読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
検死官のトミーと息子のオースティンは、ある日馴染みの警察官から、ある事件で見つかった身元不明の女性の遺体の解剖を依頼される。解剖を始めたもののありえない状態の遺体に困惑する二人だったが、同時に次々と不可思議なことが起こり始める。外部との連絡が不可能となり、二人は遺体と向き合うしかなくなるが……。
希望はあるのかと思いながら見てたんですが、なかったね!! だがそれがいい。
地方で解剖をしている父と息子のもとに、謎めいた遺体がやってくる。剖検を始める二人に不思議な現象が起き始め、ついに……というホラー。
解剖するシーンがあるので刃物で切られる描写がうっとなるし、出てくるものが明らかに異常で、これはやばいぞというのが次第に増すのがすごくいい。あと私、ラジオとか音楽が勝手に鳴り出してやばいことを言い始める仕掛けがめちゃくちゃ怖くて好きなんだと思いました。ほら、意味深な歌詞が聞こえて、えっなに誰か自分になんか言ってる? みたいに思うの。気のせいだと思えるけれどそうじゃないやつ。
もう最初から二人が殺されるのは決まってたんだなあという救いようのないラストと、どこかでそれが起きている恐ろしさがよかった。
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