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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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異形のもの・妖夢を討伐する異界士だが呪われた力を持つ栗山未来は、ある日人間と妖夢の血を引く半妖の神原秋人と出会う。ちょっと変わった嗜好を持つ秋人は、その血ゆえに不死身の肉体を持っていたが、それは未来たち異界士にまつわる重大なものにつながっていて……。

タイトルから想像していた話以上に現代異能ファンタジーだった。テレビシリーズめちゃくちゃ気になるぞ!
自分の血を使って武器を作り出し敵を屠る呪われた一族の裔の少女と、不死身の肉体とその謎を抱えた少年のボーイミーツガール、ガールミーツボーイなファンタジー。名家がどうの、呪われた力がどうのという設定が美味しすぎてありがとう!
戦闘シーンがかっこいいし、女性キャラクターのデザインがやっぱり可愛い。この絵柄好きなんだよなあ。サイズ感のちっちゃい、可愛い見た目の未来がくるくる戦うの、すごくよかった。
そんなわけで原作買っちゃった! 楽しみに読もう。
しかし冒頭のダンスはいったい何が始まったんだろうと思ったぞ……。安心の京アニクォリティだっただけに困惑がすごかった笑
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じきに受験を控えたうさぎたちは無限学園の体験入学で、有名人の天王はるか、海王みちるの舞台を見る。ちびうさは同じく学園に通う土萠ほたると友人になるが、彼女にはある秘密があった。

原作におけるデス・バスターズ編。やぱりだいぶと端折られまとめられているなあと思ったんですが、この頃から、もしかして敵役が一番歌が上手いんじゃないかと気づき始めました笑
このシリーズで一番好きな、プリンセスの前に外部太陽系三戦士が跪くシーンがなかったのが悲しい。お着替えのことを思うと仕方ないんでしょうけれど、見たかったなあセレニティのドレス。
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心葉にきつく当たる琴吹ななせは、本当は彼に好意を抱いている。素直になれないだけで毎度後悔と自己嫌悪に苛まれるななせだったが……。

森ちゃん、森ちゃんがすごくいい子! 友だちの間違った行動をはっきり指摘できる人間の希少さが際立つ。
ななせはなんというか、遠子先輩の圧倒的正ヒロイン感のせいでどうしてもかませ犬感があるのが切ないな。
というかここまで三部作を見ていて思ったんですが、このシリーズ実はまともな人がほとんどいないのでは……?
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井上心葉にとって最も大事で、一番傷付けられた存在、朝倉美羽。寂しさを救ってくれた心葉に唯一心を許していた彼女は、心葉が小説家としてデビューしたことで決定的に壊れてしまい……。

原作を読んだときも思ったんですけれど、私はこの朝倉美羽という人があんまり好きではなくて、やっぱり最後までずるくて子どもだなあと思ったのでした。ただそれだけ彼女は若かったし、他の世界を知らない、狭いところで生きていたということなんでしょうけれど……。
心葉の純粋な気持ち、あるいは鈍感さが無邪気に美羽を傷つけている描写はリアルなんですよね。こうした純真さが人を徹底的に痛めつけているのはよくある話だと思いました。
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物語を食べてしまうほど愛している天野遠子は、偶然ある投稿作に巡り合い、その作者に深く惚れ込むようになった。その人物が華々しくデビューし、新作を期待するが遠子が知らされたのはその「井上ミウ」が書けなくなったということで。

文学少女シリーズの前日譚。遠子がどのようにして「井上ミウ」と出会い、その作品に惚れ込んだか。心葉との出会いをいかに喜んだかが伝わってきます。
いまなら遠子の事情がわかるから、どんなに傷付いてきたんだろうかと考えたし、井上ミウにどれほど救われたんだろうと想像しました。
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弦楽器奏者の四人が、カラオケボックスで偶然出会ったことをきっかけに結成されたカルテット・ドーナツホール。巻真紀、別府司、世吹すずめ、家森論高の四人は、別府の家が持っている別荘で共同生活を送りつつ、奏者として活動を始めた。だがすずめは真紀の義母から、彼女の接近して行方知れずとなった夫を殺したのか探って欲しいと依頼されていた。この思惑だらけの生活は、やがてそれぞれの秘密が絡んで大きな真実を明らかにすることとなるのだが……。

情緒がぐちゃぐちゃになると評判のドラマ、見ました。面白かった……面白かった! うわー! となりました。
この作品、演者さんたちのちょっとした視線の動きや表情なんかが「うお」と思わせる部分が多くて、見ていてぞわぞわしました。いつ決定的な破綻に至ってしまうのか、怯えながら見守っていたんですが、想像以上の善性や絆が眩しくて、悲しくて、胸がぎゅっとなってしまった。
特にすずめの、真紀への思い。真紀が彼女を受け止めたように、彼女も真紀を絶対肯定して信じてくれる、その強さがもうすごくよくって。ああ大きな意味のある出会いだったんだな、と思ったんですよね。
あと見ていて辛かったのが「演奏家」「表現者」とのしての光と影や、成功の話。最終話の手紙の内容は作品全体における問いを集約したものだったと思うんですが、演奏を聞いている人たちの存在が答えかなと思いました。感動したのが学生たち。序盤も序盤に、ドラクエの曲におおーと喜んでいた彼らが来てくれているのがすべてだと思う。届いたんですよ。音楽って楽しいって思ってくれたんですよ。多分それが演奏活動を続ける意味なんだと思います。
とても素晴らしい作品でした。面白かったです。
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ダーク・キングダムとの戦いが終わり、束の間の平和を楽しみうさぎたち。そこへ銀水晶らしきペンダントを持つ少女・ちびうさが現れたことで、新たな戦いが始まった。多くの謎を抱えたちびうさが明かしたのは、自分が三十世紀の未来からやってきたこと、この時代にいるセーラームーンを頼ってきたということだった。うさぎたちはちびうさの導きで三十世紀へ。そこはネオ・クイーン・セレニティが治める地で……。

原作におけるブラック・ムーン編。おおむね端折られてまとめられているものの、子役キャストさんたちの可愛らしさが光る第二作目です。
何が面白かったって、キャストさんの挨拶。デマンド役の方がおっしゃった一言。作中、うさぎをさらってくるデマンド様ですが、この舞台だと露骨に馬乗りになるんですよ!!! 思わず目を見開いたよね。びっくりしたけど、やりかねんなあと思って笑ってしまった。
タキシード仮面様はキング・エンディミオンになってもかっこよかった……最高。
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節約が趣味のOL・大島凪は、常に空気を読み、人に合わせ、謙虚に振る舞って生きている。だがある日同僚たちの陰口に、秘密の交際を続けていた営業部のエース・我聞慎二が付き合っている理由を話している現場に遭遇し、過呼吸を起こしてしまう。そうして凪は何もかもを捨てて、立川へ引越し、束の間の「お暇」を過ごすが……。

ネットなりSNSなりを見ていると流れてくる電書漫画、気になっていた作品のドラマ化。
面白かった! というか想像以上に屈折した「空気を読むあまり無理している人」の多さに、とても現代的な作品なんだなあという印象を強くしました。そんな人間ばっかりなんだろうな、都会は特に……。
田舎暮らし、というか郊外の静かな暮らしに憧れを抱いてはいけないと、田舎と都会の間で暮らす身としては強く思うのですが(だって近所付き合い等しがらみが多すぎるから……)、凪がアパートの住民と交流していく光景は見ていてほっとしました。こういう交流ってなくなって久しいと思うんですが、一人暮らしの年配の女性やシングルマザーとその子どもなどの住人って、こうやって共助していった方が暮らしやすいと思うんですよね。だから凪やゴンが関わるようになってよかったな、などと。
素直でなさすぎる慎二の恋模様をはらはらと見守りましたが、今後どうなっていくのかなあと今後の展開にそわそわしています。
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行方知れずとなった忍を探しに満洲へ渡った紅緒は、彼を知るかつての部下・鬼島と出会う。忍の訃報が誤りでないと確信した紅緒は日本へ戻り、記者の仕事に邁進するが、そこへ忍そっくりのロシアの亡命貴族ミハイロフ侯爵のことを知る。動揺する紅緒は未だ忍のことを諦めきれないでいたが、そこへ上司である編集長・青江冬星から求婚され……。

激動の後編! という感じの盛り沢山な内容。この作品、終盤の関東大震災の凄まじさに、紅緒と忍と冬星の恋模様がぐっちゃぐちゃになる展開が、なんというか、なんだかなあとなるんですよね。主に編集長がかわいそうで……。こういう大きな災害があったときにしか本当に大事なものがわからない、ほしいと言えないのは、なんだか辛いなとか。
後編でめちゃくちゃ好きだったのは環です。モダンガールになった彼女の見た目や言動がめちゃくちゃかっこよくて可愛い! 鬼島との恋も期待しちゃうし想像しちゃう!
なんとなく見始めましたが、絵は綺麗だしやっぱりお話が好きだなあと思った作品でした。
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大正七年、東京。十七歳の女学生・花村紅緒はある日陸軍歩兵少尉の伊集院忍と出会い、彼が許婚であることを知る。逆らって家出するも捕まり、伊集院家に行儀見習いとして居候の身となった紅緒だが、おてんばで素直な振る舞いは忍のみならず伊集院家の人々を魅了していく。そして紅緒も忍のことを憎からず思うようになり……。

原作は読了済み。こうしていまの作画で見ても、紅緒の言動は清々しくて楽しい。展開も、ああそうそう、こういうの好きなんだよなあ! というものがたくさんあって見ていて楽しい。ご前がどんどん絆されていく展開、王道で大好き。
何が憎いって、少尉の声に宮野真守さんを当てるのが憎い! このイケメン! 罪作り! と何度思ったか……。はまり役すぎて悶えました。
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Author:月子
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