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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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仮面の殿下と三憂士 「これって誘拐ですか、救出ですか!?」 (ビーズログ文庫)
ランベールは父王の廃位により、幽閉されること14年! そこへ“三憂士”を名乗る謎の3人組が現れ、「国を救って欲しい」とランを誘拐(彼ら曰く救出)!! 彼らは悪政を敷く女帝・レリアを廃し、ランを王に据えたいという。なぜ“亡き者”として扱われ、王位に興味もない自分を——? 疑問に思うランだが「打倒・女帝」を唱える彼らの思惑には、それぞれの“何か”があるようで——!?(裏表紙より)

三銃士ですね。見事に男ばっかりです。一癖も二癖もあって、普通の人が不在です笑
十四年間幽閉されていたために、世間のことを知らず、のほほんとした性格に育ってしまったランベール王子。救国の騎士の称号「白銀騎士」を持つ伯爵クロード、色のついた眼鏡ををかけた死神のような神父ジストン、無口で無愛想だが心優しい最強騎士アシル。そしてランベールとともに幽閉されていた(ある日牢屋に投げ込まれた)ポメラニアン・フリードリヒというメンバーで、腐敗した王国を救おうというお話。
ランベールがすごくいい子で、全体的に明るいトーンで、前向きに「自分にできることは」と考えてくれるので、すごく読みやすかったです。この子、ポテンシャルめっちゃ高いよなー。面白い王様になるかもしれない。
個人的にアシルがすごく好きだったので、その後が気になりました。とってもすっごく気になりました。
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タカラジェンヌの太平洋戦争 (新潮新書)
華やかなその世界も、死と隣り合わせていた——。音楽学校に学ぶ乙女たちの青春とは。舞台を奪われ、緑の袴がモンペに替わったタカラジェンヌたちの心を支えたものは。「歌劇」「宝塚歌劇脚本集」「宝塚年鑑」には何が記されていたか。熱烈なファンがその目で見たものとは。宝塚大劇場はなぜ閉鎖され、いかにして再開されたのか。貴重な証言と資料から浮かび上がる「もう一つの昭和史」。(カバーより)

宝塚歌劇団と昭和史を重ねてまとめたもの。2004年の発行なので、今ではもう100周年を迎えた宝塚歌劇団。この本では、熱量はだいぶと抑えられているので、もっとたぎるような「あの時代はこうだった」というのを読んでみたいなと思いました。
劇場を閉鎖しなければならないというとき、そこにいた人たちのことを思うと、なんともいえない気持ちが込み上げてくるんですよね。舞台を作っていた人たち、演じていた人たち、見ていた人たち、いろんな人たちの思いがあったんだろうと想像すると、積み重ねってすごいと思う。語彙がなくてたいへんアレなんですが。
ジャニヲタあるある フレッシュ
ジャニーズ事務所所属の人たちのファン、ジャニヲタにまつわるあるあるネタ本。ドルヲタに通じるものもあるのではないかと推測します。しょっぱなから「担当カラーは絶対に譲れない」(推しのイメージカラーのもの、青だったら青い財布とか青い鞄とかそういう)というところから始まり、ジャニーズならではのネタらしきものもあり。
あと個人的に面白かったのが、身内がジュニアですという女性二人の対談。周りはこういう反応なのかとか、本人はこういう感じで頑張ってるのかとかが軽く分かって面白かったので、もっとそういう話読みたいです。
世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
少年達の未来を信じたい!
地雷で脚を失ったアデム、ゲリラに誘拐され兵士にされたターティ、目の前で友達を殺されたアブドゥヌール……。明日をも知れぬ毎日ですが、それでもみな、一日一日を懸命に生きています。(帯より)

2011年の本。戦争、地雷、ゲリラ、難民などを取り上げつつ、そうした状況にいる子どもたちのことがまとめられています。子ども向けの本だと思うのですが、もしこれを読む人が小学生や中学生で、自分と同じ歳くらい(八歳〜十二、三歳)くらいの子どもたちが、親がいなくなって同じような子と一緒に廃墟のような街に暮らしていたり、地雷で両足を失ったり、逃げている途中で親とはぐれたり、誘拐されてゲリラ少年兵になったり……というのを読んだら、たぶんすごく衝撃なのでは、と想像しました。
子どもたちの未来が守られる世界であってほしい。
禁煙外来の子どもたち
2002年の本。今これを書こうと思って奥付見てびっくりした。古い本だった……。禁煙外来を受診するような子どもはどんな問題を抱えているのか、ちょっと気になって読んでみたんですが、内容としてはそこまで突っ込んだものではなく、子どもと禁煙についてと、喫煙の危険性を記した本でした。
ニコチンパッチって子どもにそんなに効くのかあ、と思ったのと、両親ともに喫煙する家庭の子どもは喫煙することに抵抗ないというのにちょっとびっくりする。うち、吸ってましたけど、煙が臭いし身体に悪いから絶対吸わない大人になろう……と思って成長しましたから、教育の問題のような気もする。この辺り、喫煙する親はどういう風に子どもに教えるんでしょうか、というのが気になりました。
晴明鬼伝 (角川ホラー文庫)
修験道の里、葛城山に暮らす役の一族の長・大角を陰陽寮当主・賀茂忠行が訪れた。十五年前から恐れていたあの者が都に現れたため、力を借りに来たのだ。長は忠行に息子の志狼を都に連れていくことを勧める。しかし、志狼は怨霊となった母・黒御前の呪縛に苦しんでいた。忠行は、その怨霊の背後にあの者の影があることを感じる……。
人心が荒み、闇に魑魅魍魎が跋扈した時代——闇に抗った者たちの姿を描いた長編伝奇絵巻!!(裏表紙より)

面白かった! 読み応えがありました。文庫で565ページですよ。大作でした。
この本を読みながら、ちらちらと『〈骨牌使い〉の鏡』が頭をよぎりました。異形のものと、人知を超えたはるかなものと、この世の理みたいなものが感じられたからかなあ。
修験道の長の息子、志狼が、賀茂忠行に連れられ都に行ったことから、運命は大きく回り始める。鍵となるのは一人の少女。妖女・鳴滝ら妖しのものに連れられ、道具として使われている葛葉は、白い髪と金の目を持つ童子を弟と呼んで世話をしている。この、志狼と葛葉が出会うことで、また大きく物語が動く。
タイトルにあるように、晴明と鬼にまつわる物語なので、陰陽(本当の意味での)だったり、鬼と人だったりと、対比がすごく効いた話でした。
文調が美しくて、魑魅魍魎が跋扈する平安という時代設定や、志狼、葛葉以外の登場人物たちもすごく魅力的で、面白く読みました。これ、ぜったい好きな人がいると思うなー!
還るマルドールの月 The Return of the Mardore Moon (コバルト文庫)
没落貴族の娘ダリアードは16歳の春、爵位と引き替えに元敵国であるツェブ合衆国の大富豪と結婚することとなった。相手の名前も知らないまま赴いた先で待っていたのは、眼光鋭いカタブツ警部、マーク・コリンズ。ダリアードは彼に激しく「運命」を感じてしまって。恋愛とかときめきなんて自分には一生無縁と思っていたダリアードの人生は一転、カーニバルみたいに色とりどりになるのだが!?
生きて。思うままに。愛を掴んで抱きしめて。(裏表紙より)

この本が新刊で出た時、めちゃくちゃコバルト文庫のデザインがおしゃれになったな! と思った記憶があります。最近コバルトのデザイン素敵なものがたくさん出ていますよね。
物語も、とっても楽しくてワクワクして、少女小説ってほんと素敵だな、というか野梨原さんの本が読めて嬉しいな! と思ったりしました。
古き良きといっては聞こえがいいけれど、貴族社会でカチコチに固まった古臭い国、マルドール。没落貴族の娘ダリアードは、優秀な家庭教師と老メイドとともに、合衆国ツェブの大富豪かつ刑事であるマークに嫁ぐ。けれどそれは単なる政略結婚ではなく、マルドールとツェブ両国の和平のための隠れ蓑であるという事実が判明するのですが、それよりもなによりも、くるくる動くダリアードのかわいいことかわいいこと! したたかで、賢くて、行動的で、でもまだ十六歳の初恋を知ったばかりの女の子。彼女がしゃべる、企む、なんてところが本当に楽しくて、読んでいて嬉しい気持ちにもなったり。
ラストバトルは、えーっ!? っていう連続だったんですが、楽しかったです。気分が落ちてた時だったので、読んでて気持ちが明るくなりました。
負け犬の遠吠え
2003年の本だから、もう十年経っていますね。負け犬という言葉はちょっと廃れた感がありますが、未婚女性は増えているし晩婚化しているし少子化だし……という2016年現在。この本で言えば絶賛負け犬の私ですが、わりと人生楽しいです。
結婚して出産してという女性がえらい、という風潮は、政治家の発言を見ていればまあそうなんだろうなあと思うんですが、楽な生き方をすればいいんじゃないかなと思っています。恋をしたかったら恋をすればいいし、結婚したかったら頑張ってみればいいし。子どもは授かりものなのでどうともできないけれど、生き方を縛られる環境にはいないので、自分の好きな生き方をしようとか、そんな風に考えています。でもそれもまあ、数年限りのことかなあ、と読みながら思いました。
いやあ「モテ」という文化は面白いなあ! 異性に選ばれるものが優位である、ということをもっと掘り下げてみたいと思いました。
楽園のとなり (レガロシリーズ)
古代の言葉で「楽園」を意味する王都ドラ。カンナはそこで王立騎士団員を目指し、日々努力を重ねていた。入団試験の対策は万全、実力も充分。しかし年に一度の試験では、なぜか毎回毎回思いもよらぬトラブルに巻き込まれ、受験できずにいた。
次こそはと意気込むカンナは、四度目の試験を一ヶ月後に控えたある日の夜、衰弱し、行き倒れていた謎の美少年・シンクを拾う。間近に迫る試験のことを気にしつつ、しかし誰かに追われている様子の彼を放っておけないカンナだったが、シンクは彼女の善意を疑って……。(帯より)

この世界には、「もっている人」と「もっていない人」がいて、そうした神様の祝福のようなものは、本当に頑張っている人に与えてもらえるのだろうか? と問うような話でした。息苦しさはないけれど、ひたすら拳を握りしめて、がんばれ、がんばれって応援したくなるヒロインのカンナでした。そう、彼女は、努力したら報われるということを疑わない。信じて、前を向く。迷っても、それでもと自分を諦めない。すごいことだと思う。
地にしっかり足をつけて、今日も頑張っていこう。そんな風に思える作品でした。
虐待された子供たち―ドキュメント
6人の被虐待児を、養護施設職員から見て、どのように変わっていこうとしているのかを書いたドキュメント。言葉も乱暴で、甘えたで、暴力も止まらない。けれど少しずつ心の傷を癒していっている。大人たちも、そうした子どもたちの受け入れ場所について考えている。2004年の本なので、またさらに状況は変わっているでしょうね。
Profile
Author:月子
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