読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
高校1年生の楢崎颯太は、階段から落ちてきた篠先輩を助けた。これをきっかけに、颯太は篠先輩に懐かれるようになる。距離感の近い篠先輩に戸惑いつつも、颯太は彼女の相手をしていく。いつの間にか心の距離が近づき、互いが想い合っていく……。天使のように純粋で、だからこそ危なっかしい篠先輩と、彼女に振り回されながらも心惹かれていく颯太。あと1センチ、気持ちを近づけたい二人の、ピユアで愛おしいラブストーリー。(裏表紙より)
お詫びとお礼から始まった颯太と篠先輩とのやりとりが本当に可愛らしくてきゅんきゅんきゅんきゅんしてしまった。登場人物の心情、よく人を見ているなあという描写が多くて読んでいて楽しいし、思い込みやすれ違いがより現実味を帯びて感じられて「ああー」と頭を抱えたり「頑張れ!」と応援したくなったり、感情移入してしまう。
また女性側が何も考えていないわけじゃない、打算もあるし、目的もあるというしたたかさがちゃんと描かれているのが好感度高いです。せっかく可愛く生まれついたから本当に欲しい人を全力で落としきるという篠さん、かっこいい。惚れる。可愛い。あざとさなんて、好きな人の前なんだから全力で出すに決まってるよね!!!
最初から最後まで可愛らしくて本当に楽しかった。
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