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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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百年前の聖戦〈エヒトの審判〉で世界を救った聖女の生まれ変わり・ミア。なんの因果かミアの幼馴染・フィンの前世は魔王! 狼の魔物を身に宿した孤独な彼を、「良い子良い子♪」と天然にタラし込んでいたことで世界の平和は保たれていた……が。再び訪れる審判の時! かつての仲間である勇者一行と再会するも「ウチの子は魔王になんかなりません!」と言い張り!? 涙と笑いの新英雄譚!!(Amazonより)

百年ごとに繰り返される勇者と魔王の戦い。前世で聖女だったミアは、いまは劇作家見習い。幼馴染のフィンを可愛がっていたけれど実は彼は魔王。それを弟のようなわんこのような感じでたらしこんでいるミアだったけれど、ついに聖杯が現れてしまう。
会話とキャラの関係性を楽しみラブコメディ。めちゃめちゃ腕の立つ大きな青年を、元気で明るい少女がぎゅーっとしてよしよしするという、すごくフェチズムを感じるシーンがいっぱい笑
派手な展開はないんだけれど、ミアとフィンがとても可愛い。フィンが報われたのでよかったよかった。
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イタリアに暮らし始めて三十五年。断言しよう。パスタよりもっと美味しいものが世界にはある! フィレンツェの絶品「貧乏料理」、シチリア島で頬張った餃子、死ぬ間際に食べたいポルチーニ茸、狂うほど愛しい日本食、忘れ難いおにぎりの温もり、北海道やリスボンの名物料理……。いわゆるグルメじゃないけれど、食への渇望と味覚の記憶こそが、私の創造の原点——。胃袋で世界とつながった経験を美味しく綴る食文化エッセイ。(カバー折り返しより)

ヤマザキマリさんのエッセイを最近続けて読んでいるので、話のつながりがわかって面白いな。これは留学時代や結婚後に住んだところ、実家や義実家の食べ物の話。
どんなのだろう、食べてみたいなあと思わせるものもあれば、ヤマザキさんも苦しんだという地域性や食材の強烈さにうっとなったりと、楽しい。特に病人食の話が面白かったなあ。
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——毎年、高校野球ではユニフォームを着たまま、ベンチではなく、応援席で叫び続ける野球部員がたくさんいます。彼らは、努力をしなかったのか。練習に手を抜いたのか。そんなことはないはずです。彼らも死に物狂いの努力をしたはずです。でも、力が及ばないことは普通にあるのです。(本文より)(カバー折り返しより)

人生相談の二冊目。深刻な悩みもあるんですが、回答が、なんだか優しくて清々しい。そうだよね、そうだったらいいなあ、という言葉だと思います。
中でも相談2「隠居後、孤独で寂しくてたまらず、風呂に入っていると涙が出てきます」や相談26「夫は世の中全てに対して文句ばかり。最近は限界を感じています」が、身近な人に当てはまるものがあって何度も読みました。
相談内容は他にも、恋愛、いじめ、家族とどこにでもある、当事者にとっては苦しいもの、誰に相談すればいいのかわからないものが多く、それにちゃんと真摯に回答してくれる鴻上さんの存在にほっとさせられるなあ……などと思いながら読んでいました。
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AKB48のグループ総監督だった高橋みなみの、十年間の活動の一部、リーダーであったことをまとめた本。
女子ばかりのグループの中で、自分の立ち位置を見極め、やれることを考えて実行し、周りをよく見て一つの方向に導く。なんてよくできた人なんだろう……と思いました。感情的にならないようにしつつ、周りをちゃんと頼って、自分ができるのはこれだという強い意志がなければ、大勢の人間を引っ張っていくことなんてできないよなあ。すごく興味深く読みました。
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"虐待死"の現実と向き合っている人たちがいます。どうしてその子を助けることができなかったのか、どうすれば二度とそのような事件を起こさずに済むのかと。(第1章前書きより)
——虐待を予防し、虐待死を見逃さず、生き延びた子どもたちを支えるために。日々奮闘する専門家たちからの提言と、最新の取材に基づく物語。(カバー折り返しより)

子ども虐待について書かれた『凍りついた瞳』から、さらに時間が経って、2020年の最新の取材に基づいて、専門家たちの意見をまとめ、現場を描く三つの物語を収録。
虐待死の一つの事件に突っ込んでいくのではなく、それを防ぐ専門家たちのまとめになっていて、こうやって人々は必死に悲しい死を防ごうと努力しているのだな、と思う。
ただ虐待から守った後も、その子たちに居場所がないという問題があるということが知れてよかった。ただの人である私に何ができるのかわからないけれど、知ることで少しでも力になれたらと思う……。
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建物にまつわる怪談実話集。

加門さんが家を買うまでの話がメイン。あとは別のところで書かれた話の続きや、出掛けた先の遭遇話。
知識があると見えるものが違うのだな……と思わせるのは、詳しいからこそわかってしまう、推測し、理解できてしまうと感じるからだろうか。鈍い人はまったくそういう知識もないし、わかってもいないと思うんですよね。その点、加門さんは知識があるから余計に「存在」を感じてしまうというような。
いやあ、引越しがこんなに大変とは。こだわり(?)がある人の引越しは面白いなあと思いつつ、最終的に「かみさまこわい」と思いました。
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マリー・ブライディは伯爵令嬢でありながら、社交界にも出ず、魔法石の研究に没頭している17歳。ある日、酔っぱらった父が「おまえの花婿を拾ってきてやったぞ」と、ひとりの青年をつれてくる。デューイというその青年は、なんとこの国の王子だった。デューイはマリーに求婚するが、独身主義のマリーは結婚する気などまったくない。だが、デューイは花婿として家に居座ってしまい……?
「僕はあなたの花婿です。異論は認めません」(裏表紙より)

『若奥様、ときどき魔法使い。』と同一世界観。魔法使いはみんな生まれ持った魔法があるというお話で、魔法石研究家の伯爵令嬢と王子が結婚するのかしないのか攻防を繰り広げつつも、魔法石にまつわる事件を解決する。
ほんわかとしながらもやると決めたことはやり通す王子殿下と、つんと澄ましているように見えてとても繊細で優しいマリーの、二人のやりとりがとても微笑ましい。マリーのお嬢様喋りが好きだなあ。
そして魔法石の美しいこと。どんな石なのか、実物を是非見てみたいと思わせるきらきら感。月翅晶、なんて美しい言葉の並び。
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その昔、人は自分の病を治すために悪い部分と同じところを食べたという……とある一冊の本をきっかけに、クラスメートが膵臓の病気で余命いくばくもないと知った僕。彼女、山内桜良が死ぬまでにやりたいことに付き合わされるようになった僕は、その日々の中で少しずつ変化を始める。

原作は読了済。映像になると、より桜良の性格が際立って、とんでもなく自分勝手で臆病で魅力的な女の子だなあと思いました。いやでも振り回される方はたまったものじゃないなあ笑
原作を読んだときにはなんとも言い難い寂しさと儚さを感じましたが、映画だと十二年後に春樹と恭子がきっちり決着をつけるシーンがよりドラマティックに描かれていて、ちょっとだけ気持ちが晴れました。ちゃんと前に進めてよかった。
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北宇治高校吹奏楽部三年、フルートの傘木希美とオーボエの鎧塚みぞれは、中学時代からの友人同士。希美がいるだけでいいと思っていたみぞれは、最後のコンクールと進路決定を控え、やってくる別れに恐れを覚えていた。コンクールの自由曲「リズと青い鳥」にあるフルートとオーボエの掛け合いがあるけれど、二人の心はすれ違っていて……。

多くを語らない作品。アニメの美しさ、十代の少女の繊細さを存分に描き出した、本当に綺麗な作品。
「響け! ユーフォニアム」と同じ舞台で、進級後。本編当時から希美とみぞれの関係にはいいようのないもだもだ感を感じていたんですが、クローズアップされると、なるほどなあと腑に落ちました。
初夏らしい色彩の画面や、女の子たちの仕草、学校生活のありふれたワンシーンと、ちりばめられている青春の光景にきゅんきゅんします。そして何より、吹奏楽部。「リズと青い鳥」を演奏する終盤のシーン、オーボエがめちゃくちゃ美しくて感動しました。その分、フルートの多少の未熟さも……。
とても素敵な作品でした。
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「俺と結婚して欲しい。返事は『はい』しか聞かないぞ」
福引に当たって移住した異世界で、騎士隊長クリシュと恋人同士になった忍。ずっと孤独だった忍を、クリシュは温かな腕で抱え込み、愛で満たしてくれた。生命の木が枯れていき子供が生まれなくなった世界。大好きな人たちが生きるこの世界のために、できることならなんでもしたい…! そんな時、植物チート能力で生命の木の記憶を見た忍は「種」を託される。それは、この行き止まりの世界を救う最後の希望だった…!(裏表紙より)

命の樹を巡る出来事と、忍とクリシュの結婚という二つの大きな物語が決着。
命の樹にまつわる過去はきちんと丁寧に見せてくれたせいか、ネレとミエルのことが泣けて泣けて仕方がなかった。忍がいてくれてよかった。あの二人はきっと救われた。ついぼろぼろ泣いてしまいました。
その後のクリシュとの生活は、もう甘くて甘くて。かわいいなあ。恋人ととして仲を深めて、みんなに祝福されて夫婦になる。義両親や義弟もできて、一人の人間が幸せになるまでの過程を垣間見たようでとても充実しました。素敵な物語でした。
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Author:月子
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