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銃姫〈6〉The Lady Canary (MF文庫J)
「わたし、ガリアンルードの王女なの」
意を決して告白したアンブローシア。祖国のために敵国へ嫁ごうとするアンに「一緒に暁帝国で暮らそう」とセドリックは言う。全てを捨てる決心の二人——。
だが、姉・エルウィングの容体が悪化したことを知り、二つに一つの選択を強いられたセドリックは、「この世のどこよりも厳しい場所」と言われる「灰海」へと旅立つ。
そして、その地でついに「宿命の敵」との出会いを果たすのだが……!?
いよいよ佳境へと加速する本格異世界ファンタジー、待望の第6弾!(裏表紙より)

5巻の衝撃の告白からの続き。思いを通じ合わせたセドリックとアン。けれどそこに見えるちょっとした違いが怖くて、セドリックがんばれまじがんばれと握りこぶしで応援してしまう。そして一方、エルの言動の明るさが、狂気を感じさせてびくびくしてしまいます。もうエルの優しさや穏やかさがそのままで受け止められなくなってきたよ……。
セドリックとアンはどんな形で再会するのか……すっごいどきどきする。
登場人物がいっぱいになってきたので、最初のカラーページ人物紹介はとても嬉しかった。
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