読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「雨の降る日に、また戻ってくる」と言い残して亡くなった妻のスア。父子二人の生活となったウジンとジホだが、息子は母が戻ってくると信じて疑わず、ウジンは胸を痛めていた。だがある日スアの告げた雨の降る日、思い出の森を散歩していた二人はスアと思しき女性と遭遇する……。
日本の小説を原作とした、邦画も存在する「いま、会いにゆきます」をリメイクした韓国映画。
雨の季節の、神秘的ながら陰鬱で物悲しい雰囲気の邦画を大事にしながら、戻ってきた理由にちゃんと理屈をつけているのがいかにも韓国映画らしいと思いました。思わず「はー! なるほどー!」って言っちゃった。何故かわからないけれど戻ってきた、というよりはこういう方が不思議感はありつつも納得できたかも。
彼と彼女の恋の物語のようでいて、最初から最後まで家族の物語になっていたのも見ていてしんみりして、よかったなあ。スアはずっとウジンとジホに会いに行こうとしていたんだなって。
PR