読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
第二次世界大戦によりオルガ女学院が閉鎖されてから4年。大学進学したシャーロットは英国からインドへ想いを募らせていた。行方不明のカーリーとの再会を求める彼女に、美しき王子ル・パオンは驚くべき提案をする。「インドに行きたいなら僕と婚約すればいい」。少女小説の最高峰、待望のシリーズ第三弾。(裏表紙より)
学園という箱庭から出て飛び立つ時を待つ少女が、再び運命の地に赴く。彼に再び会うために。ほんっともう大好き! なシリーズ三巻。テーブルを囲んでみんなでクッキーを食べる、ただその幸せなシーンをもう一度取り戻したいとシャーロットが望んでいるところに、世界情勢が重なって涙が出そうになります。少女時代という取り戻せないものと、個人の力ではどうにもならない世界というもの、けれどどうしても譲れない願いというものがあって。
カーリーは登場しないのかなあと思ったら、そこかー!!! シャーロットがちゃんと台詞にしてましたが、お約束を守ってくれてありがとう! という気持ちです。
続刊楽しみに待っています。
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