遙かな異世界と神話的世界、とびらのむこうは別世界、日常の中の不思議、幻想の博物誌・奇妙な歴史。メルヘン集の区分での本の紹介のほか、ファンタジーの重要なキーワードとして剣と魔法、妖精、アーサー王などを挙げ、関係する作品を紹介する。
歴史的意義のある古典作品は落とさないよう心がけた、とあって、ファンタジー古典作品はたくさん挙げられているように思えます。中でも、日本のファンタジーも結構あることが特徴かな、と思います。あと外国作品でも、ハヤカワ文庫FTが多いのがめずらしい気持ち。
内容としては、作品の紹介と、見所と解説が少し。児童文学というより、がっつりファンタジーである作品の紹介が多い。
PR