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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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そして花嫁は恋を知る 青の大河をのぼる姫 (コバルト文庫) (そして花嫁は恋を知るシリーズ)
ネプティス王国の新国王、レトムゥールとの結婚が決まったブラーナ皇女のプシュケは、期待に胸をときめかせた。政略結婚とはいえ、以前からレトムゥールに憧れていたからだ。しかし、ネプティスに着いたプシュケに対し、露骨に反発する美少女がいた。はじめは彼女がレトムゥールと結婚するはずだったらしい。もしや、レトムゥールも彼女のことが好きなのでは——不安になるプシュケだったが!?(裏表紙より)

末っ子甘えんぼ気質の姫プシュケと、「黄土の大地を潤す姫」で登場したレトムゥールのお話。
全体的に可愛らしい感じだった、かな?
プシュケがちょっとぬけたところがあるので、陰謀面としては今回は弱い印象でした。ライバルのアーケスメイア姫との対立もありつつなんだけれど、レトムゥールとの恋愛模様はそんなにない。むしろ、自分の身分を自覚して、頑張ると決めるまでのお話だったような気がしました。それから異文化理解についても書かれていました。プシュケは柔軟でいい子だなあ。レトムゥールはまだまだ保護者、という感じですけれど、なんだかかわいらしい夫婦になりそうです。
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戦後民主主義と少女漫画 (PHP新書)
一九七〇年代から現在に至るまで、とくに“二十四年組”を中心に花開いた〈少女漫画〉の魅力とその高度な達成——大島弓子と萩尾望都、岡崎京子の作品を主な手がかりに、少女漫画を戦後文化論として読み解く。ヒロインたちが抱える繊細な“怯え”は、大人の論理が強要する安易な成熟の拒否であり、無意識の抵抗だったのではないか。今日に至るまで連綿と受け継がれてきた“震え”や“怯え”の伝達装置としての〈純粋少女〉たちに、高度消費社会の諸矛盾を乗りこえる可能性をみる。巻末に「少女漫画の名作一覧」を収録。(カバー折り返しより)

柔らかな文体と考察で、この方の文章は好きだなーと思いながら読む。なんというか、少女漫画に
対して嫌悪感というか抵抗感があんまりないような見方をされている気がする。
でもタイトルにあるような話はほとんどないです。
序章「七〇年代少女漫画前史」では、七十年代少女漫画論でよく見る「成熟の拒否」が扱われているけれど、この本はその「読者の心」に強く言及するわけではなくて、大島弓子『バナナブレッドのプディング』、萩尾望都『トーマの心臓』、岡崎京子『ヘルタースケルター』を通して、少女漫画の主人公たる「少女」とその作家とは何かを探っていく感じで、ようはすごく私好みの一冊でした。大島弓子から萩尾望都、そして岡崎京子から現代少女漫画へ持っていくのが自然体で、嫌らしくなかったなあ!
飯沢さんは大島弓子さんがお好きなようで、それに多く割かれている印象。終章の「純粋少女と少女漫画のいま」がよかったなあ。好きだー。
巻末の少女漫画の名作一覧は完全に飯沢さんの趣味というかで、最後まで固くない感じが好きでした。
本のなかの少女たち
ドストエフスキーやコクトー、エミリー・ブロンテ、『竹取物語』や『源氏物語』などに登場する「少女」を取り出して語る。分かる作品のものは面白いなあ。「少女」ってこういう描き方があるのかーと興味深く読んだ。一番興味を引かれたのはコクトーの『恐るべき子供たち』。萩尾望都の漫画で知っていたから、なるほどーと。
「バタフライ・エフェクト」
バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション [DVD]

父親は精神病院におり、母の女手一つで育てられた少年エヴァン。彼には、時々記憶がなくなるという不思議な現象が起こっており、その治療のために日記を書き始める。やがて州立大学のエリートとして成長し、幼い頃の日記を見つけたエヴァンは、それに、過去へさかのぼり、運命を変える力があることを知る。

おっもしろかったー! あなたを救うために何度も運命に抗う、という話は好きだ! しかし遙か3とは比べ物にならないほどのシリアス、容赦ない展開で、何度も「うわああああ!!」と叫んだ。台詞のひとつひとつが伏線になっていて、すごく面白かったなあ! 袋小路に迷い込み始める感じがもうすごかった。
役者さんも演じ分けがすごい。少しずつ性格が違うのがいいなあ。それでもひたむきにケイリーを救おうとするエヴァンが切ない。どんな時間軸でも彼女を愛していて、友人たちを愛していて。けれど何度やっても……! というところがもうね!
レンタルで見たので、別エンディングは二種類見ました。確かにあれはない! セルDVDのディレクターズカットでどんなだったんだろう。気になる。
はああああ好きだあああ。ごろんごろんしてしまうな!
毎年恒例になりつつある、夏なので積読を崩そうの自分計画。
去年の目録に同じ本があるのにおののきつつ……。
今回は40冊です。読み終わったら通常運営になりますが、果たして全部読めるのか!

2011年7月25日開始です。
<追記>2011年9月25日終了しました。</追記終わり>

綾辻行人『十角館の殺人』
冲方丁『天地明察』
今 敏『KON'S TONE 千年女優への道』
小路幸也『マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン』
辻村深月『ツナグ』
初野晴『1/2の騎士』
福井晴敏『戦国自衛隊1549』
森博嗣『夢・出逢い・魔性』
森谷明子『千年の黙 異本源氏物語』
吉田修一『パレード』

デュ・モーリア『レベッカ』上・下
ボストン・テラン『神は銃弾』
レイ・ブラッドベリ『華氏四五一度」
タニス・リー『血のごとく赤く』

池田弥三郎『光源氏の一生』
江村洋『ハプスブルク家の女たち』
辻由美『図書館であそぼう 知的発見のすすめ』

小田菜摘『大河は愛をつなぐ そして花嫁は恋を知る』
壁井ユカコ『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち』4
茅田砂胡『スカーレットウィザード』外伝
河合ゆうみ『花は桜よりも華のごとく 第二幕・月下氷刃』
黒野伸一『かもめ幼稚園』
紅玉いづき『毒吐姫と星の石』
古戸マチコ『やおろず弐 でこぼこな恋、始めました。』
十文字青『ぼくのうた』
清家未森『身代わり伯爵と伝説の勇者』
高殿円『プリンセス・ハーツ〜両手の花には棘がある、の巻〜』
谷瑞恵『花咲く丘の小さな貴婦人 荒野へ、心に花束を抱いて』前・後
時海結以『業多姫 伍之帖 春惜月』
永野水貴『アヴェントの娘』金の騎士は姫君に誓う・碧眼の囚われ人
長谷川朋呼『雪燃花』
瑞山いつき『隠されし月の誓約 スカーレット・クロス』

*****

多少積ん読は崩れたかな! という感じです。後半になると忙しくて読めなかった……。
少女マンガ家ぐらし (岩波ジュニア新書)
だれもが一度はあこがれるマンガ家。でも実際はどんな世界? 少女誌で活躍中の若手作家が、プロになるまでの道のり、マンガ家の日常生活、マンガづくりの極意など、マンガっ子が知りたい少女マンガ界のあれこれを、イラストいっぱいで紹介します。プロを目ざす人はもちろん、夢をふくらませたいすべての人に。(裏表紙より)

ふらーっと図書館を歩いてたら見つけたので。こういう本が最近面白くて……。
93年の本。少女マンガ家の北原菜里子さんが、一ページ漫画とエッセイで、作家生活を紹介。少女漫画家のデビューは早いと聞いたことはあったけれど、中三でデビューかあ。すごいなあ。
北原さんの投稿生活、デビュー、漫画家になった後の仕事、作品についての悩み、道具、アシスタント、といった色んなものに触れられている。
お話作りについて、意識したら思った通りの出来で完成できるみたいなのはすごいな。プロだ。そういうのが大事なんだろうなあ。比較的ゆるゆるしていたように書かれてあるけれど、実際、描くのはすっごく大変だったろう……。

合わせて読みたい。絵夢羅『今日も明日も。』
今日も明日も。 1 (花とゆめCOMICS)
アヴェントの娘―金の騎士は姫君に誓う― (レガロシリーズ)
浄化の力を持つ《水の一族》の娘・シェルタ。存在を秘匿され行動を制限される彼女を、弟セレーノと妹ルチヨラが訪れる。十一歳のルチヨラとメガロス皇国の第三皇子の結婚が決まったという。妹の懇願と長兄の命令で、身代わりとしてメガロス皇国に入るシェルタは、そこで再会と出会いを果たす。

シリーズ二巻。前回はカルフ巻でしたが、今回はソティラス巻でした。金髪! 金髪!
愛を持って言うんですが、金髪が痛い目を見るのおいしいです! がつんとやるのがシェルタのまっすぐの言葉だからいいなあ。ソティラスは腹黒いですが、それでもシェルタの無垢さに打たれるところが嬉しいな。目覚めていくという感じがする。
カルフは保護者みたいな、でもまた違う気持ちでシェルタを見ているように感じられて、この二人の関係もどう変わるのかなと思います。
しかし、カルフとソティラスが仲良くしてるシーンいいな! こういう大人の付き合いってときめく。とことん本音は言わないけれど、心の奥底でお互いを理解しているというか、付き合い方を誰よりも知っているというか。それが一方でライバルでもあるので、面白いな!
プリンセスハーツ―両手の花には棘がある、の巻 (ルルル文庫)
ルシードが北へ遠征中、ロ・アンジェリー城の大公妃ジルのもとへ、愛妾選考会で選ばれた美しい伯爵令嬢オルプリーヌが花嫁行列をなしてやってきた! 突然の事態にジルを除いて城は大混乱。そんななか凱旋してきたルシードは、自分の愛妾の出現に驚愕! ますます大混乱の王宮で、オリプリーヌが意味あり気な行動を…!? マシアスの意外な過去も明かされる! 華の王宮で、恋と野望は止まらない!

二巻め。愛妾候補が王宮に押し掛けてきた! という感じで、陰謀は解決されないまま三巻へと続く。
ジルがかわいいなあ。ルシードもジルのことを気にしているのに、この仮面夫婦は全然素直になれなくて、というより自覚がなくて。見ていてにやにやする。
政治面がとても分かりやすいというか読んでいてなるほどーと思う。本当に作り込まれた世界だよなあ。そういう背景があるのは、すごく面白いな。
今日の映画は「ヘアスプレー」
ヘアスプレー [DVD]

ボルチモアに住む高校生のトレイシー。ローカル番組のダンサーとして踊ることを夢見る彼女は、ダンサーに欠員が出たために番組のオーディションを受けることを決意する。歌とダンスは得意だが、彼女は特異な髪型と肥満体型の持ち主で……。

楽しかったー! 二時間近くずっと歌いっぱなし。その歌がとても派手できらびやかで、時にはしんみりと染みるようでもあり、とても楽しかった。耳が幸せだ。60年代アメリカの背景も踏まえつつの、明るいエンディングがとても好きだなと思います。気持ちよく終わってくれた。
シーウィードが好きだ! それから、衣装がみんな可愛いです。ああいうスカート好きだなーと思いながら見てました。
大逆転! というのが好きな方にはオススメだと思います。
ツナグ
死者との再会を叶える『使者(ツナグ)』。再会できるのは一人一度だけ。突然死んでしまったタレントに会いたい女性、母親に会いたい五十代の男性、事故死した親友に会いたい女子高生、行方不明の恋人を捜す男性。巡り合わせで『使者』と繋がったかれらは、死んでしまった人と再会しようとする。連作長編小説。

特殊能力を持った人間がつなぐ、生者と死者の物語。一人称がなんだかめずらしい気持ち。
陰気な女性や女子高生の描写に、痛い痛い痛いと呻く。そして、派手な女性に対する視線。物語の本筋とは関わらないけれど、そういう細かいところが辻村さんで好きだ。
一話一話にあっと思うところがあって、ある話で絶望的な気分になる。残酷だ。辛い。何故かそういうテンションだったのか、こういうことが自分にあったらどうしようと思って怖くなる。
最後の話に、顔文字で表すなら(´・ω・`)という顔になる。一ヶ月ほど前に祖父を亡くしただけに、受け継ぐものがあっていいなあと、羨ましい気持ちにも。
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Author:月子
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