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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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世紀末三人姉妹 [DVD] APS-27
2094年12月。なんのための戦いか誰もが見失う戦争が長く続く日本。野田家の三姉妹は東京を離れて稚内に来たが、そこでの暮らしに飽き飽きしていた。チェーホフの『三人姉妹』を原作にした舞台作品。

戦争が続いているけれどなんのために戦っているのか知らない。東京という場所に帰りたいという悲願がある。しかし狭い世界でしか生きていない一家……という原作である『三人姉妹』ほぼそのままな印象を受けたんですが、「三人姉妹」はだいぶと前に一回か二回くらいしか見ていないので、自分の記憶はあんまりあてにならない……。
都会へ思いを馳せながら地方で暮らしている、その鬱屈した感じや、そこから弾かれてしまうであろう一家の荒々しさ、無作法さっぽいものがよく表れていたかなあという気がしました。美しいんだけれど徹底しきれない粗野な感じというか。
やっぱりメイキングを見るのが楽しかったです。見ちゃうよねーメイキング。
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維新派 ヂャンヂャン☆オペラ 水街 in Adelaide [DVD]
舟で旅をするタケルは水路に落ちた少女・カナを助ける。彼女や姉のナオらと仲良くなるも、タケルは再び太平洋を西に向かう旅に出るのだが…。(「キネマ旬報社」データベースより一部引用)

維新派の作品を初めて見ました。劇場を作って公演が終わると解体するというのは知っていたんですが、スクラップアンドビルドっていうんですねそれ。
水街はその名の通り、巨大なプールを使って水場を表現していて、すごく凝った舞台でした。水があるとこんな画になるのかあ、と舞台装置の凄さを実感しました。
独特な節回しの台詞。重なる声。そうしたものが見ているうちに酩酊感を催して、最後まで見るとなんだか酔ったような気分になってしまった。最後のシーンなんてなんか……鬼気迫るというか、物寂しいモノクロの世界に赤色が入って、ますます別世界のように見えて。
理解できたとはとても言い難いんですが、すごかった。
WARRIOR ~唄い続ける侍ロマン [DVD]
戦国時代。そこに生きたのは、野望を抱く者、忠信を尽くす者、裏切る者など己の願いを貫いた者ばかりだった。織田信長、明智光秀、柴田勝家、豊臣秀吉、徳川家康……交差する運命の物語。

「うぉおおりゃあああああ!!」なので「WARRIOR」なんですね。納得。
と思っていたら、最後に声が揃うシーンでむせび泣いてしまった……。熱いなあ、熱いよ……。
NACKSの皆さんのどの役も見所があってすごかったのですが、迫真の家康で、もう見入るよね。この家康なら天下をとるなあと思いました。弱さを知るこその天下人という感じでした。
ケンタウロスはさすがに笑ってしまった。すごいシリアスなシーンなのに……ごめん……。
HONOR ~守り続けた痛みと共に [DVD]
何故この村から祭りがなくなってしまったのか……少年たちの太鼓の師匠である五作は、山にこもりホラ話をする変わり者として疎まれていた。やがて少年たちは大人になり、それぞれの道を歩んでいたが、五作が倒れたことをきっかけに再会し、祭りの復活へと動き出す。彼の守った村の神域と木々が見つめてきた、その物語。

故郷を愛し、その村にいる人々を愛した人のお話。
五作の過去の話がいちばんきつかった……。少年たちには小さな不思議として見えていたものが、祭りの復活と親睦を守るということに執着している五作からすると、呪いにも奇跡にも感じられるような気がする。若者たちが最後に祭りを復活させて、太鼓を叩き続けたことで、五作はようやく救われたのかな……とも思う。
ファンタジックだけれど現実にも即していて、故郷への思いが感じられる作品だったかなあと思いました。
スーパー戦隊シリーズ 侍戦隊シンケンジャー コンプリートBlu‐ray1 [Blu-ray]スーパー戦隊シリーズ 侍戦隊シンケンジャー コンプリートBlu-ray2スーパー戦隊シリーズ 侍戦隊シンケンジャー コンプリートBlu-ray3<完>
この世とあの世の狭間である三途の川に潜む外道衆と戦い続けてきた、侍戦隊シンケンジャー。シンケンジャーを率いてきた志葉家の現当主、丈瑠はただひとり外道衆と戦っていたが、後見役の言葉にし難い、家臣に当たる四人を招集する。侍戦隊シンケンジャーの復活であった。

めちゃめちゃ面白かった。最終話周辺は熱かった……!
レッドを「殿」、他のカラーを「侍」と呼んで、上下関係があるのにときめきました。殿って呼んでるくせに仲間たちが丈瑠を遊びに引き入れたりするところ、可愛くって楽しかったなあ。かと思えば殿様は強くもあり厳しくもあり。そのオンオフがたいへんおいしゅうございました。
やっぱりキャラクター性が面白くて、特に女性陣がとても可愛かった。強くてしっかり者、聡いけれど家庭的な方面のセンスは壊滅……なピンクの茉子。ほわほわな京都弁女子、うちアホやからが口癖だったけれど痛みを押し隠して優しさを振りまくことは。ふたりが本当に可愛らしくって! かと思えばシンケンジャーとして戦う強さもあって、きゅんきゅんしてました。
敵も魅力的だったなあ。薄皮太夫や十臓のエピソードには、「三途の川」に生息する悪役というだけに陰湿で悲しさが含まれていてどきどきしながら見守ってしまった。
あとはとにかく最終話周辺の、丈瑠の本当の正体らへんのことよ! そのどきどき感から解決まで、めちゃくちゃ熱くてたぎりました。「頭が高い、控えよ!」と姫さまが言うの、泣きそうになりながら見てました。
たいへん面白く味わいました。普段特撮物ってあんまり見ないんですが、改めて見てみると楽しいなあ。
仮面ライダー電王 Blu-ray BOX 1仮面ライダー電王 Blu-ray BOX 2仮面ライダー電王 Blu-ray BOX 3<完>
喧嘩が弱くて不運続き、けれど心優しい野上良太郎は、姉の愛理と暮らしている。ある日不思議な電車に乗って現れた少女・ハナに巻き込まれる形で、人の望みを叶えて時間の改変を行う怪人・イマジンと戦うことになった良太郎は、仮面ライダー電王に変身し、イマジンであるモモタロスたちとの絆を深めていく。

キャラクターの個性が強く、話が進むにつれて複雑な事情が明らかになったりもしてあっという間に見てしまいました。
最弱ライダーと呼ばれる電王ですが、良太郎の性格の良さが際立っていてとてもいい。彼に協力するモモタロスたちと一緒になって良太郎を助けたいと思いながら見てしまいました。
ほんわか天然なお姉ちゃん、愛理は、実はかなり深い傷を抱えていて物語の本筋に深く関わる人物でもあり、彼女と桜井侑斗に関する話ははらはらどきどきで見守りました。お姉ちゃん切ない……。そしてお姉ちゃんが好きになると、リュウタロスが可愛く思えてきました笑 お姉ちゃんお姉ちゃん、って言って欲しがるの、切ないけどかわいいなあ。
わかりやすいツンデレ少年の侑斗も、デネブとのコンビが微笑ましくて楽しかったです。
未来を守るために戦う、という前向きな仮面ライダー。元気をたくさんもらったように思います。楽しかったです!
映画プリキュアシリーズ オープニング&エンディングムービーコレクション [DVD]
「ハピネスチャージプリキュア!」までの単タイトルの映画オープニング、エンディングと、オールスターズNew Stage3までの映画のオープニングとエンディングをまとめたDVD。こんなの出てるんだーと思って物珍しさで見てしまった。
こうして順番に見ていくと(映画ですが)、キャラクターデザインや、それぞれの性格から描こうとしていた女の子がわかってかなり面白い。
オールスターズってフレプリからなんですね。3Dモデルのダンスはもう目が離せないくらいぬるぬる動くし、すごいなあ……。プリキュアかわいいなあ! 色(枠?)ごとに、あるいはタイトルごとに揃われると「キマッタァ!」ってなる。
楽しかったです。普通のOP、EDムービーコレクションって出てないのかなあ。
ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2012 ~ライブ<完全版> [DVD]
ディズニーの名曲をクラシックと生歌で奏でる音楽会。ディズニーの中でもよく知られている作品である、メリーポピンズとアラジンの曲を中心にした演奏。一通り聞くと、ストーリーを知っているなら作品全体が把握できるなあと思うので、音楽ってすごいですね。でも個人的にはもう少しいろいろな作品から引っ張ってきてほしかったなあ。と思って調べてみると、近頃の公演では最新作からとか、スターウォーズなどのディズニー版権から引っ張ってきてるんですね! それは一度聴きに行ってみたいなあ! 奏者や指揮者、歌い手の方々みんな楽しそうにして趣向を凝らしてくれるので、実際に見てみたくなりました。
初音ミク マジカルミライ2013  通常版 [DVD]
横浜アリーナで行われた初音ミクのライブイベント「マジカルミライ」の2013年公演。
知っている曲がほとんどない! ということに自分の歳を感じました……笑 この頃にはもうほとんどボカロ聞いてなかったんだなあ。今でも時々聞きますが、ほぼ決まったPの曲ばかりになっています。
それはともかく。
踊るミクたちがかわいいのなんの! KAITOやMEIKO、リンレン、ルカもいるのですが、全員がそれぞれ微妙にモーションや仕草に差があってすごいなあと思いました。途中から実在しているように見えた……。くるくる踊る、手振りをするのに見入ってしまった。あとカメラワークがすごかったです。めちゃめちゃ狙ってやってるな! って激しい曲に入るとわかって。
バーチャルアイドルのライブにいくってすごく近未来だなあ。すごかった。他の公演も観たいなー。
芸人交換日記 [DVD]
結成11年。お笑いコンビ・イエローハーツの甲本と田中は、甲本の思いつきで交換日記を始めることになる。最初はいやだと言っていた田中だったが、次第にやり取りは白熱し、やがて、大きなチャンスが訪れて……。2011年版の舞台。

売れないお笑いコンビが交換日記を始めた。お笑い芸人として芸能界で戦っていく人たちは、こんな風に思っているのかもしれないなあ、などと想像しながら見ていました。年齢とか、後輩とか、事務所とか。実力とか才能とか運とか。そういうものの縛りって呪いみたいだよなあと思ったりもする。なんというか、息苦しい。
つらい。やめたい、でも……と思う気持ちもよく分かったりして、感想にならない感想ばかり出てくるんですが、面白かったです。ラストがすごくよくって、最後ににこっと笑ってしまった。
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Author:月子
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