子が男前で、きゃー! ってなっちゃった。
個人的に母親同士の言い合いが、おおー言いおったぞ! と思って面白かったです。下世話だとは思うんだけど、善良な人が開眼して自分にひどいことをした相手にきついこと言うって楽しいじゃないですか。

スネ夫に自慢された宇宙旅行にいますぐ行きたいと、ドラえもんに力を借りようとするのび太。だが危険な宇宙に行かせられるはずもなく、道具で宇宙を体験するだけにしようとするが、この道具が何者かに持ち去られてしまう。それが飛来したUFOの仕業だと知ったのび太たちは期せずして宇宙旅行に出ることになる。
だいぶがっつり宇宙の冒険。宇宙船団だったりブラックホールだったり危険な星だったり宇宙での戦いだったり。これだけでもだいぶ盛り沢山だな……。最後にノストラダムスの大予言が絡んだのが時代を感じます。98年から99年の連載で、1999年の公開作品です。
しかし眩乱の星が普通に怖いんだよな。どうして映画ドラえもんは作品を見る子どもたちに軽いトラウマを植え付けていくのか。
「PLUTO」
人間とロボットが共生するその時代で、多くの人に知られ慕われているロボットたちが次々に破壊される事件が発生。同時にロボットと深く関わる要人たちが次々に命を落とす。刑事ロボットのゲシヒトは調査を進めるにつれ、それが世界最高水準のロボットの誰かによるものと考えるようになる。だがロボットは決して人間を傷付けることはできないはずだった……。
「アトム」の物語をここまで骨太なサスペンスにできるのか! と驚く作品。ロボット、兵器、人間、命、感情、SFで描きたいものがここにあるという感じだったなあ。アトムをはじめとしたロボットたちの言動や、怒りや悲しみ、迷いを見ながら、人間ってロボットって、と考えてしまう。
「嘘をつく」だったり「記憶のありか」というのを繰り返し描いて印象付けているのがとにかくいい。子どもの記憶を消去して、けれど消しきれなかったゲシヒトや、ウランの嘘によって救われるヘレナ。偽りの記憶をもって行動していたアブラーだったり、二つの心に引き裂かれるプルートゥだったり。悲しい結末に向けて積み重ねられていくものが本当によくって、とても面白かった。
人間とロボットが共生するその時代で、多くの人に知られ慕われているロボットたちが次々に破壊される事件が発生。同時にロボットと深く関わる要人たちが次々に命を落とす。刑事ロボットのゲシヒトは調査を進めるにつれ、それが世界最高水準のロボットの誰かによるものと考えるようになる。だがロボットは決して人間を傷付けることはできないはずだった……。
「アトム」の物語をここまで骨太なサスペンスにできるのか! と驚く作品。ロボット、兵器、人間、命、感情、SFで描きたいものがここにあるという感じだったなあ。アトムをはじめとしたロボットたちの言動や、怒りや悲しみ、迷いを見ながら、人間ってロボットって、と考えてしまう。
「嘘をつく」だったり「記憶のありか」というのを繰り返し描いて印象付けているのがとにかくいい。子どもの記憶を消去して、けれど消しきれなかったゲシヒトや、ウランの嘘によって救われるヘレナ。偽りの記憶をもって行動していたアブラーだったり、二つの心に引き裂かれるプルートゥだったり。悲しい結末に向けて積み重ねられていくものが本当によくって、とても面白かった。