読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「ANOTHER EDEN ARRANGE ALBUM FESTIVAL」
ソーシャルゲーム「アナザー・エデン」のサウンドトラックを作る、その収録現場の配信映像。
光田泰典さん関連ということで見ていましたが、合間で司会が入るものの、本当にただただ収録している。演奏して、「いまのこうしてくださいー」。演奏、「すみません、最初のテイクでお願いします」、演奏……みたいな繰り返し。じっと見ているというより完璧作業動画だなと思いながら流していました。
こうやって何度も何度も演奏するわけですよね。その集中力、すごいな……。音楽家って努力の人だな……と気付くところがあり、勉強になりました。
ソーシャルゲーム「アナザー・エデン」のサウンドトラックを作る、その収録現場の配信映像。
光田泰典さん関連ということで見ていましたが、合間で司会が入るものの、本当にただただ収録している。演奏して、「いまのこうしてくださいー」。演奏、「すみません、最初のテイクでお願いします」、演奏……みたいな繰り返し。じっと見ているというより完璧作業動画だなと思いながら流していました。
こうやって何度も何度も演奏するわけですよね。その集中力、すごいな……。音楽家って努力の人だな……と気付くところがあり、勉強になりました。
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グランシェルト王国の騎士であるレインとラズウェルは、ある日不思議な声を聞き、記憶喪失の少女フィーナとともに土のクリスタルを狙う輩と戦うことになるが、その敵・常闇のヴェリアスに敗れ、クリスタルは破壊されてしまう。三人は他国にあるクリスタルを守るために旅立ち、飛空挺技師のリドや、軍師ニコル、レジスタンスのリーダーのジェイク、大賢者サクラと出会い、この世界とクリスタルの秘密を知ることとなる。それはレインにとって、己の父と向き合うことでもあり……。
泣いた。号泣した。フィーナと魔人フィーナの関係性に。原作はソシャゲだろうけれど、物語は間違いなく私たちが愛するファイナルファンタジーだったよ……。
どちらか一方を求められたときにどちらも選ぼうとする天才剣士のレイン。そんなレインの兄的な位置にありながら多少なりとも鬱屈を抱えるラスウェル。純粋無垢で世界のあらゆるものを新鮮に受け止めるフィーナ。快活で自身の仕事に誇りを持つ飛空挺技師のリド。物言いに反して家族思いで情の深い軍師ニコル。軽薄な物言いで本心を誤魔化しながら秘密を抱えるジェイク。見た目に反して長い時を生きて後悔を抱える大賢者サクラ。そして、突然フィーナに表出するもう一人の彼女である魔人フィーナ。
このパーティでファイナルファンタジーをやります、と言われて面白くないわけないんだよなあ……。
レインとラスウェルの関係性に、父レーゲンが絡むというあれそれも美味しいし、敵側の事情も複雑ながら深みがあり。うんその設定FFだよね! の嵐で大変楽しかったです。
そしてまあみんな歌がうまいうまい。2.5次元ミュージカルのクォリティ、あんまり期待しない場合が多いんですけれど、この作品は群を抜いて歌がうまい。「歌がうまいな!?」と驚きました。
だからこそ、大事なシーンでの歌唱が映えるんですよ……冒頭で書いたフィーナと魔人フィーナの歌な……。
二人は表裏一体、ひとつのものを二人で分け合っている状態なのですが、とある局面でどちらか一方しか残れない展開になるわけです。このときのそれぞれの思いの吐露、何を思い、何を感じ、何を愛したのかを歌い上げるシーンが圧巻で、涙が止まらなくなってしまいました。過ごした時間も見ていたものも異なるはずの二人が、やがて一人に統合される、それがパート分と歌詞で表現されるところがめちゃくちゃよくて、良すぎて泣きました。こういうヒロインたちだいすきです……ありがとうファイナルファンタジー……。
舞台そのものは状況を鑑みて配信公演となったそうで最後の挨拶で役者さんたちの無念がこちらにも伝わってきたので、再演の際は是非とも応援したいし、なんなら生で見に行きたいと思いました。本当に、このカンパニーで演じていただけることを祈っています。
不自然死究明機関、通称UDIラボに勤務する法医解剖医の三澄ミコトはこの世で「不条理な死」を最も憎んでいる。不自然死を究明するべく上司や同僚たちと働きかけるミコトは、実績も経験も積みながら周囲と協力しない中堂と険悪な状態だ。しかしとある解剖と事件をきっかけに、中堂がかつて不自然死した恋人の解剖を行い、いまもなお犯人を探していることを知る。
面白いと噂の作品、やっと見ました。面白かった……あちこちで泣いてしまった……。
細かい部分での台詞や描写が秀逸で唸る。ミコト関連だと、落ち込みまくってお母さんに慰められてこたつに潜っているシーンがめちゃくちゃリアルで泣けてしまった。確認してみるとミコトって33歳なんだよなあ。そんな感じになるのめっちゃわかる……泣いた……。
各エピソードの面白さが中堂が追う連続殺人事件に収束するの、見事としか言いようがない。その展開のきつさもさることながら、周りから責められ、孤独に事件を追っていた中堂へ最後の最後に手を差し伸べてくれた仲間たちと、亡くなった恋人の奇跡めいた展開、ぼろっぼろに泣きながら見ました。
心底面白かった……細かなところが突然突き刺さる部分が多くて、思い出したときに見返したくなってしまう。おすすめです。
どの駅からも十五分ほど歩く立地の悪さと、墓地のただなかにあるレストラン。その名を「ロワン ディシー」。オーナーの黒須仮名子に引き抜かれてきた面々は独特で、前職がフレンチレストランの従業員だった伊賀もそのうちに一人だった。シェフは一流だが、他は元牛丼屋、元銀行員、元美容師見習いと不安の残る面々で、さらにはオーナーの横暴と暴走が止まらない。そんなレストランの存続はいかに。
佐々木倫子さんの漫画が原作。原作は読了済み。
オーナーの暴走っぷりがひどくて笑った笑った。各々のツッコミ描写がちょっと……と最初は思ったものの、見終わる頃には慣れていて楽しかったです。とにかく伊賀くんの顔がよくってなあ……笑
ストーリーのコメディっぷりが楽しいのは約束されているので面白く見ていましたが、独特な演技が目を惹いて楽しかったのは河合くんでした。戦隊もの出身の方かー。気になるから見てみようかなーと思わせるくらいに、とても「河合太一」ですごく好きでした。
うさぎ、亜美、レイ、まこと、美奈子の五人は愛と正義のセーラー服美少女戦士。ある日敵の気配を感じて調査にやってきたゲームショーでアイドルのパンデミック4から乙女ゲームをプレゼントされる。けれどそれはプレイヤーのエナジーを吸い取る敵の罠だった。さらにパンデミック4はダーク・キングダムの四天王としてセーラー戦士たちの前に立ち塞がる。そしてクイン・ベリルはタキシード仮面と浅からぬ因縁があるようで……。
セーラームーンのミュージカルは「外伝ダーク・キングダム復活篇」を繰り返し見ていました。一連のミュージカル公演が終わって、2013年より新しい公演が始まり、これはその最初の作品。
題材をダーク・キングダムに当てたところがもうもう胸熱なんですよ! 最初演の「外伝ダーク・キングダム復活篇」はアニメ本編を踏襲しての内容で、この再公演はそれを踏襲するかのように同じくダーク・キングダムを、それも新しい物語として構築している。「いまから新しいセラミュを作る!」という意気込みを感じて、ありがとう! という気持ちになりました。
たくさんの読者たちが心のどこかでそわついていた、四戦士と四天王の絡みが描かれているところも、わかってるなあ!! キャラ造形はだいぶ違いますが、この作品では亜美ちゃんとゾイサイトに特に焦点が当たっており、他の三人もそれぞれお相手に想いがあって……というの、これが見たかったんだと思いました。
そして何より、タキシード仮面がかっこいい……。女性演者さんのタキシード仮面なんですが、元タカラジェンヌだけあって男役がはまりにはまっており、マント捌きがありえないほどかっこいい。さすが宝塚の舞台で培われたマント捌き……と逆に面白くなってしまった。
私がダーク・キングダム編で心から愛するモノローグが台詞として登場するシーンもあり、長くセーラームーンを愛している者として胸がいっぱいでした。ありがとう、ありがとう……。
「三食昼寝付き」で「勉強ができる」と聞いて自ら宮女狩りに志願した田舎娘の銀河。宮女となるため娥舎で同室となった仲間たちとともに学ぶ銀河は、独特な感性と物言いを遺憾無く発揮する。そうして卒業試験を経て、なんと正妃に抜擢されるが新皇帝は後宮にやってくるときに出会った謎の青年コリューンで!?
「大人の小説」として活字ばかりの本を読み始めた頃、二冊目とか三冊目とかに読んだのが酒見賢一さんの『後宮小説』でした。それを原作にしたアニメがあると知ったものの、視聴する機会に恵まれず、十年くらい経ったかなあ……こうやって有料配信サイトで見られる日が来るなんてあのときは思いもしなかった。
というわけで感無量で鑑賞。短くあっさり、わかりやすくまとめられているものの、銀河の魅力はやっぱり際立っていてにっこにこで見てしまった。原作は結構周りの設定が悲惨なだけに……。
銀河の立身出世の物語として最後まで描かれていましたが、原作のルームメイトたちとの絆が好きだったので、わがままをいうならその辺りももう少し見たかった。銀河とコリューンの不思議な結びつきは想像した通りで、二人の別離はこの年になっても胸がぎゅっとしてしまったのでした……。
「蟲師 特別編「鈴の雫」」
およそ遠しとされしもの、下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うと思しきものたち。それら異形の一群を、人は古くから畏れを含み、いつしか総じて「蟲」と呼んだ……蟲にまつわる事柄の専門家、蟲師のギンコは、ある日山のヌシと思しき少女と遭遇する。やがて人里を訪れたギンコに、ある青年が行方知れずになった妹を山で見なかったかと尋ねる……。
2015年製作の特別編。空気感はそのまま、相変わらずしんと静まりかえった深夜に一人で見たいアニメだなあ。物悲しくて、恐ろしい。
人の世界と蟲の世界、山と人里。境界が曖昧になっているような場所で、命のあり方も不思議と混ざっている感じ。こうやってパソコンのキーボードを叩いているとなんだか遠い世界だなあと思う。でもきっと百年ほど前はすごく近い風景が日本にあったんだよな。
およそ遠しとされしもの、下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うと思しきものたち。それら異形の一群を、人は古くから畏れを含み、いつしか総じて「蟲」と呼んだ……蟲にまつわる事柄の専門家、蟲師のギンコは、ある日山のヌシと思しき少女と遭遇する。やがて人里を訪れたギンコに、ある青年が行方知れずになった妹を山で見なかったかと尋ねる……。
2015年製作の特別編。空気感はそのまま、相変わらずしんと静まりかえった深夜に一人で見たいアニメだなあ。物悲しくて、恐ろしい。
人の世界と蟲の世界、山と人里。境界が曖昧になっているような場所で、命のあり方も不思議と混ざっている感じ。こうやってパソコンのキーボードを叩いているとなんだか遠い世界だなあと思う。でもきっと百年ほど前はすごく近い風景が日本にあったんだよな。
不思議な力を持つがゆえに辺境の砦に兄と暮らす少女ヨナ。その力を狙う者たちが次々とやってきては目的を遂げられず追い払われていたが、ある日ガルダという名の少年がヨナの運命を開く。
フルCG作品。FF等でムービー制作を担当していたクリエイターが一人で作った、という記述に驚き。ひ、一人で……? まじか……。
ストーリーは壮大な物語の始まりという感じだし、可哀想な人がいるのが気になりますが、映像は優しくも懐かしくて美しい。
2006年の作品なので2021年のいまではCGのクォリティはずっと上がっていると思うけれど、この頃のCGを作っている人の丁寧さや、自分がそれらのどんなところが好きなのかを感じて、見ていてなんだかほっとしました。そう、この柔らかい光の感じが好きだったんだ。
「ANIMAX MUSIX 2021 ONLINE」DAY1/DAY2
無観客ライブで行った生配信の編集版。
アニメはシーズンごとに一通りチェックするので、聞いたことあるあるという曲が多かったです。しかし皆さん可愛くてかっこいいなあ。アニソンアーティストはもはやアイドルなんだな……。
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のテレビ放送があった時期に見ていたので、TRUEの歌唱がめちゃくちゃ嬉しかったし、ぐっときました。
ライブとは全然関係ないんですけれど映像の演出がそこはかとなく、予約未入力で流れ続けるアーティストさんたちの宣伝を兼ねたカラオケ映像を思わせるのが見ていてなんだかおかしかった。
無観客ライブで行った生配信の編集版。
アニメはシーズンごとに一通りチェックするので、聞いたことあるあるという曲が多かったです。しかし皆さん可愛くてかっこいいなあ。アニソンアーティストはもはやアイドルなんだな……。
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のテレビ放送があった時期に見ていたので、TRUEの歌唱がめちゃくちゃ嬉しかったし、ぐっときました。
ライブとは全然関係ないんですけれど映像の演出がそこはかとなく、予約未入力で流れ続けるアーティストさんたちの宣伝を兼ねたカラオケ映像を思わせるのが見ていてなんだかおかしかった。
「『クロノ・クロス』20周年記念ライブツアーファイナル」
ゲーム「クロノ・クロス」の音楽を担当した光田康典さんがご自身のサウンドチームと行ったライブ映像。
地元の公演に行き、特典付きのディスクをちゃんと買ったのは、「クロノ・クロス」という作品とその音楽は間違いなくいまの自分を作ったと断言できるから。「時の傷痕」は間違いなく名曲で、いまも耳にするだけで込み上げる……。
何度も繰り返し聞いていた音楽の生演奏の素晴らしさはもちろん、演奏する皆さんの楽しそうなこと! 私たちが作品を愛した分だけ、光田さんたちの愛も深まってくれたならこんなに好きでいてよかったと思うことはない。
いまの状況ではこうしたわあっとできるようなライブは難しいと思うけれど、叶うならばもう一度、大きな会場で聞いてみたいな……。
ゲーム「クロノ・クロス」の音楽を担当した光田康典さんがご自身のサウンドチームと行ったライブ映像。
地元の公演に行き、特典付きのディスクをちゃんと買ったのは、「クロノ・クロス」という作品とその音楽は間違いなくいまの自分を作ったと断言できるから。「時の傷痕」は間違いなく名曲で、いまも耳にするだけで込み上げる……。
何度も繰り返し聞いていた音楽の生演奏の素晴らしさはもちろん、演奏する皆さんの楽しそうなこと! 私たちが作品を愛した分だけ、光田さんたちの愛も深まってくれたならこんなに好きでいてよかったと思うことはない。
いまの状況ではこうしたわあっとできるようなライブは難しいと思うけれど、叶うならばもう一度、大きな会場で聞いてみたいな……。