読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
ネプティス王国の新国王、レトムゥールとの結婚が決まったブラーナ皇女のプシュケは、期待に胸をときめかせた。政略結婚とはいえ、以前からレトムゥールに憧れていたからだ。しかし、ネプティスに着いたプシュケに対し、露骨に反発する美少女がいた。はじめは彼女がレトムゥールと結婚するはずだったらしい。もしや、レトムゥールも彼女のことが好きなのでは——不安になるプシュケだったが!?(裏表紙より)
末っ子甘えんぼ気質の姫プシュケと、「黄土の大地を潤す姫」で登場したレトムゥールのお話。
全体的に可愛らしい感じだった、かな?
プシュケがちょっとぬけたところがあるので、陰謀面としては今回は弱い印象でした。ライバルのアーケスメイア姫との対立もありつつなんだけれど、レトムゥールとの恋愛模様はそんなにない。むしろ、自分の身分を自覚して、頑張ると決めるまでのお話だったような気がしました。それから異文化理解についても書かれていました。プシュケは柔軟でいい子だなあ。レトムゥールはまだまだ保護者、という感じですけれど、なんだかかわいらしい夫婦になりそうです。
PR
この記事にコメントする