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大草原の小さな家 ―インガルス一家の物語〈2〉(福音館文庫)
「大きな森」の家をあとにして、インガルス一家は、広々としえた大草原での新しい土地をもとめ、インディアン・テリトリイへ幌馬車で旅だちます。いくつもの州を通りぬけ、ようやくたどりついた大草原に、とうさんとかあさんは力をあわせて家を作っていきます。ローラ六歳から七歳までの一年間の物語。(裏表紙より)

一作目『大きな森の小さな家』よりは事件がめいっぱい起こって、はらはらどきどきした。インディアンについて多少なりとも知識があると、読んでいると様々な言動が引っかかってしまう。そういう時代だったのだろうけれども。
お父さんの口癖が「終わりよければすべて良し」になっていたり、お母さんはなにかと「まあ、チャールズ!」と声をあげたり、メアリイが少しずつ子どもらしくなくなっていたり、ローラがお転婆でメアリイとうまが合わなくなりつつ会ったりと、変化が見られて面白かった。
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