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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者5 (一迅社文庫アイリス)
ワケあり王太子殿下アイザックと、1ヶ月後についに結婚することになった貧乏伯爵令嬢リネット。結婚式に向けての準備で王宮は活気づき、これからの新婚生活にリネットは幸せを感じていたのだけれど……。突然、アイザックが作った魔導具が暴走し始め、城内は大混乱に陥ってしまって!? 強制転移に、アイザック様が二人に増殖ってどういうことですか! 結婚式を中止にしないためにも、絶対に暴走を止めてみせます!!
ワケあり王太子殿下と貧乏令嬢の王宮ラブコメディ第5弾!(裏表紙より)

ついに結婚式! 雇われ婚約者がついに王太子妃かあ……と感慨深かったです。図太くたくましいリネットらしいお妃様になりそうだというラストで、にこにこしました。ファビアン殿下やソニア王女など、オールスター勢揃いの結婚式も楽しかったし、結婚前のどたばたも二人らしい賑やかさで、なんだか終始幸せで楽しい雰囲気があって、さすが「結婚!」が押し出された巻だなあと感じました。楽しかったです。
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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女I」
自身の魔力を貴族から狙われたマインは、下町の家族や仲間との別れを決断した。大切な人々に危険が及ばないよう、名前も「ローゼマイン」に改名し、「領主の養女」として新生活を開始することになる。だが、その上級貴族社会での日々は過酷だった。儀式や礼儀作法を学ぶための猛特訓に加え、就任した神殿長や工房長の責任は重い。病弱な7歳の少女には厳しすぎる……はずが、神官長からのご褒美が「神殿図書室の鍵」だったことで一変! これさえあれば、たくさんの貴重な本が読める! 名前が変わっても、変わらぬ本への情熱で、ローゼマインは新世界を駆けぬけていく!
広がる緻密な世界観と本の生産体制。本を愛する全ての人に捧げる、ビブリア・ファンタジー第三部開幕!
書き下ろし番外編2本+椎名優描き下ろし「四コマ漫画」+第1回人気キャラクター投票結果発表などなど、盛りだくさん!(カバー折り返しより)

領主の養女となり、養父や新しい家族との関係や、貴族のやり方を覚える必要はあるものの、課題があるとすれば印刷業を広めるためのものだったり、魔術の訓練だったりしてさほど大きな問題はなく。第三部が始まったという感じがしました。ここから問題が次々に出てくるんだろうなあ……。
一方でいろんな力を持つ味方(とは断言できないけど……)も増えてきたので、大丈夫かなと思いつつ。なんか、家族と別れざるを得なかったときのようなどうしようもない問題が浮上しそうで怖いなあ。
エピローグでは、ルッツが次なる段階に成長しようとしているところが見られて嬉しかったです。言葉遣いや態度もだいぶと板についてきたように思うけれど、彼はローゼマインの近くにいるために頑張ってくれるんだなあ嬉しいなあ。
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いIV」
長い冬を終え、瑞々しい春が到来したエーレンフェスト。神殿内では、巫女見習い・マインの今後について様々な動きが加速していた。彼女を嫌う神殿長の画策もあり、街は不穏な空気に包まれていく。
それでも、マインの毎日は何も変わらないはずだった。弟の誕生、インク開発による新しい本作り等、これからもずっと家族や仲間との愛おしい時間を過ごすはずだった。
だが、世界は彼女に残酷な決断を迫る——。マインは今、大切な人々を守るため、家族への愛を胸に新たな道を歩き始める!
ビブリア・ファンタジー第二部、感動の完結編! 衝撃の結末後の人々を描く書き下ろし短編集+番外編2本、さらには椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!(カバー折り返しより)

神殿の巫女見習いが、次なる立場に。
敵対していた神殿長がやっと退場。この作品、さらっと人が処分を受けて退場するのが闇を感じて怖いんですが、そういう身分差や権力の世界なんだよなあ。
ものすごく意外な人が養父になったので、これから二人がどんな風に親子になっていくのが気になる。
最後にあったたくさんの人たちの短編が、それぞれの立場や考えを表していて面白かったです。アルノーはちょっと、衝撃だった。そうだったのか……みたいな。
侍女ですが恋されなければ窮地です2 (一迅社文庫アイリス)
大切な姫様の幸せを邪魔する者は許さない! 公姫の身代わりを務め、傭兵隊長ジルヴィーノとの政略結婚阻止に成功した侍女マリアダ。ところがマリアダ自身が気に入られ、彼の婚約者として傭兵の住む館に迎えられることに。傭兵隊長の妻なんて無理!――と求婚に抵抗していたある日、姫に新たな婚姻話が。姫のためにマリアダは再び身代わり&今度はジルヴィーノと恋人の演技まですることになって!? 侍女と傭兵隊長の身代わりラブ第2弾★(Amazonより)

有能侍女とあくどい傭兵隊長のお話第二巻。マリアダはきつい性格が表に出ているときの方がかっこよくて可愛い気がする笑 アージェルトとロレンに対してびしびし言うところ、駆け引きするところでもあって楽しかった。
できればジルヴィーノとマリアダがもっと仲良くなる話も読みたかったなあ。もうちょっといちゃいちゃしようぜ! と思いました。でもこれはこれで、ツンでとても可愛い。
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部「神殿の巫女見習いIII」
騎士団の前で強大な魔力を見せつけたことで、マインは貴族の間で注目を集めていた。だが、我関せずとばかりに、本を作る情熱は高まるばかり。より多くの人々に安価で本を届けられるよう、印刷技術を向上させていく。
その結果、マインの利用価値を狙う者が出現。危険を察知した神官長は、彼女を神殿に匿うことにする。家族と離れた、マインの長い冬篭り生活が始まるのだった。
誰もが本を読める世界へ——その始まりを告げる「金属活字」の完成。厳しい寒さを乗り越え生まれる、マイン一家の新しい「命」。
春の訪れと共に、今後の未来を予見するビブリア・ファンタジー転換の章!書き下ろし番外編×2本収録!(カバー折り返しより)

ついに金属活字の登場! しかし印刷技術はマインが貴族の養女になるまでお預け。マインがまったく外の世界を知らないだけで、結構殺伐とした世界っぽいなあここ。自国や、ましてや他国の情報なんて入ってこないよね。情報って、文字って、伝達するってすごい。
なんだかんだと甘やかしてくれる神官長がいい感じだなあと思いました。厳しいことは言いつつも、しっかり仕上げてくるマインのことを結構気に入っているんだろうな。
気になるのは、ちょこちょこ死者が出ているのにマインがあまりそれを考えないところで……本しか見ていないのか、身食いであることによる無意識の防衛本能なのかはわからないけれど、ちょっと怖くなってきた。
七人の敵がいる (集英社文庫)
編集者としてバリバリ仕事をこなす山田陽子。一人息子の陽介が小学校に入学し、少しは手が離れて楽になるかと思ったら——とんでもない! PTA、学童保育所父母会、自治会役員……次々と降りかかる「お勤め」に振り回される毎日が始まった。小学生の親になるって、こんなに大変だったの!? 笑って泣けて、元気が湧いてくる。ワーキングマザーの奮闘を描く、痛快子育てエンターテインメント。(裏表紙より)

バリキャリの母親が、PTAに「それって変じゃないの?」と声をあげることから始まるお話。PTAに喧嘩を売りまくるだけかと思ったら、きちんとこなすところはこなすのが面白かったです。嫌だやりたくない、だけじゃなくて、陽子も母親として少しずつ柔軟になっていくところがいいなあ。
メディアに躍るようなここが変だよPTAという話じゃなく、きちんと考えて役割をこなしている保護者の人たちへのリスペクトや、こうなったらいいのにという結末だったり、周囲と摩擦を起こさないよう気をつけている人たちを否定しない内容で、なんだか最後はほっとしました。
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部「神殿の巫女見習いII」
青色巫女見習いとして、忙しい毎日を送るマインに朗報が届く。母親が妊娠したのだ。生まれてくる赤ん坊への贈り物として、絵本作りを開始する。一方、神殿内では慣れないことばかりで、自由に動けない。巫女としての教養を身につけさせられたり、新しい側仕えの管理に追われたり……。孤児院長しての仕事も山積みだ。
相変わらずの虚弱な体も何のその、本への愛情を武器に全力疾走を続けるマインが、念願の一冊を手にする時、貴族世界への扉が開き、物語は急展開へ突入してゆく!
近付く冬を前に、風雲急を告げるビブリア・ファンタジー!書き下ろし番外編×2本収録!(カバー折り返しより)

絵本づくりと見習いたちと新展開の伏線、かな。
本づくりはついに木版画に。そして初めての本が完成。このシーン、めちゃくちゃ感動しました。本ができるってこんなに大変で、それを愛して、形にできたことってすごく尊くて幸せなことだと思いました。マインに手を貸して道具を作ったり作業したり絵を描いたりした人たちもいたからこそ、こうやって本ができたんだよな。
マインの人生としては、騎士団と関わりを持ったっぽいので、またえらい人に目をつけられそうだなという予感を覚えつつ。
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部「神殿の巫女見習いI」
洗礼式を終えたマインは「青色巫女見習い」として、神殿での仕事を開始する。そこには待望の図書館と本が待っていた! 夢叶い、期待に胸が膨らむマインだが、多くの問題にぶつかってしまう。困った側仕えたち、貴族出身者が突き付ける階級社会の現実など、これまでの常識が全く通じないのだ。おまけに虚弱な体も相変わらず。
そんなマインは仕事の合間に、孤児院の酷い実態を知る。どうしても放ってはおけず、ルッツと共に改善に奔走するが……。
社会の厳しさなんか吹き飛ばせ! ビブリア・ファンタジー第二部開幕! 書き下ろし番外編×2本収録!(カバー折り返しより)

マイン、神殿の青色巫女見習いとなる。また騒ぎの種になりそうなものを発見したり、孤児院に関わることにしたりなんですが、少しずつ仲間が増えて、いい方向に進んでいるのは読んでいて楽しいなあ。側仕えたちがどんどんマインの元に集まってくる感じ、すごくよかった。
ルッツも前に進んでいるようだし、トゥーリも少しずつマインに感化されてきたっぽいし。でもこの辺りで波乱がありそうだなあ。大丈夫かなあ。
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部「兵士の娘Ⅲ」
病に倒れたマインは一命を取り留めたものの、その「身食い」の影響は大きかった。完治はできないばかりか、治療には貴族が所有する高価な魔術具が必要という。再発までに残された期間は一年。それまでに家族の元を離れて、貴族と共に生きるのか、運命に身をゆだねるのかの決断を迫られてしまう。限られた時間の中で、マインは「本に囲まれて、本を読んで暮らすこと」を夢見て奔走するのだった。
やがて、季節は流れ、彼女の世界が大きく動き出す出会いが訪れる……。
少女の夢と家族の愛が試されるビブリア・ファンタジー。大増ページで贈る、感動の第一部完結編! 短編集+書き下ろし番外編×2本収録!(カバー折り返しより)

第1部完。マインの洗礼式という区切りで、行きたい方向が決まるんですが、本があるところがいいという感じのマインの選択がなんだか苦笑い。作るよりもやっぱり読みたいんだろうなあ。
マインの視点からは見えないところで、実はものすごく街が(もしかしたら世界が)揺れ動いているのではないかという短編も入っていて、マインの今後が楽しみでいてちょっと怖い。マインと周りの人たちが幸せな人生を送ることができますように……。
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部「兵士の娘II」
見知らぬ世界で、貧しい家の幼い少女マインに生まれ変わってから一年。彼女は本が大好きにも関わらず、手に入れるどころか、読書さえ難しい中、本作りに追われる毎日だった。何とか文字を書き残すべく奮闘するも失敗続きで前途は多難。おまけに「身食い」に侵されて寝込んでばかり。持ち前の頑張りで、お金を稼ぎつつ、近所に暮らす少年・ルッツの助けもあって、ようやく本格的な「紙作り」が始まるが……さて、一体どうなるやら?
本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー第2章!
書き下ろし番外編、2本収録!(カバー折り返しより)

本を作る仕事が始まったり、髪飾りが商売になったり、少しずつ人と出会い世界が広がる感じがありながら、マインの原因不明の熱がなんだかやばそうという第二巻。
番外編で、マインが麗乃の夢を見ていたことがわかったのがなんだか嬉しかったなあ。やっぱりどこかで繋がってたんだと思って。
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Author:月子
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