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銃姫〈9〉It is Not to be “Now” (MF文庫J)
流星軍とスラファト軍との最終決戦のまっただ中、瀕死の重傷を負ったセドリックは、エルを見失った心の痛みも癒えぬうちに、ミトと別れることになる。
「誰だ、貴様は」
それは、最悪の瞬間に目覚めた、彼の真の敵との出会いでもあった。
重傷を負ったまま、竜王と対峙するセドリック。一方、最果ての地で会おうと約束し、別れたアンブローシアの身にも、新たな事実がもたらされていた。
「なぜ、竜王はガリアンルードだけを執拗に滅ぼそうとしたと思いますか?」
銃と魔法が世界を律する異世界ファンタジー、ついに終局への引金が引かれる!!(裏表紙より)

アガートの過去、アスコリドとセドリックの対峙、ジュディットとチャンドラースの戦いの決着。
うおおおおお熱かったー!! チャンドラースの本心が明らかになって、涙してしまったぜ……。どこまでも臆病で、だからあらゆる分岐を予測して、英雄視されるからこそ孤独で、という人だったんだなあ……。
セドリックのデスパニックの理由も明らかに。色々とエグい。
後の世にも登場する【ルクナクス】【ミオグランデ】の名前が登場。この辺りで、あれ、もしかして銃姫は使われないで終わるのか、だとしたらどうなんだ!? と思い始める。
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