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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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勇者ヨシヒコと魔王の城 DVD-BOX(5枚組)
復活した魔王を倒す勇者になったヨシヒコ。仲間たちとともに病気を治す薬草を探したり、魔王を倒すための装備を集めたり。そうしてようやく魔王に挑むが、魔王がいるそこは豊かな物資にあふれた都市で……?

ヨシヒコは導かれし七人を見たので、第1シリーズのこの作品を見ることに。
随所にちりばめられたパロディネタが楽しい笑 のですが、まだちょっとおとなしいかな? という印象でした。導かれし七人はちょっと予算が増えたのかいろいろネタが豊富だったからね……。
最初は仲が悪かった仲間たちが話の後半、完全に立ち位置が決まって仲良くなっているのがおかしかったです。メレブって最初あんまり突っ込まないの? と思ったんですが、後半は完全にヨシヒコのツッコミ役として完成されていた……笑
しかし時折キャスティングが豪華で噴き出してしまう。OGURIをキャスティングしてくるとは思わず出てきた瞬間ぎゃって言った。OGURIとYAMADAが楽しそうで何よりです。
魔王が現代にいるというのが風刺がきいているなあと思ったり。そうだね我々堕落しているね……。
最後のあたりがとても真面目にいい話で、面白く見ました。楽しかった。
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東京タラレバ娘 DVD-BOX
鎌田倫子はADから脚本家に転身した30女。高校時代からの親友の香と小雪と毎日のように女子会を開いて恋話をしている。だが30代独身である自分たちは東京オリンピックをひとりで孤独に見るのでは……という恐怖にさいなまれていた。あの時こうしていたら……ああすれば……と過去の恋と選択に思いを馳せて後悔する彼女たちだったが、とある若いイケメンが「タラレバ女」と倫子たちを評する。仕事と恋に悩む彼女たちに、さまざまな出来事が起こって……。

30代ってそういうものなんだな……と切なく苦しく、あー!! と胸をかきむしって悶えたくなるような、リアルなドラマだなあと思っていました。年齢の区切りって意味があるの? と最後の方で三人が話すところがありますが、確かに別にパートナーを見つけるなら30代までに、なんてのは必要ないと思う。
改めて1話から見直して思ったのは、倫子の仕事面に対する考え方がなんとなく合わないなあと思ったことでした。仕事がほしいとか、仕事としてベストを尽くして淡々とこなす感じ、この恋愛主軸のドラマで彼女の創作意欲とその執着心について深く書く必要はないと思うんですけど、物づくりをする人としてちょっと気持ちが軽い気がする、とそこだけ気になってしまった。
いやーでも、過去の選択を思い返して「ああしていたら」「こうしていれば」と考えるのはなあ、仕方ないよなあ。若いことに依存するとそうなってしまうのかもしれない。
救いがあるなと思うのは、三人娘が自分らしさを失わずにいるところ。べったり恋愛するわけでもなく(ずるずるはするけれど)、女らしさとか女はこうあるべきっていうところと見えない部分で戦っている感じがするところです。
面白かった。
重版出来!  DVD-BOX
出版社興都館の新人編集、黒沢心が配属されたのは週刊バイブスの編集部。心は出版業界や編集の仕事について学びながら、大御所作家、天才漫画家、そしてデビューを目指し新人作家などと原稿、そして雑誌を作り上げていく。目指すは重版出来だ。

本放送時見ていたんですが、Huluに入ったので見返していました。大好きなドラマです。原作も途中までですが読んでいます。
創作をするものとしては心にびりびりくる状況は台詞や物語で、何度も涙しました。わかるって気持ちと苦しいよねっていう共感と、作品を愛する気持ちが届いた瞬間の喜びで。
中田くんが連載を取った瞬間の「生きててよかった」が泣けて仕方がない。多分漫画程度でって言う人がたくさんいると思うんですけど、漫画を描くってことが人生のすべてで、それしか自分にないっていう人がいるんですよ。中田くんは周囲を見返らずただ描くだけというところから始まったのでうまく描けないっていう描写は少なかったですけれど、そっけない態度から滲む喜びや心の動きがすごくよかった。
いろんな漫画家さんも登場して、東江さんなんかはなんだか胸に痛かった……。派遣社員として働きながら描いてますって言ってくれてほっとしました。大学卒業してそのまま漫画を描く仕事ができるっていうのは稀なんだよね……。
小泉くんがすっかり「デキる」営業さんになってて、黒沢さんと楽しそうにしているのが一番好きだったかもしれません。彼のわくわく仕事している感じや、黒沢さんを励ます感じがすごく爽やかでいい人って感じで。彼のほんのり恋してるみたいなところも可愛かった。
大好きなドラマです。「重版出来」は本に関わる人を幸せにする魔法の言葉!
海月姫 [DVD]
イラストレーターを目指して上京した月海。同じアパートに住む女性たちがみんなオタクという安心感から、他に興味を持たずまったり暮らしていた。そんなある日、ペットショップにいた大好きなクラゲが死にかけていることに気付くが、コミュ障な月海はそれを伝えられない。そこへ通りかかったのが気の強い美女。だが一夜明けてみると、彼女は女装した男性で……。

喪女と女装男子。好きなもの・ことを形にする、というお話。
自称腐女子ですが引きこもりでオタク、社会に適応できていなくって、ポテンシャルも好きなこと以外は低いっていう(書いててつらくなってきた)。うまく生きられない感じが、ああ、わかる……っていう。
というかここまで役者さんが没個性というか、華やかさを消せるものなのか! っていうところにびっくりしました。喋り方とかほんと会話に慣れてない人の感じ……。そして菅田将暉さんの女装ぶりのすごさ! かわいい。かっこいい。誰よりも綺麗でかっこいいように見えるのが狙いなんだろうなあ。
自分の好きなものを形にした、その先のことに保証なんてないしきっと問題がいろいろ出てくるんだろうけれども、楽しそうなのがいいな。生きていくのなら楽しい方がいいなあ、なんてことを考えました。
下町ロケット -ディレクターズカット版- DVD-BOX
宇宙科学開発機構のロケット計画に関わっていた佃航平は、打ち上げ失敗の責任を取って辞職し、父の後を継いで佃製作所の社長となった。ロケットエンジン用のバルブ開発に力を注いでいたところ、有力な取引先の撤退を受け経営は悪化、さらに特許侵害で訴えられてしまう。同じ頃、大手企業の帝国重工は自社製品による国産ロケット打ち上げを目指していた……。

TBSのドラマ版。原作は「下町ロケット」は読了済で、ガウディ計画は未読。
原作の読みやすさと熱さがすごく面白かったのですが、ドラマ版はちゃんとその良さを生かしてくれていて、前半のロケット打ち上げ編を楽しく見ました。後半のガウディ計画は話を知らないので、わくわくしながら。
ものづくりの熱さを訴える阿部さんの演技がすごくぴったり! その声に賛同する人々の姿も胸が熱くなります。どんな困難でも夢と希望を心に灯して、ひたすらに研鑽を重ねれば、その夢に届くかもしれない。ロマンのある話だなあとすごく思う。
あと、いやらしい人たちの演技が本当にいやらしくて、いらいらするし、やり込められた時にはすかっとして楽しい笑
白夜行 完全版 DVD-BOX
2005年12月24日。イルミネーションが美しい夜の街で、一人の青年が腹部を刺されて倒れていた。それを目撃した唐沢雪穂は、過去を思い出しながら涙を流す。二人の関係は、少年時代のある殺人事件から始まっていた。

子どもの頃に時々見ていて、その途中から見ても引き込まれる話に、思わず原作を手に取ったくらい記憶にあった作品。久しぶりに見返すことにしました。
原作は別の人物たちの視点から、二人の関係がどこで交わり事件の真相はどこにあるのかを追求するものになっているのですが、ドラマは亮司と雪穂に焦点を当てて、二人がどう追い詰められ、逃げていくのかという心理描写に重点を置いたものになっています。この、心理描写の凄まじさに、放送当時引き込まれたんでした。
二人が逃げ、刑事が追う。太陽の下を歩けないことを、白夜の中にいるっていうのはうまいこというなあとしみじみ思う。雪穂に尽くした亮司が、彼女の人生の中で邪魔なのは俺ともう一人(刑事)だけだっていうのは切ない……。罪を重ねた結果、彼が性的不能者になっているのに胸を突き刺されました。同時に雪穂も、妊娠が難しいっていう。この世界で本当に二人きり、どちらが光なのか影なのかわからない。一方は輝かしい階段を踏み、もう一方は幽霊になっている。
なのに最終話で亮司の子どもができていたり、過去共謀した仲間が自首して「あいつが太陽の下に戻れって言った」と告白したり、ずっと追っていた笹垣がすまなかったと言ったり……そして最後、亮司が自らの身体を刺すのは、彼が実体を持った、幽霊でなくなったということなのかもしれないと証かと思うと、苦しい。
笹掻の厳しい追及も見ていて嫌な気持ちになるときもあったのですが、図書館の司書の谷口さんも、唐沢のお母さんもいい登場人物だったなあ……。お母さんとの病院のシーン、ああどんどん堕ちていくなっていう感じがありました。
太陽の下に出て、可能性のかたまりそのものの子どもの手を握ったとき、雪穂は何を思ったんだろう。今度は自分が尽くそうと思ったのか、それともそんな苦しいことはやめて、残された生き地獄を最後まで一人で進むことにしたんだろうか。
ニーチェ先生 DVD-BOX
コンビニに、さとり世代の大型新人アルバイトが舞い降りた。仏教学部に所属する仁井は、「お客様は神様だろう!?」と怒鳴るお客に対し、「神は死んだ」と返すような大物。先輩であり指導係である松駒や、ゲテモノを大量発注する店長、宝くじに執着する先輩や、仁井にストーカーする看護師など、コンビニスリーセブンの日々は……。

全10話。ツイッターの投稿から話題になったさとり世代の大型新人、ニーチェ先生のドラマです。
佐藤二朗さんが、思いっきりアドリブってます。演者さんたちが笑ってはいけないところで笑っているシーンも多々あり、思わず噴き出してしまいました。個人的には、看護師の楓が、インフルエンザと聞いてコートの下にめっちゃワクチン装備してるところがめっちゃ好きでした。あとムロさん。福田監督とムロさんと佐藤さんってだけでこの作品がいかにアドリブにあふれた愉快なものかわかるってもんです(偏見)
21世紀現代を舞台にしたシャーロック・ホームズが主人公の、BCCのドラマ「SHERLOCK」。そのドラマが、更にヴィクトリア時代のロンドンを舞台とした特別編。
ウェディング・ドレスをまとった妻に殺された男。しかし、彼の妻は自殺したとつい先ほど知らせを受け取ったばかりだった。そして、死んだ花嫁の幽霊が次々に人を襲い始める。彼女は本当に幽霊なのか? その目的は復讐なのか。シャーロックとジョンは、マイクロフトを通じてある依頼者に会う。

公開中なので続きに。


glee/グリー 踊る♪合唱部!? vol.1 [DVD]
マッキンリー高校のグリークラブ・ニューディレクションズ! の顧問ウィル・シュースターは、部活動の功績や経費などの理由で、チアリーディング部顧問のスー・シルベスターの圧力で、廃部させられることに。存続させるには、ある程度の成績を残さなければならない。部員を集め、地区大会、そして州大会に優勝するため、個性豊かなメンバーが揃ったが……。

かなりゆっくり見ていて、最近になってシーズン1を見終わりました。見ている途中、メインメンバーであるフィン役の俳優さんが亡くなられるとは思いませんでした……。
かなりコメディで、合唱メインの部活動ものかと思いきや、様々な社会問題を取り上げていて、みんなそれに振り回されたり悩んだりと、なるほどなあと思ってみる部分がたくさんありました。個人的に一番好きなのは制服の記号化(チアリーダー、アメフト部員たちはいつ何時もユニフォームを着て絶対に私服で登場しない)で、極端な設定のおかげでキャラクター性がはっきりして楽しい。高校という場所に必ず存在するであろう文化系への見下し、いじめはもちろん、社会問題でもある人種問題、性差別、同性愛、ジェンダー、性の問題、障害者問題、片親などの家庭問題などなど、メイン人物全員が何かしらの問題を抱えている。一話一話でそれらを大きく捉えて、それをなんとかしようとしながら、それにまつわる歌を披露したりなどして、みんなちょっとずつ答えを得ていく。
明るさと暗さのバランスが取れていて、噴き出すところもあれば、シリアスになることもありましたが、ばらばらだった部員が結びついていくところがとてもいい! クインに対する周囲の理解と優しさは、染みました。
そして、この作品のメインである歌が、本当に素敵だ! 舞台のシーンは何度見てもいい。最近のナンバー、名曲、ミュージカルなど色々で、私は「Defying Gravity」が聞けて本当に嬉しかったです! レイチェルとカートの歌声の素晴らしさ! そして、レイチェルとシェルビーの「I Dreamed A Dream」。レミゼ知っててよかった!! と心から思いました。知っているだけですごく楽しい。毎回、ある程度見てはサウンドトラックを探しにいくようにしていたくらいで、本当にいい歌ばかりでした。映像では「Don't Rain On My Parade」を何度でも見たい! と思いました。あそこのレイチェルがすごすぎて。シリアスな曲もみんなしっとりと歌い上げてくれるのですが、何より一番すごいのが明るい曲で、「Don't Stop Believin'」「Jump」「My Life Would Suck Without You」など、勢いがある曲がもうめちゃくちゃ楽しそうで楽しそうで! 見ていると涙が出てくるセンチメンタルな視聴者でした……。
ところで、私はピアノのおじさんがとても好きです。どうして彼がクローズアップされないのだ。いつでもどこにでもいるよね……と思っていたら「I Dreamed A Dream」の回でそんな話をしていて噴きました。
本当に面白かったです。シーズン2を待機させているのでまたゆっくり見ていきます。オススメ、ありがとうございました!

多分一度聞いてみても損はないサントラ1。
グリー 踊る♪合唱部!?<シーズン1>Volume 1
ef - a tale of memories.1【初回限定版】 [DVD]
「ef - a tale of memories.」を見てました。ゲームのムービーに新海誠さんが携わってたなーと思って、ゲームではなくアニメの方を引っ張り出してきました。
復興し、西洋風の建物が集まる音羽の街。漫画家の高校生と孤独な少女、幼馴染みの少女と輝く一瞬を切り取りたいとカメラを持っている少年、夢がないことに悩む少年と十三時間しか記憶が続かない少女、の三組の物語。
映像の作り方が独特で有名だとは知っていたのですが、MAD向きとか思っててすみませんでした。
お話は少年と少女が出会ったことで、何かを見出していくまで。女の争いとか、青いがゆえの台詞とか、自分の醜い感情とかが描かれているんですが、シンプルすぎて逆にびっくりした。これPCゲー(婉曲表現)って、少女漫画か携帯小説か! ってくらい分かりやすい話でした。べたがゆえに映像が綺麗で、工夫がされていて面白いなーと思いながら鑑賞しました。
紘とみやこの最後の電話のシーンは、すっごい演出だったと思いました。あれは、やばい。あれはすごい。どういう仕掛けか分かっていながらもめっちゃどきどきした。感動した。それから蓮治と千尋の最後もよかった。最初から提示されていたのに頭から抜けてて「やられたー!」と思いました。だよねーそうだよねー簡単に気持ちって消えないよねー(ぐすぐす)
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Author:月子
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