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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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冬のオペラ (中公文庫)
名探偵はなるのではない、存在であり意志である——勤め先の二階に事務所を構えた名探偵巫弓彦に出会ったわたし・姫宮あゆみは”真実が見えてしまう”彼の記録者を志願した……。猛暑の下町、雨の上野、雪の京都で二人が遭遇した、哀しくも残酷な三つの事件。(裏表紙より)

「三角の水」「蘭と韋駄天」「冬のオペラ」、三つの中短編集。
主人公が若いというのがいい。時々挟まるかっこで括られた注釈も可愛く感じる。
人間関係の醜さというものがよく描かれるのでもやもやと嫌な気持ちになって、私は本でそういうことに出会うと食い掛かったり殴りかかったりしたくなる……のは他人事だからだろう。
巫先生は渋い感じのおじさまみたいなんだが、どうも言っていることを見ると若いような印象を受ける。「〜ですな」とかは渋いが。
最後の事件はとても哀しかった。少し何かが違っていれば、椿さんは殺人犯にならずに済んだだろうに。裁かれるのは別の人間のはずだった。多分、そういうずれが起こってしまうのが犯罪なんだろう。
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千の翼の都―翡翠の怪盗ミオン

黒髪翡翠の瞳の怪盗、黒アゲハと呼ばれるルムラ。彼女を追う王都巡検使ジューロ・カイワン。ルムラを取り逃がしたジューロを主人とする、さえない侍女のミオン。しかしミオンこそ、怪盗ルムラの正体。果たしてルムラの求めるものは。一番目の天人。二番目の人間。三番目の異種族。伝説は、最後に神を蘇らせる。

樹川さんの恋愛ファンタジーはかなり性に合っているんです。少女小説としてどきどきさせてくれるし、ときめきもたくさん。そして樹川さんは、脳味噌が筋肉な鈍感男が大好きなようで(笑) 更にわざと見せかけている人も大好きなのようです。私も好きです、とても。
力が有り余っているような女子は元気で見ていると楽しく、時にしおらしいのは大変なときめきポイント。鈍感男が自覚無しにやってしまう行動もときめき。女の子の仲良し、男の仲良し(笑)、ものすごく可愛い。
ライトな文体で世界観はとても綺麗に出来ていて、壮大なんだけれどきれいに終わってくれるのがすごく好き。続きを想像したくなるっていうのも、すごく良い。
さてこれは続きを想定されているのか、その辺りが気になる所。
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Author:月子
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