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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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東京ゴーストトリップ Vol.1 [DVD]東京ゴーストトリップ Vol.4 [DVD]
300年続くイタコの一族である乾家。節、宗和、海は、相続税が払えず家を追い出され、家を取り戻すためにイタコを始めることにする。ギャンブル好きで強い能力者である節と、霊を信じない宗和を中心に、霊にまつわる事件を解決する、オカルトコメディ。

元々漫画作品なんですね。この世ならざるものと関わる現代物を、イケメンたちが真面目に演じていると、こう、言いようのないもぞもぞ感があるんですが、それはまあ置いておいて……。
兄弟と仲間たちのドタバタな日常です。イタコってこういうものじゃないと思うので、とってもファンタジーだと思います。
深夜ドラマの面白さって、懐かしさを感じるストーリーやキャラ付けだったりとか、深夜感あふるる風景や小道具など、頑張って作ってあるなあという感じだと思っているんですが、まさにそんな感じです。
ファッションとか言動に注目しつつ、こういうのをイケメンっていうんだなあというのを楽しみました。
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ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 DVDセット(5枚組)
スターク家の子らはダイアウルフの子を手に入れた。ラニスター家の王妃は不貞を働き、これが王の死と裏切りにつながる。ターガリエン家の妹姫は異民族であるドスラクの族長と政略結婚をした。七王国の玉座と、北の冬、ドラゴンの炎をめぐる物語。

面白いと噂のゲースロ、見始めました。デナーリスが好きです!!!(どこまでも少女小説脳)
国を取り戻すため、兄の手駒となってドスラク族の長に嫁ぐデナーリス姫。言葉も異なれば習慣も違う、血なまぐさい一族でどのように生きればいいのか。でも彼女は言葉を覚え、夫となる人の優しさを見つけ、彼の子を身ごもり……という血と泥と涙が溢れる少女小説みを感じるストーリー展開。
スターク家のアリアも少女小説的展開としてたいへん美味しい。大人の汚さを認められず、少年のような心を持っているようなまだ子どもの女の子なんですが、剣術を習い、父を殺したラニスター家に属することで命を長らえた姉と違い、命を狙われ逃亡しながら強くなっていくヒロインの気配をびんびん感じます。
あとはその弟であるブランも、主人公的な立ち位置でめちゃくちゃ今後が楽しみです。彼がラニスター家、ひいてはサーセイに一矢報いる日が楽しみだ。
奥様は、取り扱い注意 DVD-BOX
某国特殊工作員として働いていた私は、平穏で幸せな生活がしたいとそれまでの自分を捨てることを決意。任務中に死亡したことにして別人になり、有名企業で受付嬢をしていた。ある日セレブたちが参加するお見合いパーティーに参加したところ、帰宅しようとしたとき会場に入ってきた男性に一目惚れする。それは彼もまた同じ。かくして私は彼と結婚し、「伊佐山菜美」になったけれど、半年後、私はこの生活が退屈だと感じるようになっていた。

経歴は特殊工作員。秘密工作は得意だけれど、奥様業は苦手。けれど半年したらその生活に飽きてきてしまった。旦那様は愛しているけれどさてどうしたものか……そんなある日ご近所の奥様二人と友達になり、奥様生活で関わる人々の事件に遭遇することになって。
専業主婦を揶揄しているようなところもありつつ、くすっと笑える部分や、はらはらするバトルシーンなどもあって、面白いドラマだなあと思っていたのですがこの度全話視聴。
序盤の菜美たちの甘ーい雰囲気もとてもよかったんですが、やっぱり10話の夫婦ガチバトルはたぎるよね! その後すっと冷めたように何事もなくお茶を飲むっていう展開が、なんかもだもだするー! もうちょっと本音で話せよー!
主要人物の視点の外にいる人たちも魅力的で、毎回のゲスト的位置の人たちや事件もリアリティがあるなあと思って、はらはらどきどきさせられて楽しかったです。汚いって思うところもあれば、人の善性みたいなものを信じるところもあり……。
続きあるよなあって感じの終わりだったので、劇場版なのか特別編なのか続編なのかわからないけど、エピソード10以降の話が見たい!
鍵のない夢を見る DVDコレクターズBOX
ある女性が血だまりの中で倒れている。彼女は思い出す――夢と現実に悩む未玖は、ある日魅力的な雄大と知り合い、恋人同士になる。だがその言動に少しずつ違和感を覚え始め……「芹葉大学の夢と殺人」「美弥谷団地の逃亡者」「石蕗南地区の放火」「仁志野町の泥棒」「君本家の誘拐」五つの物語。同名小説のドラマ作品。

原作は読了済。映像化してみると、文章から伝わって来るイヤーな感じがちょっと薄れて、また別の、居心地の悪さや違和感や緊張感が表現されているように感じられて、とても面白かったです。役者さんの演技ってすごいなあ。
第1話にあたる「芹葉大学の~」から、狂気を感じてすごかった。雄大の言動に対するモヤモヤ感って、朝井リョウ『何者』にも通じる、人間としての嫌な部分、どうしようもないいやらしさだよなあと思う。あなたは間違ってるよと言いたいんだけど、そう言いきれない何ががあって、呆然と立ち尽くしてしまう感じがする。
原作を読んでいるだけだとそうとは思わなかったんですが、かなりサスベンスだったのだなあ。「美弥谷~」は終盤の展開にやっぱりぞくっとしてしまった。
アオイホノオ DVD BOX(5枚組)
時は1980年、若者のファッションと文化が花開いた時代。漫画家を目指す焔モユルは、大阪芸術大学に通いながらプロを目指していた。しかし自意識過剰なモユルは、批判や批評を繰り返し、同級生たちの才能や同年代のプロ漫画家たちに対して嫉妬を燃やす日々。果たしてモユルはプロになれるのか……。

原作は最近雑誌で時々読んでいる感じ。
プロを目指す人間の自意識過剰ぶりが見ていて、わかると思うし、恥ずかしい……。偉そうなこと言って本当にごめんなさいと地に伏したくなる。批評や研究として正しいところもあるんですが、やっぱり見ていていたたまれなくなる……。
あとどうしてもとんこ先輩の距離感としゃべり方がむかむかしてしまう。こういうしゃべり方をするこういう性格の女性っているよなあというリアリティが強くて、イライラさせられてちょっと見るのが辛かった。
モユルの話が進む一方、のちのガイナックスメンバーの状況も描かれていて、登場人物同士の歴史が交差する感じが面白かったです。
glee/グリー  シーズン3 DVDコレクターズBOX
全国大会でキスを披露した結果、成績を残すことができなかったマッキンリー高校ニュー・ディレクションズ!だったが、ついにレイチェルたちは最終学年。進路と将来に悩み、学校生活最後の一年間をどう過ごすかを考える。それぞれの転機と決断は……。

シーズン1、2では誰がセンターでメインボーカルをつとめるかということでギスギスしていたように思うんですが、今シーズンは少しだけ棘がなくなり、別の方法で誰がメインを張るかという戦いをしてくれたのでだいぶとすっきりしました。
メインボーカル以外の部員、特にアーティが歌う曲が多くなったのも嬉しかったなあ。新入部員も入ってきて、ブレインも素敵だった。
いろんな転機がありましたが、衝撃的だったのはカロフスキーとクインのことだったなあ。
カロフスキーは彼の気持ちを思うと胸が張り裂けたし、それに理解を示そうとしたカートの姿がすごく強くてすごかった。病室のシーンは号泣してしまった。十年後の楽しみを想像しよう、って人生に絶望した人にどれだけ大きな力を与えてくれるのか見せつけられた気がした。この世界の、アメリカの高校生たちの残酷さを見せつけられているだけに余計に。
クインの事故のシーンは「嘘だ……やめてやめてやめて!」と叫んでしまった。その後だいぶと歩けているようになっているのは、ちょっと出来すぎかなという気がしましたが……。
そして今回も全国大会へ。その後万感の「We are the Champions」。感無量でした。
夢へ向かう道は辛く険しいものだけれど、一つのことに打ち込んで少しだけ自分を取り巻く世界を変えた彼らがすごく眩しくて羨ましい。迷っても立ち止まっても、目指すものを諦めないで進んでいってほしい。
シーズン3も楽しみました。続きも楽しみだ。
いまどきの恋愛についていけない、所帯染みた女子高生のまい。よく遊びに来る兄の友達、西野壮太と恋人同士。しかしお互いにうぶな二人はなかなか進展せず、思い悩む。周囲を巻き込んだピュアラブストーリー。全4話。

映画の補足話、という感じなのかな? 原作はたまに読む程度ですが、絵が好きなのと話がしっかりしているので楽しいと思っていて。……実写化になるといまどきの若い人をターゲットしたイケメンと可愛い女優さんの作品になるんだなあ……と遠い目をしてしまう。
とりあえず、なかなか進展せずお互いに「どうしよう……」となっているのを、バイト先のドッグカフェの店長(福山潤・本人)に相談して、この状況をどう乗り切るか!? を楽しむ十分間です。
私が想像するよりだいぶとふわふわした主人公カップルだなあという感じでもうちょっとしっかりきびきびしてほしかったんですが、改めて可愛い話だなあと思いました。
勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 DVD BOX
魔王が倒されてから百年後、魔物の封印が解かれた世界は勇者の復活を待ち望んでいた。そうして仏によって復活させられたヨシヒコたちは、魔物を封印するための「悪霊の鍵」を求めて旅に出たのだった。

第二シリーズ。魔王を倒した後、それぞれに死んだヨシヒコたちが百年後に復活する。メレブだけが早世したっていう設定が出落ち感あって好きです。
相変わらず好きなことをしているなあという感じで、ちょっと予算が増えたんだなあと見えるのも楽しい。時事ネタが盛り込まれているのが好きです。あと仏のことが好きです。好きですしか言ってない。
ゆるゆるっと見られてくつくつ笑えて、楽しかったです。
地味にスゴイ!  校閲ガール・河野悦子 DVD-BOX
景凡社発行のファッション雑誌「Lassy」の愛者である悦子は、毎年採用試験を受けに来ては不採用にされる名物のような人間。しかし今回は景凡社についに採用! けれども配属先は、地味で目立たず誰からも感謝されないという校閲部。しかし何事も全力で取り組む悦子は、校閲という仕事を通して、出会う人や自分自身をよりよく変えていく。

宮木あや子さんの『校閲ガール』が原作。原作は未読です。
校閲はこんな仕事じゃないよ! という意見も見ましたが、校閲というモチーフを使いつつ、一つの仕事に打ち込むことや地味で目立たないけれど縁の下でその仕事を支えている人たちの存在を、わかりやすくド派手に描いてくれたんだろうなあと思いました。是永是之の新しく書く作品が作り手たちのノンフィクションだっていうのも、それを象徴しているように思います。
何かが好きで、自分でそれを作ろうとして、でも一つの形になるにはたくさんの人の手に支えられて……という当たり前であることがとてもスゴイ! ことなのがわかって、見ていてとても楽しく、嬉しく思いました。
悦子のファッションも個性的で可愛かったですが、怒ったような口調でまくしたてるところがすごく好きで笑 あれだけばしっと言えたら気持ちいいだろうなあ。そのこだわりの強さが仕事の誇りになるんだろうなと思うと羨ましくて憧れます。
恋愛に傾きすぎないお話だったのもよかったなあ。幸人がすごく気が抜けた感じがよかったし、森尾も、セシルちゃんも、それぞれとてもかっこよくて可愛かった。
楽しかったです。
SHERLOCK/シャーロック シーズン4 DVD-BOX
ジム・モリアーティの再来か。東欧へ飛ばされそうになっていたシャーロックはマイクロフトに呼び戻され、証拠映像の改ざんによって無罪放免となる。ジョンとメアリーには娘が生まれ、またいつものように事件に関わることになったシャーロックたちだが、とある人物の息子が亡くなった事件に関わったことで、大きなものを失ってしまう……。

4−1を見終わって、絶叫したよね。号泣でした。うそだ、うそだー! って。だってこれからだったじゃないか。幸せの絶頂だったじゃないか。そんなのって、そんなのってー!!
でも最後に「地獄に落ちろ、シャーロック」と言われたときのひっと息を飲む感じ、いろんな人に味わってもらいたい……。
4−2はシャーロック、サイコキラーに遭遇するの巻。今度こそ破綻したと思われるシャーロックとジョンの関係を、どのように取り戻すかという話で、もうさ、随所に登場するメアリーがさあああ。のちに出てくるがんばれという台詞に、一緒に泣いてしまいました。
4−3はまたより複雑になったホームズ家の秘密……というか、これまでと話の色がまったく変わっていて、怖くて怖くて仕方がなかったんですけど、こういうすごく頭のいい人物が仕掛ける吐き気がするほどえぐい仕掛けが、しんどくてたまらなかった……。シャーロックとモリーのあれは本当にひどかった。ひどい展開にうひょーとなる私でも、あれだけは心を抉られて立ち直れそうになかった……。
そういうわけで最後の問題が解け、シャーロックとジョンは再び日常へ戻るんですが、主演のお二人が多忙なので次シーズンは難しいのかな……? 大きな悲しみや過去を抱えつつも、日常に戻り行く二人の活躍をまた是非見たいものです。
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Author:月子
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