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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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ローマでお昼ごはん
気軽な「居酒屋ごはん」からセレブ御用達のリストランテまで、ローマ在住の食いしん坊カメラマンが薦める、厳選39店。(帯より)

ローマのレストランや食堂の食事を綴ってお店を紹介する一冊。その地のお料理をすごく美味しそうに書いてくれるので、読んでいてとてもお腹が空きました。美しい小洒落た料理もいいけれど、その土地で食べられている普通のお店の普通のご飯ってすごく興味ある。新鮮な魚料理と野菜料理が食べたいなあ。
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ヴィジュアル版 妖精たちの物語
妖精の物語やエピソードを美しいイラストとともに紹介する本。文字を読むにはちょっと見辛いデザインですが、ページのあちこちに、あるいは見開きで収録されている妖精画はどれも美しい。しかもカラーとか贅沢。
修道院の食卓(修道院ライブラリー)
ヨーロッパの食文化はすべて修道院から生まれた!? 芳醇なワインやシャンパン、香り高きハーブ料理、風味豊かなチーズ、甘くとろけるチョコレート……。ヨーロッパ文明の向上に大きく貢献した修道士たちの功績は、食文化全体にも及ぶ。
女子修道院にとびこんだ本書の著者ガブリエラ・ヘルペルは、修道院における聖なる食生活の秘密について学んでいく。
心と体にやさしい52のレシピも収録した「修道院の食卓」の決定版!(カバー折り返しより)

修道院の生活についてもっとあるのかと思ったら、修道院とその食の歴史についての導入みたいな本だった。それはそれで面白かったので、もう少し調べてみたくなりました。
レシピがあるのが嬉しい。どんなものなのかなーと想像するのが楽しいです。
楽園のカンヴァス (新潮文庫)
ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに篭めた想いとは——。山本周五郎賞受賞作。(裏表紙より)

美術館の監視員の女性の話から始まってくる物語がどう関係してくるんだろう、と思った時点で、この物語に引き摺り込まれていたのかもしれない。
「生きてる」と感じる絵画とそれを描くルソーに魅入られた二人の奇妙な七日間が、作中の謎の鍵とされるルソーの物語とシンクロするようで、こういう恋や愛や思いがあるんだなあとしみじみした。お金や価値の話をする外野の人たちが無粋に感じられるのも、作品や伝えたいものがある人たちのことをしっかり描いているからなんだろう。
面白かったです。
今夜使えるワインの小ネタ 知ればおいしい!
エンジニアリング系の本業の傍ら、ワインライターとして活躍する著者のワインの雑学集……というか、一人語りというか、かな。
飲み物という性質上どうしても主観になってしまいがちだけれど、笑いの感覚が違っていて読んでいて余計な話だなと感じるところがいくつかあって、私が読みたいのはネタはネタでもワインやその周辺のうんちくなんだよ! と思ってしまいました。面白くはあったんですが、なんか違う……というか。ワイン好きの人ならもっと面白く読めたんだろうか。
いやしかし、どんな味がするんだろうというワインやシャンパーニュの話がいくつもあって、気になりました。美味しいワインに巡り合ってみたい。
私の少女マンガ講義
2009年にイタリアで行われた萩尾望都先生による少女漫画講義をまとめたものと、それを掘り下げるインタビューと、自作を語る、三つの章で構成されたもの。
少女漫画論や少女漫画史はまた別のものを読むとより深くわかると思うんですが、少女漫画の世界にいる人の目からもこういう流れが見えていたんだなあというのがわかって面白かった。そして萩尾先生がめちゃめちゃ勉強家というか、新しいものを知る努力を怠っていないことが改めて認識できて尊敬が深まりました。こういう創作家になりたいよなあ。
イタリア美味遺産―郷土料理を食べ尽くそう!ミラノ→フィレンツェ篇
ピエモンテ、リグーリアエミリア・ロマーニャ、、ロンバルディア、ヴェネト、トスカーナ。イタリアの各地方の美味しい料理とそれを作る人たちを写真付きで紹介。

その土地で食べられるもの、作られる料理ってなんでこんなに美味しそうなんだろうなあ。またその季節のものっていう食材がとても美味しそうで、食べたい! っていう気持ちにさせられる。
人物が写っている写真もあって、こういう人が作るんだな、食べるんだなと遠い異国が少し身近に感じられたような気がしました。
ようこそポルトガル食堂へ (幻冬舎文庫)
フルっとした食感にほんのりミルクが香る絶品チーズ、細かく柔らかな泡が喉に心地よい緑のワイン、艶やかな飴色に焼きあがった、あつあつの仔豚の丸焼き……。素朴で飾り気のない、でもほっとする料理の数々。ポルトガルは、どこか懐かしくて美味しい国だ。各家庭のキッチンやレストランを訪ね歩き、旅の旨みをぎゅっと詰め込んだ食旅エッセイ。(裏表紙より)

ポルトガルのいろんなところで食べたり飲んだりしたものと、そこで交流を持った人との話。ポルトガル料理ってすぐに思い浮かばないんですが、お酒に合うんだろうなーとか味を想像するともうお腹が減って仕方がない。
その国でその国のものを、その国の調理法で食べるっていいなあ。旅行の醍醐味だよなと思いました。
ひさしぶりの海苔弁 (文春文庫)
春の終わり、にょきにょき伸びるアスパラガス。真夏に囓るきゅうりの爽快さ。目にしみるさんまの煙に秋の到来を感じ、酉の市で手に入れる切山椒は歳末の風物詩。おつな味、いまの味が記憶の扉を開く。惜しくも急逝された安西水丸画伯のイラストも大増量! 食を愉しみ、食を哲学する絶品エッセイ特盛83篇をご賞味ください。(裏表紙より)

平松さんのエッセイは、お店で食べるものやちょっと珍しいものや贅沢なものがすごく美味しそうに感じられるんだよなあ。いいなあ豊かな日々だなあと思って羨ましくなる。どちらかというとがつんと胃袋や食欲を刺激する食べ物がよく登場する気がしていて、うっかりしているとお腹がぐうぐう鳴ってしまう。お腹が空いた!
侠飯 (文春文庫)
就職活動に悩む大学生・若水良太は、ヤクザどうしの銃撃戦に巻きこまれ、組長の柳刃竜一が部屋に居座ってしまう。居候の柳刃はお取寄せが趣味でキッチンを占領しては料理を作り、恐怖と美味に混乱する良太。そこへ同級生たちも加わって事態は予想外の方向へ! まったく新しい任侠×グルメの異色料理小説。文庫書き下ろし作品。(裏表紙より)

ドラマは視聴済み。ドラマはかなり忠実に作ってあるんだなあと思いました。
料理がメインでもあるんですが、同時進行する就活の様子がなんだか胸にくる……。きついんですよー就活の話ー。ずっと慣れない気がする。
それにしても登場するご飯が美味しそうなこと! つまみっぽいって最高に美味しいじゃないですか。食材などのちょっとしたうんちくも楽しかった。
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Author:月子
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