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神々の夢は迷宮 (講談社X文庫―ホワイトハート)
 少年ワツレンは、海の上で生涯を送るという海人の一族に育った。左半身にほどこされた銀色の美しい刺青が、その証。だが、大嵐に襲われ両親と仲間たちを失ったワツレンは、海軍将校のルーザ=ルーザに命を助けられ、王都の迷宮管理庁で暮らすことになる。王国の至宝を守るために造られた迷宮の謎は、誰にも解けないはずだったが、ワツレンは……!?
 迷宮ファンタジーに新たな傑作登場!(裏表紙より)

心に傷を持つ若者たちが、『世界』へと歩き出していく話、という感じで、爽やかで、元気がよくて、しんみりして、とてもいいファンタジーだった! このしっとり感というか清涼感というか、すごく好きだなあ、西東さんのお話。
主人公ワツレンの性格がとてもいい。まっすぐで、明るくて、自分に出来ることをやれる真っすぐな男の子。弱音を吐くときもしっかりしているし、芯が通った男の子でかっこいいなあ! 嫌みがない感じがすごく好き。だからこそエトには眩しかったのだろうし、ぶつかりあってすれ違うこともあったけれど、二人が歩んでいく道はきっとたくさんの光が待っているだろうな。
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